映画やテレビなどで俳優が着用した腕時計にフォーカスする「Actor’s Watch」。
今年最後となる今回は、2021年に公開した「Actor’s Watch」コラム、全47本の人気ランキングを発表いたします!

閲覧数の他、お問合せ件数、公式YouTubeチャンネル「COMMIT TV」での人気などを加味してランキング化していますので、当のコラムをまだお読みでないお客様は、ぜひこの機会にお目通しいただけましたら幸いです。

それではさっそく、10位からカウントダウンしてまいりましょう!

第10位
#44 北欧の至宝 マッツ・ミケルセンの腕時計
-2021年12月2日公開-

*出典元:https://watch-media-online.com/

さすが世界を代表するイケオジ俳優マッツ・ミケルセン。集計期間が短い直近12月のコラムから唯一のランクインです。画像は2018年のカンヌ映画祭レッドカーペットでのひとコマ。左手首にユリスナルダン エグゼクティブ スケルトン トゥールビヨン(Ref.1712-139)が鎮座しております。プライベートではアディダスのジャージを愛用しているマッツ・ミケルセンですが、ドレスアップした時とのギャップに萌える女性も多そうです。

2022年のマッツ・ミケルセン注目作は、4月公開予定の人気シリーズ最新作『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』。降板したジョニー・デップに替わり最凶の魔法使いグリンデルバルト役を演じます。

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第9位
#43 マーク・ウォルバーグの「超絶&レア」腕時計
-2021年11月25日公開-

*出典元:https://professionalwatches.com/
映画やテレビなどで俳優が着用した腕時計に~と言いながら、プライベートで着用した腕時計にフォーカスしたこの回が9位にランクイン!マーク・ウォルバーグが、欲しくても手に入らない人が続出中のパテックフィリップ ノーチラス SS オリーブグリーン・ソレイユ バゲットカット・ダイヤモンド ベゼル(Ref.5711-1300A-001)を着けております。ただただウラヤマシイ…。

2022年のマーク・ウォルバーグ注目作は、2月公開予定の『アンチャーテッド』。若きトレジャーハンター、ネイサン・ドレイクの冒険を描いたゲームの実写映画化です。ネイサン役に『スパイダーマン』のトム・ホランド、師匠格のベテラントレジャーハンター、サリー役をマーク・ウォルバーグが演じます。

☞ #43『マーク・ウォルバーグの「超絶&レア」腕時計』を読む

第8位
#30 名優ロバート・デ・ニーロの腕時計
-2021年8月26日公開-

*出典元:https://www.cinematheque.fr/
8位にランクインしたのは、ハリウッドだけでなく世界を代表する名優ロバート・デ・ニーロ。役柄の内面を徹底的に表現する「メソッド演技」の第一人者だけに、劇中で着用する腕時計も役柄の内面を表現する重要なパーツと言えるでしょう。映画『カジノ』においては、ラスベガスのカジノ支配人らしく、ピアジェ ポロをはじめとする複数の金の腕時計を身に着けております。

2022年のロバート・デ・ニーロ注目作は、公開時期未定の『About My Father(原題)』。イタリア系移民一家と生粋のアメリカ人一家の交流を描いた作品で、昔気質のイタリア系移民の父を演じます。

☞ #30『名優ロバート・デ・ニーロの腕時計』を読む

第7位
#28 俳優トム・クルーズの腕時計
-2021年8月12日公開-

*出典元:https://robbreport.com/style/watch-collector/top-watches-movies-timepiece-action-films-hollywood-accessories-2819291/
7位にランクインしたのはトム・クルーズ。2022年7月には還暦を迎えますが、年齢を感じさせないアクション演技は流石としか言いようがありません。このまま70歳になっても、米寿を迎えても、ビルの壁をよじ登り続けて欲しいと思っているのは私だけではないでしょう。

2022年のトム・クルーズ注目作は、なんといっても5月公開予定の『トップガン マーヴェリック』。まさかの36年ぶりの続編が公開となります。トム・クルーズが演じるのは、もちろん「マーヴェリック」ことピート・ミッチェル。前作に続き、再びポルシェデザイン 7176Sを着けているのか否か、その腕元に要注目です。

☞ #28『俳優トム・クルーズの腕時計』を読む

第6位
#20 アル・パチーノが選ぶ腕時計
-2021年6月17日公開-

*出典元:https://oracleoftime.com
6位にランクインしたのは、アル・パチーノ。画像の『スカーフェイス』をはじめ、ワイルドな役柄が多い印象ですが、劇中で着けているのはブルガリティファニーなど、ドレッシーな腕時計が多く、意外性がありました。プライベートやインタビューなどでは、ジャガールクルトのダイバーズなど、スポーティーな腕時計を着けております。

2022年のアル・パチーノ注目作は、1月公開予定の『ハウス・オブ・グッチ』。ファッションブランド「グッチ」の創業者、グッチオ・グッチの孫にあたるマウリツィオ・グッチ暗殺事件の真相に迫る伝記映画で、アル・パチーノはグッチオ・グッチの三男、アルド・グッチ役を演じています。

☞ #20『アル・パチーノが選ぶ腕時計』を読む

第5位
#2 『007』ジェームズ・ボンドのサブマリーナー
-2021年2月3日公開-

*出典元:https://www.gq-magazine.co.uk/article/james-bond-rolex-submariner-explorer
5位はショーン・コネリー。初代ジェームズ・ボンドの腕時計に注目した回がランクインしました。ジェームズ・ボンドが『007 ゴールドフィンガー』で着けていたのは、ロレックス サブマリーナー Ref.6538か、はたまはRef.5510なのか、読めばお判りいただけます。

惜しくも2020年10月に亡くなったショーン・コネリー。ジェームズ・ボンドというスターキャラクターに命を吹き込み、また、腕時計文化に「映画との関連性」という現代的なスパイスを利かせてくれた偉大なる俳優に、感謝の意を表したいと思います。

☞ #1『ジェームズ・ボンドのサブマリーナー』を読む

第4位
#33 6代目ジェームズ・ボンド ダニエル・クレイグの腕時計【後編】
-2021年9月16日公開-

*出典元:https://www.prestigetime.com/
5位に続き、4位もジェームズ・ボンドの腕時計がランクイン。2021年の最新作『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』でジェームズ・ボンド役を卒業したダニエル・クレイグの腕元に注目してみました。7代目ジェームズ・ボンドを演じるのは誰なのか?オメガと007の蜜月関係はいつまで続くのか?次回作でも「Q」は秘密兵器の腕時計を作るのか?興味は尽きません。

2022年のダニエル・クレイグ注目作は、『ナイブズ・アウト』の続編、『ナイブズ・アウト2』(公開時期未定)。ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンドとは正反対の「クセが強い」名探偵、ブノワ・ブランを演じるミステリーサスペンス映画です。

☞ #33『6代目ジェームズ・ボンド ダニエル・クレイグの腕時計【後編】』を読む

第3位
#31 永遠のイケメン俳優ブラッド・ピットの腕時計
-2021年9月2日公開-

*出典元:https://drivetribe.com/
いよいよトップ3をご紹介していきます。まず第3位はブラッド・ピット。アカデミー賞助演男優賞に輝いた『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』では、70年代シチズンの名機ブルヘッド(通称ツノクロノ)を着用。時代感を上手く演出する腕時計のチョイスに痺れました。

2022年のブラッド・ピット注目作は、7月公開予定の『バレット・トレイン』。バレット・トレインとは英語で「新幹線」のこと。東北新幹線に乗り合わせた5人の殺し屋たちが織り成すサスペンスアクション映画です。原作は伊坂幸太郎の『マリアビートル』。真田広之との共演も楽しみです。

☞ #31『永遠のイケメン俳優ブラッド・ピットの腕時計』を読む

第2位
#29 ハリウッドが誇る「いい人」キアヌ・リーヴスの腕時計
-2021年8月19日公開-

*出典元:https://www.denofgeek.com/
惜しくも1位の座を逃し、ランキング2位となったのはキアヌ・リーヴス。今だからバラしますが、腕時計の話よりもキアヌの「いい人」エピソードを紹介したくて書きました。好評につき「いい人」エピソード紹介パート2をお送りするかもしれません。

2022年のキアヌ・リーヴス注目作は…そんなことより『マトリックス リザレクションズ』が絶賛公開中です!17年ぶりに「ネオ」を演じるキアヌ・リーヴス(見た目がほとんどジョン・ウィックですけど)に注目いたしましょう。私も正月休みに観る予定です!

☞ #29『ハリウッドが誇る「いい人」キアヌ・リーヴスの腕時計』

第1位
#12 『地獄の黙示録』のセイコーとロレックス
-2021年4月15日公開-

*出典元:https://www.horologii.com/watch-reviews/seiko-prospex-captain-willard-spb151-and-spb153-watches-review/
2021年「Actor’s Watch」人気ランキング、栄えある1位の栄冠に輝いたのは、マーティン・シーンとマーロン・ブランド。セイコー セカンドダイバーズRef.6105の愛称「キャプテン・ウィラード(ウィラード大尉)」の由来となった、ベトナム戦争映画の傑作『地獄の黙示録』をテーマにしたコラムです。もしかしたらキルゴア中佐(ロバート・デュヴァル)のおかげかもしれません。

マーロン・ブランドは既に亡くなっておりますが、マーティン・シーンは80歳を過ぎても現役バリバリ。2021年のアカデミー賞でダニエル・カルーヤが助演男優賞に輝いた『ユダ&ブラック・メシア 裏切りの代償』では、FBI初代長官のフーヴァーを演じております。

☞ #12『「地獄の黙示録」のセイコーとロレックス』

2021年の総まとめ

いかがでしたでしょうか。
こうやって並べてみますと、やはり人気のイケメン俳優の腕時計に興味を持たれる方が多いようですが、その中でも『地獄の黙示録』がランキング1位に輝いたのは、戦争映画だけに「意外な伏兵」でした。

2022年もより一層、映画人の腕元に注目して参りますので「Actor’s Watch」ご愛読のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。正月休みには『マトリックス リザレクションズ』と『キングスマン:ファースト・エージェント』を観る予定ですので、年明けに良きご報告ができればと思います。

ではまた!

Actor's watch