みなさま、こんばんは!
先日【オーデマピゲ】から新作モデルが発表されました。
その名も
『ロイヤルオーク ミニフロステッドゴールド クォーツ』
こちらは、1997年に発表された『ミニロイヤルオーク』をベースにしたもので、アイコニックな『ロイヤルオーク』のデザインはそのままに、技術、デザインと、進化を遂げています。
今回は、そんな上質なジュエリーウォッチとして蘇った新作モデルをご紹介します!ぜひ最後まで楽しんでご覧ください。
概要
特徴
①小ぶりな23mmのケースサイズ
今作の一番の特徴は、23mmのケースサイズです。現行の『ロイヤルオーク』のコレクションの最小サイズは33mmで、ユニセックスサイズとはいえ、女性には少し大きめです。そのため今作の23mmというサイズは、女性にとってかなり使いやすいと言えるでしょう。
ブランド側も、ラグジュアリースポーツウォッチというよりもジュエリーウォッチとしてアピールしています。アクセサリーに近い感覚で着用できるのも、嬉しいポイントですね。
②ケース・ブレスレットのフロステッドゴールド仕上げ
今回の新作の特徴の一つが、ケースとブレスレットに施された、フロステッドゴールド仕上げ。宝飾デザイナーのキャロリーナ・ブッチが、2016年に『ロイヤルオーク』で取り入れた手法を、今作でも取り入れています。
フロステッドゴールドは、伝統的なフィレンツェの鍛金技法を用いたゴールドのことであり、ダイヤモンドを取り付けた工具で金の表面に細かな加工を施すことで、繊細でありながらも、華やかな印象を与えてくれます。
緻密な凹凸の連なりから、独特の光の乱反射を生み出しており、ダイヤモンドダストと呼ばれることも。この加工は【オーデマピゲ】の熟練の職人による手作業で行われています。
宝石を使わずに、きらびやかな印象を与えながらも華美になりすぎないという【オーデマピゲ】のデザインセンスが光る仕上がりとなっています。
③ アイコニックなタペストリーダイヤル
ケース・ブレスレットにはフロステッドゴールド加工が施されている一方、ダイヤルには『ロイヤルオーク』を象徴するタペストリーパターンが採用されています。
サイズに合わせたプチタペストリー仕様となっており、ケースの色とマッチしたインデックスと針がダイヤルのアクセントとなっています。針はやや太めで、日付表示や秒針を配したシンプルな3針のデザイン性と視認性の絶妙なバランスを保っています。また、針とインデックスには夜光が塗布されているため、暗闇でも時刻確認ができるのも魅力です。
現行33mmでは、12時のインデックス下に【オーデマピゲ】のロゴが配されていましたが、今作では12時のインデックスの代わりに、レターが配されています。『ロイヤルオーク』の単なる縮小版ではなく、サイズやコンセプトに合わせて細部にもこだわっているのがわかります。
④最大7年駆動のクォーツムーブメント
搭載ムーブメントは、このサイズのクォーツでは最高クラスの「Cal.2730」。巻き上げの必要がないので、非常に使い勝手が良いというのもポイント。さらに、7年以上のバッテリー寿命を持っており、長期間電池交換をする必要がありません。また、このムーブメントにはスイッチが搭載されており、リューズを引くだけでバッテリーを一次的に無効にできます。そのため、使わない期間に無効にすることで、バッテリーの寿命を消耗せずに済みます。
また50m防水を備えているため、日常生活での汗や雨、手洗いなど水がかかるシーンでも安心して使えます。優れたデザインだけでなく、実用的な機能を持っているのも今作の大きな魅力ですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ディスコンとなっていた『ロイヤルオークミニ』が新たなモデルとして生まれ変わり、復活しました。『ロイヤルオーク』のアイコニックなデザインを受け継ぎながらも、単なる縮小モデルとしてではなく、新たなコレクションの一つとして確立されている今作。ぜひ実機で見てみたいですね。『ロイヤルオーク』のペアウォッチとしても素敵なこと間違いなしです!
今回も本コラムを見て下さったことで、一人でも多くの方が高級腕時計に興味を持ってくだされば幸いです!
ではまた!