著名人が身に着けている腕時計が欲しい。皆さん、そう思ったことはありませんか?
腕周りをよく注目して見ると「オシャレなデザイン」や「豪華で存在感のある時計」など、著名人の中には一流の高級腕時計を身に着けている人が多く存在していることがわかります。
今回は、『GMTマスター』を着用している海外セレブにフォーカス。【ロレックス】初のパイロットウォッチとして誕生した『GMTマスター』は、プロフェッショナルモデルの中でも特徴的なデザインで人気を集め、海外セレブの中にもたくさんの愛用者がいます。是非、最後までお楽しみください。
ミュージシャン『ジョン・メイヤー』が着用する
【ロレックス】
『GMTマスターⅡ』SS
「Ref.116710LN」
最初にご紹介するのは、現代の三大ギタリストのひとり『ジョン・メイヤー』。
圧倒的な演奏技術と色気のある歌声、そして類稀なるソングライティング力の三拍子が揃ったシンガーソングライター、ギタリストのジョンメイヤー。デビューアルバムでいきなり400万枚以上の売り上げ、グラミー受賞を皮切りに、早くからエリック・クラプトンやバディ・ガイ、B.B.キングなどの大御所ブルース・ギタリストと共演を果たすなど、ギタリストとして非常に高い評価を得ています。そんな名実ともに世界最高峰のミュージシャン、ジョン・メイヤーが着用するモデルは
【ロレックス】
『GMTマスターⅡ』
「Ref.116710LN」
2007年に「Ref.16710」から大幅にリニューアルされて登場した『GMTマスターⅡ』「Ref.116710LN」。
視認性アップのために大型化されたインデックス、耐磁性能に優れたパラクロムヒゲゼンマイ、そして頑丈なケースとブレスを搭載した機能性と耐久性を兼ね備えたモデルです。既にディスコン(=廃盤)になっておりますが、【ロレックス】独自開発ムーブメント「Cal.3186」を搭載し、今なお根強い人気を誇ります。文字盤に描かれたモデル名と、24時間針に使用されたコーポレートカラーでもある”グリーン”も魅力的ですね。
ジョン・メイヤーは腕時計愛好家としても有名ですが、ライブのステージ上で軽快に着けているのを確認できます。心地良い歌声とサウンド、そしてギターを弾く腕元にも惹かれますね!
俳優『ダニエル・クレイグ』が着用する
【ロレックス】
『GMTマスター』SS
「Ref.16750」
2人目にご紹介するのは、「007」シリーズの”ジェームズ・ボンド”でお馴染みの俳優『ダニエル・クレイグ』。
2005年に6代目”ジェームズ・ボンド”に抜擢され、約15年間その大役を務めたダニエル・クレイグ。「007カジノ・ロワイヤル」はシリーズ最高興収を記録し、続く2008年「007 慰めの報酬」も大ヒット。歴代初の金髪ボンドとして一躍時の人となりました。劇中では、【オメガ】『シーマスターダイバー300』や【オメガ】『シーマスタープラネットオーシャン』などが相棒でしたが、プライベートで着用するモデルは
【ロレックス】
『GMTマスター』
「Ref.16750」
1980年頃に登場した『GMTマスター』のサードモデル「Ref.16750」。
前モデルと比較すると、防水性能が50mから100mへスペックアップし、カレンダーのクイックチェンジ機能が搭載されました。文字盤はいくつかのマイナーチェンジが行われ、なかでも大きなポイントとして、インデックスの「フチあり」と「フチなし」が挙げられます。これに伴い、ダイヤル表面のマット調とラッカー調の違いや英字表記にも差が生じ、コレクター心をくすぐるポイントのがたくさん詰まったモデルとなっております。
ダニエル・クレイグ=【オメガ】、、、の印象が強いですが、プライベートをほとんど明かさないことでも知られるダニエル・クレイグ。ボンド役を終えた今後の腕時計選びには、要注目ですね!
俳優『シルヴェスター・スタローン』が着用する
【ロレックス】
『GMTマスターⅡ』SS
「Ref.126710BLRO」
3人目にご紹介するのは、ハリウッドきっての肉体派アクションスター『シルヴェスター・スタローン』。
1975年、モハメド・アリの試合に感銘を受け、自ら脚本、主演を務め世界的な大ヒットとなったボクシング映画「ロッキー」や、ベトナム帰りの元グリーンベレーを主人公に、アメリカの”闇”を反映した伝説的な映画「ランボー」シリーズなど、アクションスターとして不動の地位を確立したシルヴェスター・スタローン。そんなアクション映画を中心に今なお活躍を続けるシルヴェスター・スタローンが着用するモデルは
【ロレックス】
『GMTマスターⅡ』
「Ref.126710BLRO」
2018年発表の伝統的なレッド×ブルーのツートンカラーベゼル×ジュビリーブレス仕様の『GMTマスターⅡ』「Ref.126710BLRO」。
通称”ペプシ”と呼ばれる、初代の人気カラーを現代に復活させたこちらは、GMT機ついた「Cal.3285」を搭載し、そのパワーリザーブは70時間へとスペックアップされました。
シルヴェスター・スタローンと言えば、腕時計愛好家としても知られ、2020年に開催されたフィリップスのオークション「レーシング・パルス」で、映画「デイライト」で着用した【パネライ】や、映画「エクスペンダブルズ」で着用した【リシャール】などを出品もしています。劇中ではさまざまな腕時計を着けていたようですが、鍛え上げられたボディにペプシカラーの『GMTマスター』は、爽やかさが前面に演出され、まさにオフスタイルにぴったりな1本と言えるでしょう。
俳優『トム・クルーズ』が着用する
【ロレックス】
『GMTマスターⅡ』18KWG
「Ref.126719BLRO」
最後にご紹介するのは、40年以上ものキャリアを持つトップスター『トム・クルーズ』。
この一年の映画界最大のトピックといえば、トム・クルーズ主演の映画「トップガン マーヴェリック」。世界的な大ヒットとなり、自身最高の世界興行収入を更新しました。40年以上ものキャリアを持つ彼ですが、実は史上最大のヒット作であり、日本でも複数回鑑賞する”追いトップガン”という言葉を生むほどの社会現象となりました。そんな、60歳になったいまも年齢を感じさせず現役として第一線で活躍するトム・クルーズが着用するモデルは
【ロレックス】
『GMTマスターⅡ』
「Ref.126719BLRO」
非常に希少なメテオライトが採用された18KWG(ホワイトゴールド)仕様の『GMTマスターⅡ 』「Ref.126719BLRO」。
こちらは通常のセラミック素材では難しい「レッド」の色表現を、独自開発の技術にて成功させ、”ペプシ”と呼ばれた初代からの人気カラーを現代に復活させた2018年モデルです。ダイヤルには同じダイヤルが2つと存在しない希少な隕石”メテオライト”が用いられています。
映画「トップガン マーヴェリック」のプロモーションで世界中を飛び回っていた時に目撃された1本は、まさに同作で演じた戦闘機パイロットという役柄を、プライベートにも反映させているように感じますね!
まとめ
以上、豪華なラインアップでしたが、いかがでしたでしょうか。
もともとは、計算尺やコンパスと同じように、パイロットにとって必要不可欠なツールウォッチだった『GMTマスター』。24時間でダイヤルを1周する針と、24時間目盛りが刻まれた青赤の回転式ベゼル(通称ペプシ)を装備することによって、パン・アメリカン航空(パンナム)のパイロットの公式時計として採用され、パイロットたちは飛行中に自分たちがどのタイムゾーンにいるか確認することができました。そんな実用的なデザインでありながら、スタイリッシュな一面もあり、世界中を飛び回る新世代のシンボルとして知られるようになった『GMTマスター』。是非ともご自身のお気に入りの1本を探してみてはいかがでしょうか。
今回もこの記事が、ご自身のお気に入りの一本を選ぶ際の一助、そして時計愛が増すひとつのキッカケとなって頂ければ幸いです。
ではまた!