皆様こんにちは!
久しぶりにやってきました~時計と革靴~シリーズ!!
前回に引き続き【高級時計メーカーを高級革靴メーカーに喩えてみた】Part3ということでご紹介していきたいと思います。
Part1・Part2をご覧になっていない方は、ぜひご視聴ください↓↓
今回は日本が世界に誇る【グランドセイコー】、そして【オメガ】、【ジャガールクルト】をピックアップしていきます。
前回に引き続き、こちらはあくまで私の個人的な見解になりますので、皆様その点は暖かい目で見てご覧ください。
Grand Seiko【グランドセイコー】
最初にご紹介するのは、日本が世界に誇る【グランドセイコー】。
1881年に創業し、1931年に国産初の腕時計を製造した【セイコー】が、1960年に立ち上げた高級ラインが【グランドセイコー】です。スプリングドライブ式キャリバーなど、圧倒的な技術力を搭載した時計達は、スイスの公認クロノメーターを超える精度を誇っております。
2021年の新作では日本の”四季”をダイヤルで表現したモデルを発表。日本の良さを腕時計に反映し、世界に発信している誇り高きメーカーですね。
⇩⇩COMMIT TVでのグランドセイコー特集はこちらから⇩⇩
そんな【グランドセイコー】
『高級革靴メーカー』に喩えるなら
↓↓↓
SCOTCH GRAIN【スコッチグレイン】
1964年創業の「ヒロカワ製靴」が、1978年にスタートしたオリジナルブランド【スコッチグレイン】。
【スコッチグレイン】の名の由来は、スコットランド伝統の「スコッチグレインレザー」という、表面に細かい粒状のエンボスが刻まれる皮革の加工方法から由来します。
その名が表す通り、革の質には徹底的に拘り、ヨーロッパ諸国で素材を買い付け、国産革に関しても栃木や姫路など、国内有数のタンナーから仕入れを行っています。
靴作りに関しては東京都墨田区にある工場で、日本の熟練職人たちが一貫生産で170の工程を要する、英国伝統のグッドイヤーウェルト製法を用いて制作。工程数もパーツ数も多く、熟練の技術と多くの時間を要する製法です。【スコッチグレイン】の靴に使用される木型は日本人の足に合うよう設定されており、履き込むほどに足に馴染み、長く履くことができます。
【グランドセイコー】同様に、日本が誇る革靴メーカー【スコッチグレイン】。日本のメーカーを皆さんで応援していきましょう!
OMEGA【オメガ】
続いては【オメガ】のご紹介です。
1848年。時計師ルイ・ブランがスイスで工房を設立したことからその歴史がスタートした【オメガ。そのおよそ半世紀後にあたる1894年。当時高品質のムーブメントであった「Cal.19 ライン」を発表し「最高」「究極」の時計であるという自負から、ギリシャ語アルファベットの最終文字「Ω=オメガ」と命名されました。
【オメガ】と言えば、初めて月に行った腕時計『スピードマスター』が有名ですね。『スピードマスター プロフェッショナル “ムーンウォッチ”』/『スピードマスター』は、【オメガ】を代表するタイムピースのひとつ。6回の月面着陸プロジェクトすべてに携帯された、伝説の『スピードマスター』は【オメガ】のパイオニアスピリットを受け継いでいます。
そんなOMEGA【オメガ】
『高級革靴メーカー』に喩えるなら
↓↓↓
Church’s【チャーチ】
1873年にイギリス ノーザンプトンで創業した、140年以上の歴史を誇る名門【チャーチ】
もともと革靴業界には左右という概念はなく、現在とはまるで違う造りの靴がほとんどでした。そんな折、【チャーチ】が初めて左右の形の違いを造り出し、0.5単位のサイズ展開を考案。この革新的な革靴の誕生により、革靴業界は大きく発展していきます。
18世紀後半には米国で誕生したグッドイヤーウェルト製法を、イギリスでいち早く取り入れ、「英国既成靴=グッドイヤーウェルト」というイメージを定着させた第一人者も【チャーチ】であります。今や、そのハイクオリティな靴は世界中で愛用されていますね。
そして【チャーチ】を今回選んだ理由の1つとして、007のジェームズボンドが愛用していたことが挙げられます。当店では、コラムやYouTube(コミットTV)でジェームズボンド特集をしていますが、そこで紹介した「慰めの報酬」において【チャーチ】の代表作である「シャノン(SHANNON)」を履いていたと言われております。
※シャノン(SHANNON)
『ジェームズボンドが愛用している靴といえば【チャーチ】』
『ジェームズボンドが愛用している時計といえば【オメガ】』
これ以上の説明は不要ですね。
JAEGER-LECOULTRE【ジャガールクルト】
最後は、1833年にスイスで創業した老舗高級腕時計メーカー【ジャガールクルト】。
世界でも数少ないマニュファクチュールとして、最高品質の時計製作をしています。ムーブメントからケースまで全ての工程を自社で受け持ち、その技術力の高さは指折りです。また、世界三大高級腕時計ブランド【パテックフィリップ】【オーデマピゲ】【ヴァシュロンコンスタンタン】にもムーブメントを提供していた実績からも、その技術力の高さが伺えます。更には400件を超える特許取得、数百件の発明と、技術力と発明力では他の追随を許しません。
そんな【ジャガールクルト】の代表作といえば「ポロ競技の激しい衝撃にも耐えられる腕時計を作って欲しい」という要望から生まれた『レベルソ』。ポロ競技発祥の地、イギリスに精通している【ジャガールクルト】らしい、クラシックスタイルに抜群に合うモデルですね。
JAEGER-LECOULTRE【ジャガールクルト】
『高級革靴メーカー』に喩えるなら
↓↓↓
Crockett&Jones【クロケット&ジョーンズ】
【ジャガールクルト】にピッタリの時計と言えば、英国紳士が愛する【クロケット&ジョーンズ】でしょう。
1879年に創業した【クロケット&ジョーンズ】は、先ほどご紹介した【チャーチ】同様に革靴の聖地ノーザンプトンに工房を構えております。当時はOEMブランドとしての地位を確立しており、【ジョンロブ】や【ジョージクレバリー】などの靴も手掛けていました。一流の技術があることは言わずもがなですね。
実は、私自身この工房を訪れたことがございます。当時はそんな大金があるわけでなく、見学だけで終わってしましましたが、その時のことが忘れられず、日本に戻ってお金を貯めて購入してしまいました。
そんなクラシックスタイルには欠かせない【クロケット&ジョーンズ】の革靴と【ジャガールクルト】『レベルソ』を合わせて、大人のカッコいい男性を演出したいですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
Part1・2に引き続き、たくさんの素敵な『高級革靴メーカー』のご紹介が出来たかなと思います。個人的にも思い入れのあるメーカーが多く、改めて紹介させていただいたことで、やっぱり素敵だなと思わされる次第でございました。
前回同様に今回選ばせていただいた『高級革靴メーカー』は、あくまで私の独断と偏見によるものなので、その点はご了承いただければと思います。
今回の内容を見ていただき、
「時計好きの方が革靴好きに」
「革靴好きの方が時計好きに」
なっていただければ幸いでございます。
ではまた!