『時計』も『ファッション』も全力で楽しんでいるコミット銀座。
コミット銀座のスタッフは、『時計好き』はもちろんのこと、『ファッション好き』も多く在籍している時計店でもあります。
そこで今回は、当店のファッションリーダー『里田貴彦』が愛用している時計と、ファッションに対するこだわりをインタビュー形式でご紹介します。愛機を軸にしたオフの日のスタイリングをピックアップし、時計店スタッフならではのコーディネートをお見せいたします。ぜひ、最後までご覧ください。
シニアアドバイザー『里田貴彦』の愛用時計
【ロレックス】
『サブマリーナー』
「Ref.16803」
___まず早速、こちらを購入した理由を教えてください。
里田 「もともとブルーが好きで、時計もブルー文字盤を探していたところ出会ったのが、この『サブマリーナー』「Ref.16803」です。普段のスタイリングを考えると、SS(ステンレススチール)仕様では少し物足りなさを感じていたので、コンビ仕様というのも決め手となりました。ブルーとゴールドの組み合わせって派手な印象を受けますが、この個体は年式が古く、経年変化によってトリチウム焼けや金焼けしていて、全体のトーンが落ち着いています。その絶妙なカラーバランスに一目惚れしたんです。」
___どのようなスタイリングで青サブを楽しんでいますか?
里田 「仕事では時計が主役となるようなコーディネートを意識していて、ネイビースーツによく合わせています。対してオフのスタイリングでは、文字盤と同系色のアイテムをもう一つアクセントとして取り入れることが多いです。スニーカーも好きなので、時計との相性が良さそうなスニーカーを見つけると思わず購入してしまいます。(笑)」
___では、本日のコーディネートを披露してください!
里田 「今回は2パターンのコーディネートを考えました!先ほどお話ししたスニーカーをアクセントにしたスタイルと、青サブにぴったりなデニムスタイルです。青サブは私にとってオンオフ問わず愛用できる一本ですね」
【スタイルサンプル1】 ゆったりとしたサイジングで着こなす大人のシャツスタイル
シャツ/COMOLI スラックス/HAKURO スニーカー/コンバース チャックテーラー 全て私物
リラックス感漂うグレイブルーのシャツに、ワイドシルエットの麻スラックスをコーディネート。袖口をラフにまくり、そこから覗く青サブとブルーのスニーカーがリンクして、全体のカラーコントラストを上手くまとめている成功例と言えるでしょう。
里田流テクニック:セミヴィンテージモデルにはローテクなスニーカーをチョイス
鮮やかなブルーが目を引くこちらは、コンバースを象徴する名作スニーカーのチャックテイラー(オールスター)。1960〜70年代に販売されていたチャックテイラーのディテールを復刻したヴィンテージモデルだけあって、現行モデルにはないクラシックな表情が特徴です。そんなローテク感溢れるスニーカーと、里田愛用の「Ref.16803」は好相性と言えるのではないでしょうか。経年変化によって醸し出されるセミヴィンテージモデル特有の味が、ローテクな気分へと誘い、スタイルを完成させるのでしょう。文字盤と足元の色を単純に合わせただけではなく、テンションや背景まで加味したセレクトが、里田流のこだわりのポイントであり、青サブとのコーディネートを楽しんでいる様子がうかがえます。
【スタイルサンプル2】潮の香り漂う青サブを定番デニムスタイルで嗜む
スウェット/VISVIM デニム/DIESEL スニーカー/コンバース チャックテーラー 全て私物
潮の香り漂う青サブが引き立つアイテム=デニム。ほどよくウォッシュが効いたライトブルーデニムに、相性のいいアースカラーのトップスやスニーカーを合わせることで、青サブがより際立つスタイルへと昇華し、都会的なデニムスタイルが完成します。
里田流テクニック:ダメージ加工のないクリーンなウォッシュデニムをチョイス
ほどよくウォッシュ加工が施されたデニムは、イタリアンデニムの雄、ディーゼルのもの。ここではあえてダメージ加工ではなく、クリーンなウォッシュデニムにすることで、青サブが持つ海を連想させるイメージを都会的なマリンスタイルへ昇華させることができます。まさに銀座という立地に相応しいチョイスではないでしょうか。足元には色違いのチャックテイラー(オールスター)をセレクト。デニムのテーパードシルエットに合わせて、こちらはハイカットのモデルにしているところも里田流テクニックのポイントです。
スタッフプロフィール
まとめ
以上、いかがでしたでしょうか?
COMMITスタッフのウォッチコーディネート術の第一弾は、シニアアドバイザー『里田貴彦』にフォーカスしました。
元アパレル出身ということもあり、ファッションは得意分野ですが、お客様のライフスタイルに合わせた時計のご提案も好評いただいています。ファッションやライフスタイルに合った時計をお探しの方は、ぜひお気軽に里田までご相談ください。
今回も、本記事がご自身のお気に入りの一本を選ぶ際の一助となれば幸いです。
では、また!