『時計とは受け継がれるモノ』

私は時計をこのように思っております。
メンテナンスをしていれば一生使えるであろう機械式高級時計。そしてその時計の歴史を次に所有する人が紡いでいく。こんなに素敵なことはありますか?
これは時計が成せる大きな功績のひとつではないでしょうか。
洋服も車も、一生使うことは難しいと思います。日々使用するモノの中で時計は異質な存在とも言えるくらい、長く使えるアイテムなのです。

そのような背景から、今回はタイトルにあるように子供に受け継ぎたいブランド4選】をお送りしていきたいと思います。
自分自身が着けるために購入し、使用することはもちろんですが、息子孫の代まで残したいと考えている方とても多いと思います。

では実際どのようなブランドがオススメなのか。本当に受け継ぎたいブランドがこの中から見つかれば幸いです。

①パテックフィリップ

パテック フィリップのインターナショナル・カスタマーサービスによるコミットメントは、いかに年代を経たものであっても、パテック フィリップ・タイムピースのオーバーホール、修理、修復をお引き受けするという誓約によって最もよく表現されます。当社は、時計のオーバーホール、修理、修復に必要な知識と技術は、新しい時計を製作するために必要な知識と技術と同じくらい重要であると信じています。そのため、すべてのサービスは、厳格に訓練され認定されたウォッチメーカーのみが行っています。

*パテックフィリップ公式ホームページ参照

パテックフィリップは『永久保証』を宣言しており、世界中で信頼を得ております。この『永久保証』により「パテックフィリップ=一生モノの時計」というブランドイメージを構築しました。一代のみならず、子供・孫に至るまで、偉大な伝統を引き継いでほしいという熱い思いが込められていますね。

※おすすめモデル:ノーチラス・アクアノート・カラトラバ

②オーデマピゲ

オーデマ ピゲ は単なる会社ではありません。 独立性を保った家族経営を続けており、1875年に全てが始まったル・ブラッシュにおいて知識や技術の枠を未来の世代へと受け継いでいく責任を負っているのです。

*オーデマピゲ公式ホームページ参照

オーデマピゲも先程ご紹介したパテックフィリップと同様に『永久保証』を宣言している雲上ブランドの一つです。数多ある時計ブランドの中でも珍しい創業から家族経営を続けており、まさしく伝統と歴史を紡いできたブランドになります。そんなオーデマピゲの時計を子供・孫に受け継ぐということは、これ以上ない喜びだと私は思います。

※おすすめモデル:ロイヤルオーク

③IWC

世界 25カ国で 200人に及ぶ時計師と技術者たちが修理とメンテナンスに専任で従事し、1868年の創業以来製造されたどんな時代の時計にも対応しています。また、IWCでは、どんなに詳細な情報でも確認できるように、1885年以降市場に送り出された全製品についての詳細な記録を保管しています。

*IWC公式ホームページ参照

IWCもまた上記2ブランドと同じく『永久保証』を謳っている歴史あるブランドです。

雲上ブランドを除いて『永久保証』を掲げているブランドは珍しく、こちらも世代を超えて愛されております。世界25か国で200人に及ぶ時計̪師と技術者たちが修理とメンテナンスに専任で従事し、1868年の創業以来、製造されたどんな時代の時計にも対応しています。

「質実剛健」で表されることが多いIWCですが、そのイメージ通りに後世へと受け継がれるべき時計だと思います。

※おすすめモデル:ポルトギーゼ

④ロレックス

いつの時代にも愛されてきたロレックスの時計は、素材の持つ価値を超えて、そのひとつひとつに大切な意味がある。

それが代々受け継がれてきたものであれ、成功の証や贈り物として受け取ったものであれ、ロレックスの時計は人生に特別な瞬間をもたらす感動の象徴となる。

*ロレックス公式ホームページ参照

今や世界中の時計ブランドの中で、ロレックスほど認められているブランドはないでしょう。この時計を身に着けているステータスは何にも代えがたい喜びとなります。また、実物資産としても世界中で認められており、受け継ぐ上でこれ以上ないブランドだといえます。圧倒的なブランド力・高品質・資産性と全てを兼ね備えたロレックスは、家宝になること間違いありません。

おすすめモデル:デイトナ・サブマリーナー・GMTマスター

まとめ

今回ご紹介した4ブランドはいかかでしたか。

たった1本の時計が、この先100年以上受け継がれていくことを想像するとワクワクしたのではないでしょうか。

自分の人生を共に歩み、子供、孫がそれを引き継ぐ。まさに男のロマンですね。

高級時計を買うという選択は、もちろん高額なモノが多く、簡単に決断できるものではないと思います。そんな時、自分の子供たちや孫にまで「受け継いでいける」という要素があると、なんだか背中を強く押してもらえるような気が致します。

このコラムをお読みいただき、高級時計を代々受け継いでいきたいと思い、高級時計ライフを楽しんでいただければ幸いでございます。

ぜひ、皆様も歴史と伝統を紡いでいきましょう!

ではまた!

コミットtv 八木コラム