みなさま、こんばんは!
【オメガ】と【スウォッチ】の人気コラボレーションモデル、通称『ムーンスウォッチ』から3本の新作モデルが6月15日に発売されました。
『ムーンスウォッチ ミッション・オン・アース』
これまでは太陽系の天体や月をモチーフにしていましたが、今作の舞台は地球!宇宙からも見える壮大な地球の自然からインスピレーションを受けた今作には、新たなカラーリングが採用されています。 そんな今回は、さらなる進化を遂げた新作『ムーンスウォッチ ミッション・オン・アース』を詳しく解説していきます。
概要
特徴
①地球の自然をモチーフにしたデザイン
これまでの【ムーンスウォッチ】では、太陽系の天体や月をモチーフにしたモデルがラインアップされてきましたが、今回は地球に着想を得たデザインとなっています。
『ミッション・オン・アース ラヴァ』は、活火山から流れ出る高温の溶岩にインスパイアされた一本。目を引く鮮やかなオレンジ色のケースに、ブラックのダイヤルが採用されています。
『ミッション・オン・アース デザート』は、砂漠をモチーフにしており、全体がグレージュカラーで統一されているため、3本の中で最も使い勝手の良いカラーリングなのではないでしょうか。
『ミッション・オン・アース ポーラーライツ』は、北極の星にインスピレーションを受けた一本。グリーンがかったターコイズブルーのケースに、シルバーの小さな星が散りばめられたブラックダイヤルとのコントラストが幻想的な色合いとなっています。
②随所に施された過去へのオマージュ
随所に過去作のオマージュが施されているのもポイントで、『ミッション・オン・アース ラヴァ』では、2018年に2012本限定で発売された【オメガ】『スピードマスター “ウルトラマン”』をオマージュしたオレンジ色の秒針が採用されています。 また、3つのインダイヤルの数字は『スピードマスターアラスカⅡ』『スピードマスタープロジェクトⅢ』と同じ放射線状に配置されています。
もちろん、【ムーンスウォッチ】からの意匠も多く受け継いでおり、裏蓋の電池カバーもその一つ。 これまでの【ムーンスウォッチ】モデルは裏蓋の電池カバーに、モチーフとなった各天体がデザインされていましたが、今作では地球がデザインされています。
③バイオ由来のパーツ
【ムーンスウォッチ】の特徴といえば、【スウォッチ】独自の素材であるバイオセラミックを用いているところ。 これは、セラミックとヒマシ油を原料にしたバイオ由来の素材で、環境に配慮しているだけでなく、耐久性と汎用性に優れている素材です。 ケースやベゼルにバイオセラミックを用いているだけでなく、風防ガラスにもバイオ由来の素材が使われており、環境に配慮したサステナブルな時計であることがわかります。 肌ざわりも良く、他の素材に比べて金属アレルギーが出にくいのも魅力です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
2022年から始まった【オメガ × スウォッチ】は、年々更なる進化を遂げており、【スウォッチ】ならではのリーズナブルな価格のみならず、時計ファンの心をくすぐるマニアックなこだわりが随所に感じられたのではないでしょうか。
また、「もう天体はやり尽くしたのでは!?」なんて思ってたら大間違い!大方の予想を超えてくるところも『ムーンスウォッチ』の魅力ですよね。
今回も本コラムを見て下さったことで、一人でも多くの方が高級腕時計に興味を持ってくだされば幸いです!
ではまた!