著名人が身に着けている腕時計が欲しい。皆さん、そう思ったことはありませんか?
腕周りをよく注目して見ると「オシャレなデザイン」や「豪華で存在感のある時計」など、著名人の中には一流の高級腕時計を身に着けている方が多くいらっしゃいます。
今回はデニムが似合う男性芸能人の腕元にフォーカス。”デニム好き”=自分のスタイルに拘りを持った”男らしい男性像”を思い浮かべる人も少なくないかと思いますが、デニムが似合う人はファッションはもちろん、容姿、生き方、全部ひっくるめてかっこいい人が多いように感じます。そんなデニム好きの芸能人たちは、いったいどのような腕時計を着けているのでしょうか。是非最後までお楽しみください。
ミュージシャン『平井大』さんが着用する
【ロレックス】
『デイトジャスト』
「Ref.1601」
最初にご紹介するのは、心地よいサウンドと優しい歌声で、海へと誘うミュージシャン『平井大』さん。
2011年にハワイ最大規模のイベント「ホノルルフェスティバル」の公式イメージソングに抜擢され一躍注目を浴び、その後ZUSHI FESやSUNSETLIVE、SUMMER SONICなど、さまざまなフェスに出演し、夏のイベントには欠かせないアーティストとなった平井さん。そんな海を感じさせてくれる平井さんが着用するモデルは
【ロレックス】
『デイトジャスト』
「Ref.1601」
フルーテッドベゼル、バーインデックスと基本的なデザインを確立した第3世代の【ロレックス】『デイトジャスト』「Ref.1601」。
アンティーク『デイトジャスト』の”定番”とされるこちらは、現行の『デイトジャスト』まで続く基本的なデザインが確立されたモデルです。搭載する「Cal.1570」は、耐久性と精度のバランスが良く、【ロレックス】傑作ムーブメントのひとつに数えられています。機能と流行に左右されないデザインを兼ね備え、クラシックウォッチの典型といえる一本ですね。
ギターとサーフィンが趣味の父親の影響もあり、幼少期から海に親しみがあった平井さん。そんなルーツもあり、平井さんのスタイルを象徴するサーフ&カントリーなファッションに、”デニム”は必須ですね!味出しされたデニムスタイルに、ヴィンテージロレックスがよくお似合いです!
俳優『木村拓哉』さんが着用する
【ロレックス】
『GMTマスター』
「Ref.16753」
2人目にご紹介するのは、本コラムでも度々登場する『木村拓哉』さん。
木村拓哉さんと言えば、『デイトナ』のアイスブルー「Ref.116506」や、名作ドラマ「ラブジェネレーション」で着用した『エクスプローラーⅠ』「Ref.14270」などを、過去にご紹介してきましたが、デニムに似合うということで、このモデルも外せません。そのモデルは
【ロレックス】
『GMTマスター』
「Ref.16753」
激渋な茶ツボダイヤルを搭載した第3世代の【ロレックス】『GMTマスター』「Ref.16753」。
初期個体に見られるアプライド仕様のインデックス、通称”フジツボダイヤル”が特徴的なこちらは、1980年頃~1988年頃迄生産された『GMTマスター』としてはセカンドモデルにあたるコンビ仕様の一本です。前モデル「Ref.1675/3」から、ムーブメントはハイビート仕様の「Cal.3075」に変更され、防水性能は50mから100mにアップデートされました。さらには、カレンダーのクイックチェンジ機能により、操作性も向上しています。ベゼルカラーの「茶金」×「ブラウン」の組み合わせは、通称”ルートビア”と呼ばれ、他には無いデザイン性でアンティークの雰囲気を存分に楽しむことができ、今なお根強い人気があるモデルです。
最近のインスタグラムでも、デニムのセットアップを着用した木村さんを確認できますが、1998年に「永久ベストジーニスト」として殿堂入りを果たし、誰もが知るデニムブランド「L EVI’S(リーバイス)」のブランドアイコンとしてビジュアルを飾ったのは有名な話ですね!そんなデニムを完璧に穿きこなす木村さんに、『GMTマスター』「Ref.16753」はぴったりな1本ではないでしょうか。デニムとの相性は言わずもがな、抜群な相性と言えるでしょう!
ミュージシャン『福山雅治』さんが着用する
【パテックフィリップ】
『アクアノート』
「Ref.5066A-001」
3人目は、シンガーソングライターとしてデビュー以来、俳優、写真家、ラジオパーソナリティなど、多才な顔を持つ国民的スターの『福山雅治』さん。
女性ファンのみならず男性からの人気も高く、男も引き寄せてしまうほどの”格好良さ”は、50歳を過ぎても健在ですね。そんな福山さんが着用するモデルは
【パテックフィリップ】
『アクアノート』
「Ref.5066A-001」
第2世代にあたるレトロな表情が堪らない、ミディアムサイズの【パテックフィリップ】『アクアノート』「Ref .5066A-001」。
短命に終わった初期モデル「Ref.5060」に変わり、1998年に登場したこちらは、大きな文字盤デザインの変更はございませんが、スケルトンバックの採用により自動巻きムーブメント「Cal.330SC」の美しい動きをご覧いただけます。初期モデルと同じケース径34mmのサイズ感は、装着してみると非常に上品に見えます。
福山さんのLIVE衣装ではデニムスタイルが多く見受けられますが、特に色気のあるデニムシャツの着こなしは、まさに大人のデニムスタイルと言えるでしょう。そんなデニムシャツの袖から、この『アクアノート』が見えたらシンプルにかっこいいですね!大人のデニムスタイルにちょい足しする小物として、時計選びは非常に重要な役割と言っても過言ではございません!
俳優『草彅剛』さんが着用する
【ロレックス】
『エクスプローラーⅠ』
「Ref.1016M」
最後にご紹介するのは、貴重なデニムコレクションを所有し、筋金入りのデニム愛好家でもある、俳優の『草彅剛』さん。
ベストジーニスト賞では木村拓哉さんの次に殿堂入りですが、デニム好きと言えば真っ先に思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。バラエティ番組でもデニムを購入する姿を見せることがある他、自身のYouTubeチャンネルでも”自慢の1本”を何度も紹介しており、中には1000万円を超える希少なヴィンテージも所有しているそうです。そんなヴィンテージのデニムをこよなく愛する草彅剛さんが着用するモデルは
【ロレックス】
『エクスプローラーⅠ』
「Ref.1016M」
漆黒のミラーダイヤルが美しい【ロレックス】『エクスプローラーⅠ』「Ref.1016M」。
こちらは、1963年~1988年まで製造されたロングセラーモデルであり、生産時期と搭載ムーブメントの違いによって初期、前期、後期に分けられ、様々なマイナーチェンジが行われております。レアな仕様のものは高額で取引され、特に初期型のミラーダイヤルは希少価値が高く、ヴィンテージロレックスの傑作として、現在もデイリーユース可能な実用時計として人気を誇ります。
「ヴィンテージのデニムには、ヴィンテージの時計を合わせる」そんな草彅さんの拘りが伝わる1本ではないでしょうか!両者ともヴィンテージという、魅力が詰まったロマン溢れる共通点を持った逸品であり、デニム好き、ヴィンテージ好きには堪らない組み合わせですね!
まとめ
豪華なラインアップでしたが、いかがでしたでしょうか。
デニム好きの芸能人と題して、”ヴィンテージ”の腕時計を愛用している方々を、今回はご紹介させていただきました。登場した著名人は、冒頭に記した”自分のスタイルに拘りを持った男性像”を持ち、”全部ひっくるめてかっこいい”と言える共通点があったかと思います。
“ヴィンテージ”とは、経年変化による唯一無二の個体ともなり、それは世の男性陣の男心をくすぐる逸品ばかりです。気になった方は、まずはご自身の目で確認し、触って、着けることが大切です。是非とも当店までお気軽に遊びにいらしてください。
今回も、本記事がご自身のお気に入りの一本を選ぶ際の一助となり、そして時計愛が増すひとつのキッカケとなっていただければ幸いです。
ではまた!