世界屈指のカスタムウォッチメーカーとは!?
カスタマイズと聞くと「そもそも本物なのか?」「手を加えることで、評価が下がるのではないか?」と、少しネガティブなイメージが多いかと思われます。
今回ご紹介する“アルティザンズ ドゥ ジュネーブ”はそんな概念を吹き飛ばす程のクオリティの高さ、そして何よりもデザイン性の高さを証明しているカスタムウォッチメーカーです。
私自身も最初はどのようなブランドなのかと半信半疑でいましたが、時計を見た瞬間に考えを改めさせられました。
そんな“アルティザンズ ドゥ ジュネーブ”についてご紹介していきたいと思います。
“アルティザンズ ドゥ ジュネーブ”とは
“アルティザンズ ドゥ ジュネーブ”はスイスのジュネーヴにある2005年に設立されたカスタムウォッチの時計工房です。主にロレックスのカスタムウォッチを生産しており、オリジナリティ溢れるデザインは一部の時計マニアを熱狂させ続けています。年間で生産される時計の本数は限られており、市場での出回りは殆どなく、入手困難な時計となっております。日本においても流通している個数は少なく、実際に当店でも取り扱いは数本程、、、そのどれもが、即売で売れていきました。
“アルティザンズ ドゥ ジュネーブ”のシリーズ
“アルティザンズ ドゥ ジュネーブ”では、基本的にカテゴリーごとにシリーズ化された商品を展開をしていました。メインとされているのはTRIBUTE(トリビュート)・LAB(ラボ)・COLLAB(コラボ)の3ラインアップです。最近はTRIBUTE(トリビュート)の展開が多く、当店コミット銀座で現在販売しているデイトナはMONOCLE(モノクル)と呼ばれる新しいシリーズになります。
TRIBUTE(トリビュート)
TRIBUTE(トリビュート)はロレックスの現代モデルをヴィンテージ風にオマージュしたシリーズです。デイトナを中心に、サブマリーナー、ミルガウスなどヴィンテージロレックスを再現してきました。単純にコピーするだけでなく、現代の要素も盛り込んだデザインだからこそ、その価値とクオリティの高さに人々は心を惹かれるのでしょう。
TRIBUTE(トリビュート)の中でもポールニューマン風にアレンジしたデザインは評価と人気が非常に高く、高値での取引となっております。
※Tribute to 6241
LAB(ラボ)
LAB(ラボ)はロレックスのベースを生かしつつ、オリジナルデザインで展開しているシリーズです。実験的なデザインが多く自由度の高い発想から生み出されるモデルは見るものをワクワクさせる力があります。
当店コミット銀座でもサブマリーナーをアレンジしたラフマットカーボンとラフマットダイバーを取り扱いさせて頂いたことがございます。その時は一瞬で販売に至りました(笑)
※ラフマットカーボン
COLLAB(コラボ)
COLLAB(コラボ)は、著名人とのコラボレーション企画でできたモデルのシリーズになります。最も話題となった有名なコラボでいくと、伝説的なレーサーでもあるファン・パブロ・モントーヤと共同開発した“デイトナをスケルトン化したモデル”になるでしょう。スイスでも屈指の時計職人を1000人以上集め、研究開発に2年以上もの時間を要したという最高級のデイトナになります。もはやカスタムのレベルではありませんね。
※ファン・パブロ・モントーヤ共同開発モデル
また、他にもサッカー界からはアンドレア・ピルロ、テニス界からはマッケンローなど著名人が多数コラボレーションしています。注目度の高さがうかがえますね。
※アンドレア・ピルロ共同開発モデル
MONOCLE(モノクル)
ここで、2021.02.08 現在コミット銀座で販売している“アルティザンズ ドゥ ジュネーブ”をご紹介したいと思います!
アルティザンズ ドゥ ジュネーブ The Blausee Challenge SS 手巻
手作業で、Cal.4130を「スケルトン」「手巻き」仕様にしたモデルになります。2モデルのデザインがあり、SS(ステンレススチール)モデルはデイトナ「Ref.116520」。18KRG(ローズゴールド)モデルは「Ref.116505」を元に作成しております。
今回ご紹介のSS(ステンレススチール)モデルは、エメラルドグリーンに輝くスイスのブラウ・ゼーという湖の水面の色をモチーフに作られております。
▶ベゼル:工房で加工を施したセラミックベゼルは、ブラウ湖の色を繊細に表現。手作業で磨かれたベゼルは美しいの一言です。
▶ダイヤル:文字盤はサンドブラスト加工仕上げを施し、漆黒のブラックにオレンジをポイントにして作り上げています。
コミット銀座 販売価格:\9,090,000-(税別)
まとめ
今回ご紹介した“アルティザンズ ドゥ ジュネーブ”はいかかでしたでしょうか。
高級時計をカスタマイズする必要があるのか?と思われていた皆様も、今回の内容をご覧いただき、考えを改められたのではないでしょうか。
オリジナルのデザインはしっかりと踏襲しつつ、観るものを唸らせる革新的なデザインを展開する“アルティザンズ ドゥ ジュネーブ”
カスタマイズへの情熱と圧倒的な技術力の高さが表現する時計は、まさに芸術の域と言っても過言ではないと思われます。
いつか私もこのオリジナリティ溢れる“アルティザンズ ドゥ ジュネーブ”を腕に通してみたいものです。
ではまた!