本日は【2023年度版】機械式腕時計 “おすすめ『バーインデックス』モデル5選”をお送りいたします。

時計の顔とも言える”ダイヤル”。そこに配される”インデックス”は、時間を読み取る目盛りの役割だけでなく、その時計の表情を決める重要なポイントであり、購入を決定付ける大きな要素の1つでもあります。そこで、全4回に渡って、”ダイヤインデックス”、”ローマンインデックス”、”アラビア数字インデックス”、”バーインデックス”を備えたモデルを、ご紹介していきたいと思います。

第4回目の最後となる今回は、”バーインデックス”を備えたモデルから、厳選した”5本“をご紹介していきたいと思いますので、是非とも最後までお楽しみください。

*2023年6月時点の当店販売価格を参考に作成しております。

①【ロレックス】『デイトジャスト』「Ref.16018」

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/rolex/datejust/date-just-316789/

1977年頃~1988年頃まで製造されており、主に中東向けに制作されていたネイビーの”ステラダイヤル”が特徴的な『デイトジャスト』「Ref.16018」。

こちらのネイビーステラダイヤルは、1970年初頭の数年間、『デイデイト』や『デイトジャスト』に採用されており、エナメルコーティングされたような艶感が美しい希少ダイヤル。他にも、レッド、グリーンなど、幅広いカラーバリエーションで展開されておりますが、【ヴィンテージロレックス】の中でも年々評価が高騰してきています。個体によって色味に僅かな濃淡の差が出ると言われ、光の加減によっても”ダークネイビー”や、”光沢感がある鮮やかなブルー”など、異なる表情を見せてくれます。是非とも実際に手に取ってほしい1本です。

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/blog/rolex/blog-1380/

●概算予算 3,000,000円前後

②【A.ランゲ&ゾーネ】『サクソニア』「Ref.219.032」

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/a-lange_and_sohne/saxonia-316502/

創業者”アドルフ ランゲ”の故郷であり、ドイツでは技術開発の先進地としても知られる”ザクセン州”をモデル名に冠した『サクソニア』より、2015年に登場した「Ref.219.032」。

18KPG(ピンクゴールド)ケース×シルバーダイヤルの組み合わせが上品な印象のこちらは、ケース径が前モデルの37mmから35mmへとサイズダウンしており、ケース厚は7.3mmと驚くべき薄さを実現。これによって、より腕に馴染むよう改良されただけでなく、スマートな印象が強くなりました。シースルーバックからは、手巻きムーブメント「Cal.L941.1」の美しく彫刻されたデザインと、その動作を鑑賞することもできます。『サクソニア』の特徴でもある”シンプルながらもこだわりが感じられるデザイン”が美しい、おすすめの1本です。

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/a-lange_and_sohne/saxonia-316502/

●概算予算 2,300,000円前後

③【パテックフィリップ】『カラトラバ』「Ref.5196G-001」

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/patek_philippe/calatrava/calatrava-315950/

「Ref.3796」の後継機として、2004年に誕生した『カラトラバ』「Ref.5196G-001」。

『カラトラバ』は、「腕時計史において、最も完成されたデザイン」と称され、シンプルで上品な印象のモデルが数多く制作されてきています。その中でも今回ご紹介のモデルは、数字の”96″がリファレンス(型番)に付いている、通称”クンロク”の伝統を受け継いだ1本。特にラグの仕上げやケースサイドのフォルムの美しさは、唯一無二と言ってもいいでしょう。残念ながら2022年にディスコン(廃番)となりましたが、ドレスウォッチをお探しの方は、是非とも選択肢の一つに加えていただきたい、オススメモデルです。

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/patek_philippe/calatrava/calatrava-251054/

●概算予算 3,000,000円前後

④【オーデマピゲ】『ロイヤルオーク クロノグラフ』「Ref.26240ST.OO.1320ST.03」

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/audemars_piguet/royal-oak/royal-oak-313541/

【オーデマピゲ】のアイコンウォッチ『ロイヤルオーク』より、2022年に50周年記念として登場した「Ref.26240ST.OO.1320ST.03」。

インダイヤルが前モデル「Ref.26331ST」のパンダ仕様から同系色へと変更され、落ち着いたデザインが魅力のこちらは、フライバッククロノグラフを搭載した、自社開発ムーブメント「Cal.4401」を搭載し、そのローター部分が”50周年”特別仕様になっております。この仕様は2022年の1年間に製造された個体のみに採用され、長い目で見た時に将来が楽しみな仕様。高騰していた一時期に比べ相場が落ち着いている印象のため、狙っていた方は今がチャンスかもしれません。

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/audemars_piguet/royal-oak/royal-oak-307857/

●概算予算 7,700,000円前後

⑤【オーデマピゲ】『CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ クロノグラフ』「Ref.26393OR.OO.A028CR.01」

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/audemars_piguet/code-11-59/code-11-59-256194/

最後にご紹介するのは、ブルーグラデーションが美しい2020年発表の『CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ クロノグラフ』「Ref.26393OR.OO.A028CR.01」。

こちらは、18KPG(ピンクゴールド)ケース×サンバースト模様のスモークブルーラッカーダイヤルが上品な仕上がりとなっているだけでなく、風防内側(ダイヤルに面している側)がドーム型となっており、光の当たり方によってダイヤルの表情が変わるよう工夫が施されております。夏場はテキスタイルモチーフのラバー加工が施されたストラップ、冬場はアリゲーターストラップに換装して楽しめるのもポイントですね。純正ストラップはカラーバリエーションも豊富にラインアップされていますので、2021年3月に誕生した【オーデマピゲ】カスタマーサービス内(銀座)にある「ストラップ専用サロン」を訪ねてみるのはいかがでしょうか。

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/audemars_piguet/code-11-59/code-11-59-256194/

●概算予算 5,500,000円前後

まとめ

いかがでしたでしょうか。

バーインデックスはそのシンプルさ故に、スポーツモデルやドレスモデル問わず、多くに採用されているスタンダードなインデックスであり、主張が控えめだからこそ時計本来の美しさや魅力を引き出してくれます。まだバーインデックス仕様のモデルをお持ちでない方は、是非ともこの機会に”お気に入りの1本”を探してみてはいかがでしょうか。

どのモデルを選んだら良いか「分からない」「悩んでしまうな」なんて方!当店には知識豊富なスタッフが常駐しており、デザイン、機能、予算などに合わせて、的確にアドバイスさせていただきますので、まずはお気軽にご相談いただければ幸いです。

今回も、本記事がお気に入りの一本を見つける一助となることを願っております。

ではまた!

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