エクスプローラーの基本デザインを確立し、製造30年とロングセラーとなったRef.1016。ヴィンテージロレックスの傑作と評され、現在もデイリーユース可能な実用時計として高い人気を誇ります。

生産時期と搭載ムーブメントの違いによって初期、前期、後期モデルに分けられており、
製造期間が約30年と非常に長いため、その間に様々なマイナーチェンジが繰り返されており、レアな仕様のものは高額で取引されています。

現行ロレックスにはない上品で美しい佇まい

初期から1966年初頭までがミラーダイヤル、それ以降のモデルはマットダイヤルとなります。初期モデルなら、ミラーダイヤルであることに加え、ゴールドでペイントされたロゴの「ゴールドレター」や「ミニッツサークル」と呼ばれる円周が文字盤に刻まれているのも特徴です。一方で80年代後半の高年式になると、ヴィンテージらしさがだいぶ薄れ、見栄えはかなり現行モデルに近づいていきます。マットとミラー、この2つのダイヤルの大きな違いに“経年変化”があります。前者は多少変色もしますがそれは微々たるもので。個体差が出るのは主には“夜光の焼け具合”です。それに対して後者はというと、ダイヤルコンディションの善し悪しがダイレクトに価格を決定付けます。それゆえ、艶が残るミラーダイヤルは非常に希少かつ、ものすごく人気なんです!更に言うと、コンディションの良いものは買って損はないと断言できるほどです。そんな状態の良いミラーダイヤル がコミット銀座では現在2点販売しています。多少個体差はありますが、同じ製造年の個体になります。それでは、それぞれのRef.1016をご紹介しましょう。

漆黒の極上ダイヤルに注目

ロレックス エクスプローラー ミラーダイヤル オールトリチウム
Ref.1016 Serial.15(1966年頃製造)
付属品:箱(社外製枕)
Cal.1560 裏蓋(Ⅳ 66) US製リベットブレス クラスプコード 77
店頭販売価格 sold out

ムーブメントは、ハック機能なしのCal.1560。US製リベットブレス(クラスプコード 77)が付いてます。文字盤、針の夜光はトリチウムで、全体的な雰囲気が良い個体です。

【状態】

文字盤の艶(ミラー)に個体差が多く見られ、劣化が見られる個体が比較的多い中、こちらの時計の文字盤はミラー(艶)が綺麗に残っており、オススメです。裏蓋の刻印(Ⅳ 66)、シリアルから読み取ると年代も合っています。使用による細かいスレや小キズはございます。

付属品完品に加え、状態の良いリベットブレスを装備

ロレックス エクスプローラーミラーダイヤル
Ref.1016M Serial.1******(1966年頃製造)
付属品:保証書、箱、冊子、パスケース
Cal.1560 裏蓋の刻印(Ⅳ 66)リベットブレス 7206(クラスプ刻印 266 )
店頭販売価格 sold out

ムーブメントは、ハック機能なしのCal.1570。フラッシュフィット 80、非常に状態の良いリベットブレス 7206(クラスプ刻印 2 66 )が付いてます。裏蓋の刻印(Ⅳ 66)、シリアルから読み取ると年代も合っています。

【状態】

文字盤の艶(ミラー)に個体差が多く見られ、劣化が比較的多い中、こちらの文字盤はミラー(艶)が綺麗に残っており、文字盤・針の夜光欠けもなくオススメです。使用による細かいスレや小キズは多少ございますが、トータルバランスも良いです。

まとめ

Ref.1016時代の「エクスプローラーI」は、高級機である「デイトジャスト」のRef.1601らと同じ、36mmのケース径のサイズ感が特徴のひとつに挙げられます。同年代のスポーツウォッチと並べてみると、かなり小振りであることがわかります。このサイズは、我々日本人の腕元との相性がよく、支持されている理由のひとつでもあります。

余談ですが、Ref.1016の愛用者は著名人にも多いのも事実ですね。木村拓哉さん、中居正広さん、草彅剛さん、長瀬智也さん、嵐の大野智さん、陣内孝則さん、ダウンタウンの浜田雅功さん、塚本高史さん、EXILE TAKAHIROさん、MATSUさん…などなど。

自分好みの「Ref.1016」を見つけ出せれば、一生どころか家宝になり得るかしれません。もしくはもっとドライに、徹底してファッションとして楽しむのも一興かと思います。是非、実物をコミット銀座まで見に来てください。

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