みなさん、こんにちは。
まだまだ暑い日が続いておりますが、体調管理はしっかりとされておりますでしょうか。連日、ニュースではコロナウイルスの新規感染者数の発表があり、その数を見ますと終息するのはまだまだ先の話になりそうですね、、、。
さて今回は、ミレニアム(2000年)の記念に発表された希少な限定モデルをご紹介したいと思います。ミレニアムで発表されたモデルは、個人的にもとても好きなモデルが多く、私が初めて衝撃を受けた『ワールドタイム』「Ref.5110」もその年に発表されました。
本日ご紹介するモデルは、以前と比べると現在はリーズナブルな相場感で推移しており、また再評価される時が来るのでは?と思ったりもしている10デイズ「Ref.5100G-001」です。
是非最後までお楽しみください。
「Ref.5100G-001」ミレニアム コレクション 10 DAYS 18KWG
ミレニアム(2000年)を記念して、限定で発表された10デイズ
その独特なケースデザインですが、1950年代に発表された「Ref.2554」からインスパイアされたと言われており、通称“マンタ・レイ”と呼ぶ人もいます。10デイズ「Ref.5100」のケースデザインを見た後に「Ref.2554」を見ると、なるほど!と思うと同時に、現代風に上手く落とし込んでいると感心させられます。
個人的な主観は強いですが、渋さと品格を漂わすこのケースは、とてもカッコいいと思えるデザインで、今現在もまったく古さを感じさせないと思います。この辺りは”さすがパテックフィリップ”の一言に尽きますね。
発表当時は、新開発の10日巻き角形ムーブメント「Cal.28-20/220」を搭載し、とても話題となりました。それまでの手巻き式時計のパワリザーブというと、48時間弱(2日間ほど)が主流でありましたが、ロングパワーリザーブ、ましてや10日間ものパワーリザーブを持つ時計はなく、その当時【パテックフィリップ】が初の快挙をもたらしたと言えるでしょう。
スケルトンバックから眺めることが出来る「Cal.28-20/220」は、見ていてとても美しく、大袈裟ではありますが、見ているうちに吸い込まれてしまいそうなほどです。
写真にある通り、ケース素材は4種類発表され、合計3000本で発売されました。
18KYG(イエローゴールド) × 白文字盤 《1500本》 18KRG(ローズゴールド) × グレー文字盤 《750本》 18KWG(ホワイトゴールド) × 青文字盤 《450本》 Platinum(プラチナ) × 黒文字盤 《300本》
Platinum(プラチナ)ケースは、300本と生産本数が一番少なく、文字盤も黒で人気があり、コレクション性の高いモデルとなっております。
そして、今回ご紹介する18KWG(ホワイトゴールド)ケースも、文字盤の色が落ち着きがあるキレイな色味の青で、生産本数も450本とPlatinum(プラチナ)ケースに続いて少なく、負けず劣らず人気があります。
付属品ですが、保証書、証明書、10デイズ冊子(状態〇)、記念メダル、2000と記載のあるミレニアム用のパスケース、同じく2000と記載のあるミレニアム用の内箱、外箱。
なかでも今回一番驚いたのが、10デイズの写真が付いた、ムーブを解説しているパンフレットのような物が付属していることです。正直これは私も初めて見ました。これだけしっかりとした付属品のセットは稀であり、まさしくコレクションに相応しい内容です。
気になるコミットでの販売価格ですが、5,280,000円(税込)
国内、海外販売サイトを含め、現在販売されている個体も少なく、さらにはこれだけの付属品がしっかり揃っていて、ここまでリーズナブルな価格は、間違いなくオススメです。
まとめ
以上、いかがでしたでしょうか。
私自身、自分でも着けたいモデルのひとつでもある10デイズ「Ref.5100G-001」。高騰していた頃の相場感を知っている自分としては、またブーム再来もあり得るのではないか!?と思っています。
前回、Platinum(プラチナ)ケース入荷時に、パテックフィリップ論でご紹介する予定でしたが、その前に販売が決まってしまいましたので、今回はご紹介出来て一安心です(笑)
コミット銀座では、【パテックフィリップ】の定番モデルはもちろん、複雑な機構を備えたモデル、希少なモデルまで幅広くお取り扱いしております。そして、その時の国内外の相場感や、実勢価格を踏まえ、良いものをリーズナブルな販売価格でご提供していくことを心がけております。
また、ご購入はもちろんのこと、ご売却やお預かり販売の相談もお気軽にお申し付けください。全力でサポートさせていただきます。
では、また!