映画やテレビなどで俳優が着用した時計にフォーカスする「Actor’s Watch」。
第112弾の今回は、「リーアム・ニーソンの腕時計」をお送りします。
、、、あれ?と思っていただけた方は、正式な「Actor’s Watch」ファンと言えるでしょう!(笑)というのも、先週までクリス四天王(クリス・エヴァンス、クリス・ヘムズワース、クリス・プラット、クリス・パイン)の腕時計を順次連載していましたが、実は、、、最後の一人クリス・パインだけご紹介出来ておりません。現在、鋭意調査中となりますので、気を長くして、今しばらくお待ちいただければと思います。
*出典元:http://jalee.jp/archives/4214
齢70歳にして、アクション映画を安定供給し続ける”ハリウッド最強の親父”リーアム・ニーソン。
元々はスティーヴン・スピルバーグがホロコーストを題材にした『シンドラーのリスト』(1993)で、第66回アカデミー賞の主演男優賞にノミネートされるなど、演技派俳優として知られている彼でしたが、『96時間』(2008)にて、誘拐された娘を救い出す元CIA工作員のお父さんを演じたあたりからアクションスターとして開眼。今では毎年のように主演作が公開されていますが、その大半がアクション映画であり、もはや”ニーソン映画”という一ジャンルを築いていると言っても過言ではありません。
ということで、今回の「Actor’s Watch」は、そんなリーアム・ニーソンの腕時計に注目して参ります。
フライトゲーム
NON STOP(2012)
*出典元:https://seikon-keisatu.com/post-915/
幼い娘を亡くし、妻とも離婚したことから、酒に溺れた日々を送るビル(リーアム・ニーソン)。航空保安官の彼は、人生に苛立ちながらも任務の為に飛行機へと搭乗するが、彼の携帯電話に奇妙なメッセージが届く。ハイジャックとも取れるそのメッセージを探る内に、ビルはハイジャック犯に仕立て上げられ、飛行機は未曾有の危機と混乱に襲われる、、、
*出典元:https://elinstyle.com/post-2337-2337
飛行機という密室でショートメッセージが不気味に不安を掻き立てるサスペンス映画『フライトゲーム』。本作でビル・マークス役を演じるリーアム・ニーソンは、カシオ ウエーブセプター(Ref.WV58A-1AV)を着用しています。
劇中、犯人から「20分毎に1人殺す」と脅迫され、タイマーをセットする際にしっかり登場します。リーズナブルながらも、機内でタフな戦いを繰り広げるにはぴったりな堅牢性を兼ね備えたモデルのチョイスとなっていますね。
アンノウン
UNKNOWN(2011)
*出典元:https://movies.yahoo.co.jp/movie/339107/
医学博士のマーティン・ハリス(リーアム・ニーソン)は若い妻とともに学会に出席するため出張先のベルリンへと赴くが、宿泊するホテルに向かう途中で交通事故に遭う。病院で一人意識を取り戻したハリスだったが、妻にはその存在すら認識されず、見ず知らずの男が自分になりすましていた。孤立無援の中、謎の暗殺者に追われるなどの危機を乗り越え、陰謀を暴くことは出来るのか、、、
*出典元:https://oceanictime.blogspot.com/
ベルリン市内でのロケを敢行し、緊迫したカーチェイスシーンやニーソンならではのアクションシーンが見どころの本格サスペンス・アクション『アンノウン』。本作でビル・マークス役を演じるリーアム・ニーソンは、ロレックス ディープシー(Ref.116660)を着用しています。
昏睡から覚めたマーティンが、裏蓋に彫られた夫婦のイニシャルと結婚記念日と思われる日付を見て妻の事を思い出すという、物語が動くきっかけを作る小道具としても活躍しています。
96時間 リベンジ
TAKEN2(2013)
*出典元:https://eiga.com/movie/77609/
イスタンブールで就いていた警護の仕事を終え、元妻レノーア(ファムケ・ヤンセン)と娘のキム(マギー・グレイス)を同地に呼び寄せた、元CIA工作員のブライアン(リーアム・ニーソン)。バカンスを一緒に過ごし、家族の絆を取り戻そうとするブライアンだったが、かつて彼に息子や部下たちを殺された犯罪組織のボスによる復讐の計画が動き出していた。ブライアンとレノーアは組織にとらわれ、辛くも難を逃れたキムはイスタンブールの街をさまよい続ける。そしてブライアンは、妻と娘の命を守ろうとするが、、、
*出典元:https://www.watchuseek.com/
元CIA工作員が単身で犯罪組織に立ち向かっていく姿を激しいアクションとともに描いた『96時間リベンジ』。全3部作で描かれている『96時間』シリーズの2作目にあたる本作で、強すぎるお父さんブライアン・ミルズ役を演じるリーアム・ニーソンは、ハミルトン ジャズマスター(Ref.H32411555)を着用しています。
シンプルで落ち着いたデザインのこちらですが、やはり元CIA工作員というもの。どこにでもいそうな紳士に化けつつ、密かにミッションを遂行するといった役柄には、このようなスマートな時計が適しているのでしょう。
まとめ
劇中で基本的に戦っていることの多い彼ですが、テロリストから一般客を護衛する航空保安官や秘密裏に動く元CIA工作員等、扮する職種も様々。”戦う”という共通点はあるものの、その時々で腕時計も役柄に合わせて変えてきています。1本の時計を愛着を持って活用していくのも、もちろん良いと思いますが、複数本をご自身の利用シーンに合わせて使いこなしていくことも、考えの一つに入れてみてはいかがでしょうか。
さて、次回はいよいよクリス四天王の最後の一人「クリス・パイン」が登場するのか、はたまた違う俳優となってしまうのか。(笑)次回の「Actor’s Watch」をお楽しみにお待ちください!
ではまた!