本日は【2023年度版】機械式腕時計 “価格帯別おすすめモデル5選”500万円~編をお送りいたします。

高級腕時計の購入を検討する時、無理なく憧れの時計を手にするために、ひとつの指針となるのが予算であります。しかしながら、予算からモデルを選ぶと言っても、正直漠然としていて「どんな時計を選べば良いのだろう」と悩んでしまう方も多いはず。

そこで今回は、予算”500万円~でお考えの方“に向けて、おすすめのモデルを厳選して”5本“ご紹介していきたいと思います!是非とも最後までお楽しみください。

*2023年2月時点の当店販売価格を参考に作成しております。

①【ロレックス】『デイトナ』「Ref.116519LN」

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/rolex/daytona/daytona-264063/

クロノグラフの王様とも呼ばれている『デイトナ』の中でも、手巻きの「Ref.6263」を彷彿とさせ、2017年のバーゼルワールドで登場以来、高い人気を博している「Ref.116519LN」。

セラクロムベゼル、インダイヤルのブラックカラー、18KWG(ホワイトゴールド)ケースとスチールカラーダイヤルのコントラストが美しいこちらは、ブレスレットがオイスターフレックス仕様となり、金無垢モデルとしての重さが気になる方にもオススメの1本です。オイスターフレックスを採用した『デイトナ』は、18KERG(エバーローズゴールド)、18KYG(イエローゴールド)の展開もございますが、オンオフ問わず使用できる18KWG(ホワイトゴールド)は、その汎用性の高さから根強い人気があります。一時期に比べると二次流通価格は落ち着きをみせておりますので、今のうちに押さえておくのが良いかもしれませんね。

●概算予算 5,500,000円前後

②【ロレックス】『デイトナ』「Ref.116506」

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/rolex/daytona/daytona-263944/

続いては、2013年に『デイトナ』誕生50周年記念モデルとして発表された「Ref.116506」。

チェスナットカラーのセラクロムベゼル、インダイヤル、そしてPT(プラチナ)製のみに採用されているアイスブルーカラーのダイヤルが特徴で、レギュラーモデルの中でも最高峰に位置するモデルとなっています。『デイトナ』で言えば、他の金無垢モデルや2015年半ば頃からのSS(ステンレススチール)モデルは、鏡面仕上げのバックルが採用されておりますが、こちらの「Ref.116506」のみ梨地仕上げが継続されています。2023年は『デイトナ』誕生60周年の記念すべき年となっており、「Ref.116506」も登場から節目の10年目となります。ディスコン(廃盤)になるのではないかと話題になっており、相場もじわじわと戻してきている印象ですので、気になっている方は早めに押さえておいたほうが良いかもしれませんね。

●概算予算 15,000,000円前後

➂【パテックフィリップ】『アクアノート』「Ref.5168G-001」

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/patek_philippe/aquanaut/aquanaut-280983/

続いては、2017年に『アクアノート』生誕20周年記念として、18KWG(ホワイトゴールド)ケースに、42.2mmのジャンボサイズで発表された「Ref.5168G-001」。

ブラック・グラデーションのブルー文字盤に、同系色のミッドナイトブルーで作られたトロピカルバントを組み合わせたことで、洗練された印象に仕上がりました。中でも特にオススメしたいのが、2022年頃から採用されていると思われる、”観音開きのホールディングバックル仕様”と”新ムーブメント「Cal.26-330 S C」を搭載”した個体。両サイドに配されたプッシュボタンによって着脱が容易になっただけでなく、新ムーブメントの採用により、ハック機能(秒針ストップ)の追加と日付変更の禁止時間帯が無くなり利便性が向上しています。【パテックフィリップ】は供給量がそもそも少ないため、特に年代を限定して探すことは容易ではありませんが、高価格帯であるからこそ、こだわりを持って探してみるのはいかがでしょうか。

●概算予算 10,000,000円前後

④【オーデマピゲ】『ロイヤルオーク』「Ref.15500ST.OO.1220ST.01」

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/audemars_piguet/royal-oak/royal-oak-278783/

続いては、【オーデマピゲ】のアイコンウォッチ『ロイヤルオーク』から、2019年の新作モデルとして登場し、今なお不動の人気モデルとして君臨する「Ref.15500ST.OO.1220ST.01」。

グランドタペストリーパターンのブルーダイヤルを継承しつつ、インデックスが太くなったことで視認性が向上しています。デザイン面では、文字盤6時位置の”AUTOMATIC”表記がなくなり、前モデル「Ref.15400」と比べすっきりとした印象に仕上がりました。他にも、自社開発の新ムーブメント「Cal.4302」を搭載し、その振動数は28,800振動。パワーリザーブは70時間へとブラッシュアップされています。高騰していた一時期に比べて、相場が落ち着いている印象ですので、狙っていた方は今がチャンスかもしれません。

●概算予算 ~7,000,000円前後

⑤【ロレックス】『GMTマスターⅡ』「Ref.126719BLRO」

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/rolex/gmt-master/gmt-master2-241872/

最後は、目を引くカラーリングとGMT機能を搭載し、【ロレックス】の中でも高い人気を誇る『GMTマスターⅡ』から、メテオライト文字盤を備えた「Ref.126719BLRO」。

2018年にディスコン(廃盤)となった「Ref.116719BLRO」の後継機として、2019年に登場した18KWG(ホワイトゴールド)製の「Ref.126719BLRO」。その最大の特徴は、なんといっても前モデルには無かったメテオライト文字盤でしょう。美しく映えるメテオライト文字盤とペプシカラーのコントラストは、まさに”唯一無二”の存在感です。現行『デイトナ』のメテオライト同様に出回りも少なく、長期的に愛用し、将来性を楽しむことが出来る一本です。

●概算予算 8,000,000円前後

まとめ

いかがでしたでしょうか。

500万円超えとなると、人気モデルの中でも高機能であったり、金無垢を素材に使用したモデルが多くラインアップされておりました。もちろんそれ相応の格好良さがあり、目移りしてしまう方もいらっしゃったかと思いますが、今現在の気持ちだけではなく、5年後、10年後と着用していくことをイメージしてから検討すると、選びやすいのかもしれませんね。おいそれとは手を出しにくい高額商品だからこそ、満足できる一生モノの時計を見つけていただけるよう、当店のスタッフに是非お手伝いをさせていただければと思います。

今回も、本記事がお気に入りの一本を見つける一助となれば幸いです。

ではまた!

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