皆さまこんにちは!
今回は、私の代名詞と言っても過言ではない(自称です笑)”革ベルト”についてお話しさせて頂きたいと思います。
以前コミットTVの企画内で、革ベルトの名門 ジャンルソーさんとコラボ企画をやらせていただいた際に、夏でも使える革ベルトの仕様で【オーダーメイド】いたしました。
*ご視聴がまだの方は是非こちらからご覧ください↓↓
実際に【オーダーメイド】した革ベルトで夏を過ごすと、ベルトの傷み具合や、着け心地はどうなのか!?
私の実体験とともにお送りしていきます。
- ◆ 夏に革ベルト!?
- ◆ オーダーメイド
- ◆ おすすめの素材と仕様
- ◆ 実際に使用してみて
- ◆ まとめ
夏に革ベルト!?
そもそも一般的には夏に革ベルトというイメージはあまりないかと思います。もちろん通年で使えるアイテムではありますが、昨今の夏は猛暑が続き、暑さの影響で腕元に革ベルトを着ける機会は減ってしまったと思われます。また、革は汗などの影響でダメージを受けやすく、劣化が進みやすいです。そのような理由からも、夏は基本的にはブレスタイプの腕時計を使用されている方が多いのです。
では、夏でも革ベルトを着けたい方はどうすればいいか?こちらについて解説していきます。
オーダーメイド
今回、夏でも革ベルトを着けたい方におすすめするのは【オーダーメイド】です。
【オーダーメイド】は一からすべて自分好みの仕様に作ることが出来るため、”カラー、素材、サイズ、デザイン”など、世界にひとつだけのオリジナルの一本に仕上げられます。
では、そのようなオリジナルの1本を、夏に活躍させるにはどうすれば良いか?
それは、、、
裏地
になります!!
裏地、、、!?と思われるかもしれませんが、実はここがものすごく大切なポイントで、革ベルトを長く使う上でも重要な要素となります。
裏地というと、外見上は見えない部分だし、そこまで拘る必要がないように思われますが、この素材と仕様をどうするかによって革が長持ちし、夏場でも愛用し易くなるのです。
おすすめの素材と仕様
ここからは、具体的にどのような素材や仕様にすればいいのか!?
簡潔にご紹介していきたいと思います。
ラバー
一般的にはカーフなどの革を使用することが多いのですが、【オーダーメイド】で裏地を『ラバー』に変更することで、夏に対応できる革ベルトに進化します。
『ラバー』ですので汗による劣化も少なく、耐久性が上がります。
また、写真の仕様はオプションで『シームレス』にしているため、表革と裏地の縫い目が出て来ない仕様にしています。実はこの仕様も非常に重要で、糸の縫い目が裏地に出ていると、その糸穴から汗などが表革に浸透し、劣化や傷みの進行を早めてしまう原因になるのです。
撥水加工を施した牛革
続いてご紹介するのは『撥水加工を施した牛革』になります。
『ラバー』だと少し抵抗がある方や、革ベルトの特徴でもある馴染みの良さや雰囲気をそのまま楽しみたい方にとっては、この仕様がおすすめです。
こちらも先ほどお伝えした『シームレス』仕様に変更することで、通常よりも格段に汗などに対応できる革ベルトになります。
何を隠そう私も、【オーダーメイド】で2本作ったうちの1本は、こちらの『撥水加工を施した牛革』をチョイスしております。
実際に使用してみて
最後に、上記で述べてきた仕様の『ラバー』と『撥水加工を施した牛革』の革ベルトを、この夏実際に使用して感じたことをお伝えしていきます。
劣化に強い
まず両方に共通して言えることは、表革が傷みにくく、きれいな状態が保たれているということです。今までの革ベルトですと、数か月使用すると革の表面やベルトの穴付近に劣化がみられましたが、上述した仕様にしたことで、革の堅牢性が高まっています。
※通常の革(日本ロレックス正規品)
↓↓↓
※『ラバー』+『シームレス』仕様
写真をご覧いただければ一目瞭然かと思われます。ほどんど傷みや劣化は見られず、きれいな状態を保っています。個人的にはここまで違うものかと実感いたしました。
着用感
ここは皆さま非常に気にされるポイントかと思います。
「通常の革」と『ラバー』の仕様で、どちらの着け心地がいいかと問われた場合、正直に申し上げるならば「通常の革」と答えるでしょう(笑)
ですが、決して『ラバー』の着け心地が良くないということではございません。
最初こそ腕に馴染むまでは張り感を感じると思いますが、時間が経てば全く気になりません。また、逆にメリットとして『撥水加工を施した牛革』は、通常よりも若干厚みが出るためホールド感が良く、安定した着け心地となります。
まとめ
いかかでしたでしょうか。
仕様によっては、夏でも革ベルトを使用していただけることがお分かりいただけたかと思います。今回は私が実際に経験したことを基にお話しさせていただきましたが、革ベルトをシーズンに合わせて変更しながら着けることで、ベルト自体が長持ちし、長期に渡って楽しんでいただけるというメリットもございます。
また、素材やカラーを変更するだけで、見た目も気分も一新でき、1本で2本持っているかのような気分になることも出来ます。
そして、何よりも【オーダーメイド】は【愛着】がめちゃくちゃ湧きます。(笑)
是非とも、この記事をご覧になったことで、来年の夏、ご自身のお気に入りの愛機に革ベルトを装着して、高級時計ライフを楽しんでいただければ幸いです。
ではまた!!