
インターネット上での商品購入が当たり前となっている昨今。高級腕時計も例外ではございません。当店においても、ホームページ(以下:HPと表記)で公開している情報を、事前に検索して来店される方や、そのままインターネット上で購入される方も多数いらっしゃいます。実際に、アクセス数が多い商品に関しては即販売に至っているケースがほとんど。このことからも、市場での注目度や人気の度合いを測るうえで、HPアクセス数は重要な指標となるのです。
そこで、当店の直近半年間におけるアクセス数上位5本を、ブランド毎に複数回に渡ってご紹介していきたいと思います。こちらのランキングに注目し、是非とも実需の高いモデルを見極めるひとつの知見にしていただければと思います。
今回は、【OTHER BRAND】の人気モデルにフォーカスを当て、ご紹介していきます!ぜひ最後までお楽しみください。
第5位
チューダー ブラックベイ クロノ「Ref.79360N」
第5位には、ブラックのアルミニウムベゼルと2カウンターインダイヤルのコントラストが"パンダ"配色となっている人気モデル『ブラックベイ クロノ』「Ref.79360N」がランクイン。
2021年に発表されたこちらは、41mmの無骨なケースを携えたクロノグラフは、『クロノタイム』や【ロレックス】『デイトナ』を彷彿とさせるデザインとなっています。ムーブメントは既にディスコンになっている「Ref.79350」と同じ「Cal.MT5813」を搭載し、約70時間のパワーリザーブを備えています。「Ref.79360」はブレスレット、ブンドストラップ、ファブリックストラップの3種類で展開されていますが、オススメは汎用性の高いブレスレット仕様です。ダイヤルカラーは通称"パンダダイヤル"と呼ばれるホワイトと、精悍な顔つきのブラックがあり、価格も安定のオススメの一本です。
第4位
リシャールミル オートマティック ウェイド バンニーキルク「Ref.RM67-02」
第4位には、オリンピックの金メダリストであり、300mと400mの世界記録保持者であるウェイド・バンニーキルク氏のシグネチャーモデルとして知られる【リシャールミル】『オートマティック ウェイド バンニーキルク』「Ref.RM67-02」がランクイン。
アスリートとの「共生」を目指し、トップアスリート向けのモデルとして登場したこちらは、2種類のTPT複合素材、グレード5チタン、そして滑りにくく伸縮性に優れた新型ストラップによって、ベゼル、ケースを合わせて7.8mmの薄さを実現しながら"32g"という驚異的な軽さを実現しています。また、自社開発キャリバー「CRMA7」の厚さはわずか3.6mmで、パワーリザーブは約50時間と十分な性能も有しています。もちろんそれらの特徴に負けず劣らずのこのデザインは、目を惹くこと間違いないでしょう。
第3位
タグホイヤー カレラ フラグメント「Ref.CBK221A.EB0171」
第3位には、『カレラ』誕生55周年を迎えたことを記念し、藤原ヒロシの【フラグメントデザイン】とのコラボレーションとして、2018年に登場した【タグホイヤー】『カレラ フラグメント』「Ref.CBK221A.EB0171」がランクイン。
藤原ヒロシがヴィンテージウォッチに精通していることは有名ですが、こちらのモデルは初期の『カレラ』が小ぶりなクロノグラフであった事から、現代的なサイズ感である39mmサイズをリクエストして作られたとのこと。ベージュ色のインデックスや、ブラッククロコダイルのブンドストラップがヴィンテージの雰囲気を醸し出し、男らしい印象となっています。付け替え用としてNATOベルトが付属している点も魅力ですが、ツインサンダーマークと限定シリアルが入った、シースルーバック仕様の裏蓋も魅力の一つです。直営ブティックと公式サイトのみで世界限定500本で販売され、初回ロットは予約で即完売したという人気の一本です。
第2位
カルティエ サントス ドゥ カルティエ LM「Ref.WGSA0019」
第2位には、【カルティエ】のアイコンとも言える『サントス』が、2018年に名を変えて復活した『サントス ドゥ カルティエ LM』「Ref.WGSA0019」がランクイン。
39.8mmの18KPG(ピンクゴールド)ケースに、パワーリザーブ約40時間の自社製ムーブメント「Cal.1847 MC」を搭載したこちらは、歯車ではなく"爪"で巻き上げるマジッククリックを搭載しており、自動巻きの巻き上げ効率は大幅に改善され、脱進機の素材を変更することで、耐磁性も強化されています。また"クイックスイッチ"交換可能システムを搭載しており、アリゲーターとカーフスキンのストラップをTPOに応じて容易に交換可能となっていますので、実用性も抜群。【カルティエ】らしいエレガントで上品な印象を与える美しい一本です。
第1位
クレドール ロコモティブ「Ref.GCCR999」
栄えある第1位には、【クレドール】誕生50周年を記念して、2024年に世界限定300本(うち国内200本)で登場した『ロコモティブ』「Ref.GCCR999」がランクイン。
ジェラルド・ジェンタの手描きスケッチを基に開発され、「クレドールを牽引し、未来を担うモデルになってほしい」という願いを込めて名付けられ誕生した『ロコモティブ』。機関車をモチーフにした六角形のケース、6本のネジが配されたベゼルがジェラルド・ジェンタらしい大きな特徴と言えるでしょう。さらに、蒸気機関車からインスパイアされたグレーがかったブラックダイヤルは、約1,600本の線を一本ずつ機械で彫刻し、機関車から吹き出す蒸気のような繊細なパターンを描いています。また、金めっき、テンパーブルーネジの特別仕様を採用した『クレドール』のための専用薄型自動巻ムーブメント「Cal.CR01」を搭載しているのもポイントの一つです。エレガントなデザインに、限定モデルという希少性も相まって、お探しの方も多い人気モデルです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
日本が世界に誇る【グランドセイコー】と言えば、独自のスタンスを貫いた、文字盤の美しさ際立つ腕時計が数多く存在しております。今回ランクインしたモデルも、他に類を見ないデザインのモノばかりで、魅力的であったかと思います。日本での高い人気もさることながら、世界からも高く注目されていますので、「市場ではほぼ見掛けなくなった、、、」なんて日も近いかもしれません。気になっていた方は早めにお探しになることをオススメいたします。
本記事が皆さまの売買における参考になれば幸いでございます。次回以降のアクセス数ランキングもお楽しみにお待ちください!