著名人が身に着けている腕時計が欲しい。皆さん、そう思ったことはありませんか?

腕周りをよく注目して見ると「オシャレなデザイン」や「豪華で存在感のある時計」など、著名人の中には一流の高級腕時計を身に着けている人が多く存在していることがわかります。

2023年の締め括りとなる今回は、『著名人 MEN OF THE YEAR 2023〜海外セレブ編〜をお送りいたします。最も反響のあった著名人は一体誰だったのか?是非とも、最後までお楽しみください。

俳優『ブラッド・ピット』が着用する
【ヴァシュロンコンスタンタン】
『ヒストリーク 222』18KYG
「Ref.4200H/222J-B935」

最初にご紹介するのは、永遠のイケメン俳優『ブラッド・ピット』。

1980年代末にデビューして以来、第一線で活躍し続ける映画俳優ブラッド・ピット。日本では”ブラピ”の愛称で知られ、美しいルックス、大人の色気を感じさせるその演技力は”最後のハリウッドスター”と称されるほどの名優ですね。そんな説明不要な大スター、ブラッド・ピットが着用するモデルは

【ヴァシュロンコンスタンタン】
『ヒストリーク 222』18KYG
「Ref.4200H/222J-B935」

1977年にブランド創立222年を記念して発表されたモデルを復刻し、2022年新作モデルとして登場した『ヒストリーク 222』「Ref.4200H/222J-B935」。

ケース径37mmの”222 ジャンボ”と呼ばれた18KYG(イエローゴールド)製の「Ref.44018」に現代的な解釈を加え、ケース5時位置にはブランドの象徴といえる”マルタ十字”を取り付け、オリジナルの意匠を踏襲しています。ムーブメントには、このモデルのために再設計し、”222″の刻印付きローターを採用した「Cal.2455/2」を搭載しております。

インスタグラムの写真からも見て取れるように、金無垢が持つ色気と、渋みが増したブラッド・ピットの色気の組み合わせ、、、これを見た世界中の男性が真似したくなるのではないでしょうか!?いつか、コミット銀座にもこのモデルが現れるのを心待ちにしています!

ミュージシャン『エド・シーラン』が着用する
【パテックフィリップ】
『ノーチラス』
「Ref.5711/1A-010」

2人目にご紹介するのは、英国を代表する世界的人気ミュージシャンの『エド・シーラン』。

2017年にリリースされたシングル曲「シェイプ・オブ・ユー」の大ヒットによって、世界的スターの仲間入りを果たしたエド・シーラン。アコースティックギターから奏でるメロディアスな音と、心に響く抜群の歌唱力で世界中を魅了し続けていますね。そんな世界的ミュージシャン、エド・シーランが着用するモデルは

【パテックフィリップ】
『ノーチラス』
「Ref.5711/1A-010」

『ノーチラス』生誕30周年記念として2006年に登場した「Ref.5711/1A-001」に、マイナーチェンジを施し、2010年頃に登場したのが今回ご紹介の「Ref.5711/1A-010」。

マイナーチェンジによる主な変更点は、青みが増して光沢感が強くなった文字盤や、両サイドネジ式から叩いて抜くピン式に変わったブレスレットになります。ちなみに、2019年以降に製造された個体には、新ムーブメント「Cal.26-330 S C」が搭載され、ハック機能(秒針ストップ)が付き、日付変更禁止時間帯が無くなっています。しかし、実用性が向上したとのことで、更に需要が高まり始めたのも束の間、2021年に生産終了を迎えています。

「現代で最も影響力のある腕時計コレクターは誰か」と問われたら、真っ先に名前が挙がるエド・シーラン。【パテックフィリップ】の他にもマニアックなコレクションを多数保有していますので、彼の腕元からは目が離せません!

ミュージシャン『ポール・マッカートニー』が着用する
【パテックフィリップ】
『アクアノート エクストララージ』
「Ref.5167A-001」

3人目にご紹介するのは、今年「ザ・ビートルズ」の”最後の曲”とされる「Now And Then」が世界同時配信され、音楽業界の話題をかっさらったポール・マッカートニー』。

1962年に「ラブ・ミー・ドゥ」でデビュー以来、ジョン・レノンと共に多くの楽曲の作詞作曲を手掛けたほか、ボーカルと演奏を担当したポール・マッカートニー。ビートルズ解散後も精力的に活動を続け、”ポピュラー音楽史上最も成功した作曲家”としてギネスにも認定されるなど、音楽界への貢献度は計り知れません。そんなレジェンド、ポール・マッカートニーが着用するモデルは

【パテックフィリップ】
『アクアノート エクストララージ』
「Ref.5167A-001」

2007年、『アクアノート』の三代目として発表された、現行モデルの『アクアノート エクストララージ』「Ref.5167A-001」。

ケース径40.8mm、ケース厚8.1mmと、非常に使いやすいサイズ感のこちらは、トロピカルバンドの仕様も相まって、シックでスタイリッシュなデザインとなっています。【パテックフィリップ】のセンスが光った、まさにオンオフ兼用の最高峰モデルと言っても過言ではありませんね。

ポール・マッカートニーのインスタグラムでは、この『アクアノート』を長い間愛用していることが確認できますが、これほどの著名人でも愛着を持って大事に扱うその姿勢に、好感を抱いた方も多いのではないでしょうか。それにしても、彼のようにデニムシャツにさらりと合わせたシンプルな着こなし、素敵すぎますね!

元プロバスケットボール選手『マイケル・ジョーダン』が着用する
【ロレックス】
『デイトナ』
「Ref.116506」

4人目にご紹介するのは、”バスケットボールの神様”として崇められる、元NBAシカゴ・ブルズのスーパースター『マイケル・ジョーダン』。

もはや説明不要ですが、1980年代から1990年代にかけてNBAの世界的ブームを牽引し、バスケットボールのみならず、スポーツというカテゴリーにおいて世界的アイコンとなったマイケル・ジョーダンさん。そんなスポーツ界のレジェンド、マイケル・ジョーダンさんが着用するモデルは

【ロレックス】
『デイトナ』
「Ref.116506」

最高級のモデルにのみ使用されるPT(プラチナ)を採用した【ロレックス】『デイトナ』「Ref.116506」。

チェスナットブラウンのセラクロム製ベゼルと、爽やかなアイスブルーの組み合わせが美しいこちらは、『デイトナ』誕生50周年となる2013年に発売されてから、約10年が経過した今日(こんにち)においても絶大な人気を誇っています。2023年の”Watches and Wonders Geneva”にて、後継機となる「Ref.126506」が発表されたことに伴いディスコン(廃盤)となりましたが、今もなお圧倒的な人気を誇り、中古市場においてもプレミアムな価格で取引されています。

誰もが認めるスーパースターであることは言わずもがな、2023年、アメリカ国内における最もリッチな400人 “The Forbes 400″にも選出されたマイケル・ジョーダン。まさにスポーツ界の”レジェンド”に相応しい一本ではないでしょうか!!

アーティスト『ファレル・ウィリアムス』が着用する
【オーデマピゲ】
『ロイヤルオーク コンセプト カーボン』
「Ref. 26265FO.OO.D002CR.01」

最後にご紹介するのは、音楽プロデューサー、歌手、MC、ファッションデザイナーなど、多才な顔を持つ”ファレル”こと『ファレル・ウィリアムス』。

2014年に発表した「HAPPY」のミュージックビデオは、YouTubeで再生回数11億回を超える世界的大ヒット。そして、今年と言えばラグジュアリーブランド【Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)】のメンズウェアコレクションのクリエイティブディレクターに就任し、ファッション界に旋風を巻き起こしたファレル・ウィリアムス。そんな世界的セレブリティ且つ、ファッションデザイナーのファレルが着用するモデルは

【オーデマピゲ】
『ロイヤルオーク コンセプト カーボン』
「Ref. 26265FO.OO.D002CR.01」

フォージドカーボンケースにセラミックベゼルを組み合わせた特別な一本『ロイヤルオーク コンセプト』「Ref.26265FO.OO.D002CR.01」。

コンセプトカーにインスパイアを受け、最新の技術やハイテク素材、前衛的なデザインを融合させるなど、他のモデルとは一線を画すコンセプトシリーズ。こちらは、44mmと大型のケースにもかかわらず、重さはなんと約100gと、軽量に仕上がっています。また、6時位置のH・N・Rはリューズの操作位置を示しており、ねじ込みを解除した状態では「N(ニュートラル)」、一段階引き出すと「R(ゼンマイ巻上位置)」、さらに一段階引き出すと「H(時分針操作位置)」へと針が移動する、他に類を見ない特別仕様となっています。さらに、搭載しているムーブメント「Cal.2895」は、237時間(約10日間)のパワーリザーブを誇るなど、スタイリッシュなデザイン性だけでなく、実用性にも優れた一本です。

ファレルが手がける新生【Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)】は、ファッション史において未だかつて無い程の注目を浴びていると言っても過言ではございません。そんな【Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)】を牽引するファレルの腕元にも今後注目していきたいですね!!

まとめ

店頭やYouTubeでのお問い合わせ等を加味して、最も反響があった5名を紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。

これまで【著名人シリーズ】を数多く執筆してきましたが、全員に共通して言えることは、腕時計に対する愛着が深く、それであるからこそ時計が格好良く見えるスタイリングへと昇華していること。やはりそのような人物が、人々に感動を与える”著名人”となるのでしょう。

今回も、この記事が皆様ご自身のお気に入りの一本を選ぶ際の、そしてご自身の時計がより輝くための一助となれば幸いです。

それでは、2024年も一人でも多く「腕時計好き」が増えることを願って

ではまた!

著名人シリーズ