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今回は「ロレックス デイトナ Ref.116520」 は今狙い目のモデルと言えるのか⁉️こちらについてお話ししていきたいと思います。


キング・オブ・ロレックスの称号を持つ『デイトナ』ですが、これまでの歴史の過程で何度もマイナーチェンジを繰り返し、幾多のモデルが生まれてきました。現在の相場は、どのモデルも非常に高い水準となっており、一向に需要が落ちない不動の地位を確立しております。

しかし、『デイトナ』でも価格的にまだ上がりきっていないモデルが存在しています。それが

「ロレックス デイトナ Ref.116520」(以下 「Ref.116520」)

今回はこちらの「Ref.116520」が今狙い目なのかどうか、お話ししていきたいと思います。

ロレックス デイトナ Ref.116520とは

まずは「Ref.116520」の基本スペックと代表的な特徴をお伝えしていきます。

◆スペック

 ・生産期間:    2000年〜2016年頃 ※マイナーチェンジ:多数
 ・素材:      SS(ステンレススチール)
 ・文字盤カラー:  白/黒
 ・ケースサイズ:  直径40mm
 ・ムーブメント:  Cal.4130 自動巻き
 ・パワーリザーブ: 約72時間
 ・防水性能:    100m
 ・夜光素材:    ルミノバ、クロマライト
 ・風防素材:    サファイアガラス

現在販売されている「Ref.116500LN」=現行モデルの1世代前にあたる、2000〜2016年頃まで生産されたロングセラーモデル「Ref.116520」。『デイトナ』では第5世代にあたります。

このモデルのハイライトと言えば、ロレックス悲願の自社製クロノグラフムーブメント【Cal.4130】を初めて搭載したというポイントになります。また、16年という生産期間の長さ故に、細かい部分を含めると、多数のマイナーチェンジが行われました。

◆代表的な特徴

続いて、代表的な特徴を年代ごとにポイントを絞ってご紹介していきたいと思います。

【2000年~2004年頃】

※左:細針仕様

「細針仕様」

生産初期にしかない細針仕様。2004年途中から長短針が太くなるマイナーチェンジが行われました。第4世代にあたる「Ref.16520」を彷彿とさせるシャープな印象が特徴的で、細針仕様は人気の高い仕様となっております。

【2006年頃~】

「ルーレット刻印」

こちらは他のモデルでも度々登場しておりますのでご存知の方も多いはず。ダイヤル外周部分に「ROLEX」の文字とシリアルナンバーが刻印されています。

2010年~2011年頃

※左:前期型 右:後期型

「インダイヤルの枠の色」

インダイヤルの色が黄色味がかったシルバーから、輝きの強いシルバーに変更されました。一部では”ギラギラインダイヤル”なんて呼ばれていたりもします。これは好みがわかれるところですね。「Ref.116520」の購入検討をされる場合は、是非チェックしていただきたいポイントです。

【2013年頃~】

※左:ルミノバ 右:クロマライト

「夜光塗料がクロマライト」

夜光塗料がルミノバからクロマライトへ変更されました。これにより暗闇での光り方が変わり、より視認性が高まりました。

【2015年中頃~2016年前半頃】

「鏡面バックル」

バックル中板部分が「梨地仕上げ」から「鏡面仕上げ」に変更されました。どちらも素敵な仕上がりですが、「鏡面仕上げ」は2015年中頃~2016年前半頃しか生産されておらず、希少な個体として評価が高まっています。

今狙い目だと言える理由

ここからは本題に戻り、ポイントを3つに分けてご説明いたします。

❶価格

まずはじめは価格について

前述でも申し上げた通り、他世代の『デイトナ』に比べて「Ref.116520」は価格が上がり切っていないです。

ちなみに概算での販売価格(※保証書等の付属品がある個体で2021/7/10時点の相場)ですが、

第6世代「Ref.116500LN」
⇒黒:約340万~ 白:約380万~
第5世代「Ref.116520」
⇒黒:約260万~ 白:約260万~
第4世代「Ref.16520」
⇒黒:約380万~ 白:約370万~
第3世代~第1世代「手巻きデイトナ」
⇒ASK

このように一覧で表すと、前後のモデルと比較して、まだ値段が上がりきっていないことがお分かりいただけるかと思います。約80~120万円の差は、現時点で大きな価格差です。

また、その他の『デイトナ』モデルの上がり方を見てみると、「Ref.116520」は今後の伸びしろに期待できるのではないかとも考えられます。

❷機能性

続いて機能面についてお話いたします。

相場が他の『デイトナ』と比べて安価だからと言って、決して機能面が劣っているわけではございません。

時計の動力源とも言えるムーブメントは、現行「Ref.116500LN」と同じく『Cal.4130』を搭載しており、スペックは変わりません。また一体型フラッシュフィットを採用したのも、デイトナでは「Ref.116520」が始まり。その他も大きな機能面の違いはありません。

つまり、現行モデル「Ref.116500LN」と「Ref.116520」は機能面においての差はなく、高性能だということが分かります。

◆デザイン性

最後はデザイン性についてお話いたします。

時計選びにおいてデザイン性は重要視されるポイントのひとつとなります。ただし、個人的な主観による部分も大きいため、出来るだけ客観的に見てお伝えいたします。

よく言われている印象
第4世代「Ref.16520」     ヴィンテージ感溢れる雰囲気、シャープな印象。
第5世代「Ref.116520」   インダイヤルの存在感による迫力、全体のバランスが整った印象。
第6世代「Ref.116500LN」  ベゼルがセラミック化され、近代的(モダン)でハッキリとした印象。

現状から読み取ると、第4世代モデル「Ref.16520」や現行モデル「Ref.116500LN」は、より時代に合った、需要が高い見た目と言えるでしょう。

しかし、そもそも『デイトナ』自体のデザイン性はとても人気があり、需要の高いモデルであることに変わりはありません。ましてや、ロレックスだけに限らず、時計業界全般で考えても「Ref.116520」は需要が高い=デザイン性も高いモデルと言えます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ロレックスでも不動の人気を誇る『デイトナ』ですが、その中でも今狙い目だと思えるモデル「Ref.116520」のご紹介をさせて頂きました。

『デイトナ』の中でも比較的脚光を浴びていない「Ref.116520」ですが、価格・機能・デザイン性、どの軸で見ても優れた点が多く、将来性も見込める『優良モデル』です。

是非とも今回の内容が『デイトナ』購入を迷われている方の一助となれば幸いです!

ではまた!

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