高級腕時計をお持ちの方もそうでない方も、誰もが一度は「どのモデルが人気なんだろう?」と考えたことがあるかと思います。「人気の王道モデルが欲しい!」「人と被らないモデルが欲しい!」など、皆様それぞれの動機があるなか、実際にどれが人気なのか!?は、リアルタイムに情報を得なければなかなか手に入りません。

そこで今回は、【ロレックス】の6桁モデル(近年に発売された型番が6桁のモデル)を対象に、2023年下半期のコミット銀座(以下:当店)取り扱い数上位5本を公開いたします!是非とも皆様も一緒にランキングを想像しながら、楽しんでご覧ください。

第5位
『GMTマスターⅡ』「Ref.126711CHNR」

第5位は、ブラウン×ブラックのツートーンカラーベゼルを採用して2018年に登場した『GMTマスターⅡ』「Ref.126711CHNR」がランクイン。

こちらのモデルは、『GMTマスター』シリーズ初となる18KERG(エバーローズゴールド)×SS(ステンレススチール)のコンビ仕様で登場し、柔らかい雰囲気を持ち合わせていることから、男女問わず高い人気を誇っております。また、搭載ムーブメントは約70時間のロングパワーリザーブを誇る「Cal.3285」が搭載されていますので、実用性も抜群。非常に高価なモノにはなりますが、男性から女性へのプレゼントの一つとして検討されてみるのも良いかもしれませんね。

第4位
『エクスプローラー』「Ref.214270

第4位は、同モデル初の39mmケース径として登場し、大きな話題を集めた『エクスプローラー』「Ref.214270」がランクイン。

高級腕時計の”入門機”としても非常に著名な不動の人気モデルで、2021年に36mmケースへと回帰した後継モデル「Ref.124270」の発表に伴い、ディスコン(廃盤)となっています。中でも、3・6・9のインデックスにクロマライト夜光が塗布されていない、通称”ブラックアウト”と呼ばれる仕様の個体は、その希少性から今なお根強い人気を誇っています。更には、製造期間が2015年夏頃から2016年頃までの”ブラックアウト”×”鏡面バックル”仕様の個体となれば、資産性も、人気も非常に高くなっておりますので、39mmサイズの『エクスプローラー』をお探しの方には是非注目していただきたいポイントです。

第3位
『サブマリーナー』「Ref.126610LN

第3位は、2020年に登場した現行『サブマリーナー』「Ref.126610LN」がランクイン。

SS(ステンレススチール)のケース・ブレスレットに、ブラックの文字盤・ベゼルと、シンプルなデザインになっているため、オンオフ問わず使いやすく、万人から愛されています。レアなポイントなどは見られないものの、入荷してもすぐ販売に繋がる程の需要があるため、資産性にも十分期待出来ます。また、ダイバーズウォッチならではの防水性や堅牢性の他、視認性も高くなっておりますので、【ロレックス】の中でも日常使いに最適なモデルと言えるのではないでしょうか。

第2位
『デイトナ』「Ref.116520

第2位は、2000年頃から2016年頃まで生産されていた二世代前の『デイトナ』「Ref.116520」がランクイン。

ステンレスベゼルを採用した最後の『デイトナ』でもあるこちらは、2015年夏~2016年までの約一年間のみに見られる”鏡面バックル”仕様や、白文字盤が経年変化によってアイボリー化した”クリームダイヤル”の個体の人気が特に高くなっています「Ref.16520」と「Ref.116500LN」の人気モデルに挟まれ、少し伸び悩んでいた印象の同モデルですが、近年は徐々に評価も高くなっていますので、今後の動きに要注目です。

第1位
『デイトナ』「Ref.116500LN

栄えある第1位は、圧倒的なリセールバリューと知名度を誇り、『デイトナ』の中でも過去最高傑作との呼び声も高い、2016年発表の「Ref.116500LN」がランクイン。

ベゼルがステンレスからセラクロムへと変わり、よりメリハリがついたことで精悍な印象となったこちらは、爆発的な人気モデルとなりました。そんな同モデルは、2023年の”Watches and wonders Geneva”にてディスコン(廃盤)となり、後継機「Ref.126500LN」が登場。大きな話題を集めたことが記憶に新しいかと思います。二次流通市場にて徐々に見掛けるようになってきた「Ref.126500LN」ですが、こちらの動向次第で、ご紹介の「Ref.116500LN」相場にも影響してくることは間違いないでしょう。もはや高級腕時計市場全体の動きに直結してくる中心モデルでもありますので、気になる方は要チェックです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

以前のランキングとは異なり、スポーツモデルが1位~5位を独占した結果となりましたが、どのモデルも正規店では入手困難な状況が続いておりますので、欲しいと思っている方は本記事を含めた二次流通市場の動向をしっかりチェックしてから購入されることをオススメいたします。

引き続き、皆さまに有意義な情報やサービスを提供できるよう、スタッフ一丸となって精進してまいります!

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