REACH FOR THE PLANETS

皆さま、こんばんは。

TwitterなどのSNS等でも話題となっている、 “REACH FOR THE PLANETS”と銘打ったバイオセラミック素材の【オメガ×スウォッチ】コラボレーションモデル「THE BIOCERAMIC MOONSWATCH COLLECTION」は、発売前から大きな反響を集めており、発売後もフリマアプリやオークションサイトなどで、定価以上の価格にて取引されております。

本記事では、そんな「THE BIOCERAMIC MOONSWATCH COLLECTION」の特徴やスペック、定価などをご紹介していきますので、是非最後までご覧ください。

THE BIOCERAMIC MOONSWATCH COLLECTION

【出典】スウォッチ

【共通スペック】

ケース素材 :バイオセラミック(三分の二がセラミック、三分の一がひまし油由来)
ムーブメント:クオーツ(ETA)
防水性   :3気圧
ストラップ :ベルクロ(VELCRO®)
定価    :33,550円

※⇩⇩【オメガ】公式サイトの英文訳⇩⇩※

惑星へのこれらの遊び心のある賛辞は、スイスの時計製造業界を救った幸運な会社とスピードマスタームーンウォッチの象徴的なメーカーとのコラボレーションを祝います。このコレクションを軌道に乗せるのは、最も革新的なスウォッチバイオセラミック素材と主要なオメガスピードマスタームーンウォッチの融合です。非対称のケース、タキメータースケールの象徴的な「90ドット」、そして独特のスピードマスターサブダイヤルがあります。すべての文字盤には、OMEGA X SWATCHブランド、象徴的なSpeedmasterロゴ、新しいMoonSwatchロゴが付いています。ガラス構造を詳しく見ると、結晶の中心に「隠れた」「S」が組み込まれていることがわかります。文字盤の外輪とサブダイヤルの円形パターンは、デザインに洗練されたタッチをもたらし、シャープで滑らかなラグ構造を補完します。時間、分、クロノグラフの秒針、アワーマーカーは、暗闇の中で完璧な輝きを放つスーパールミノバを備えています。

各BIOCERAMICMOONSWATCHのケースバックには、ミッションテキストが印刷されています。 「DREAMBIG– FLY HIGH – EXPLORE THE UNIVERSE – REACH FORTHEPLANETS。」
背面のすべてのバッテリーカバーには、デザインに影響を与える惑星のボディのイメージがあります。

ケースバック

バッテリーカバーには各惑星のデザインが使用されており、なんともニクい演出!搭載クオーツムーブメントはETA社製で、しっかりとロゴ刻印もされています。

※⇩⇩【オメガ】CEO レイナルド・アッシェリマン コメント英文訳⇩⇩※

「スウォッチのビジョンや勇気がなかったら、オメガの長い独特の歴史ももっと短くなっていたかもしれません。Moon Swatchコレクションは、スイス時計産業を救ったスウォッチの業績をウィットに富んだ仕方で称え、お求めやすい価格で提供します。スウォッチモデルは新しいMoon watchファンには最適で、この共同プロジェクトにこれ以上ふさわしいものはありません。オメガは月まで行きましたが、今回探索するのは銀河です。魅力的なカラーで見ていて楽しくなるような素晴らしい時計です。

【オメガ】のレイナルド・アッシェリマンCEOも語っているように、まさに魅力的なカラーでファン垂涎のコレクション。早速、その11種類のコレクションを見ていきましょう。

①『Mission to the Sun』

Mission to the Sun

太陽をイメージした、明るいサンブラッシュゴールドが特徴の『Mission to the Sun』。

こちらは、明るいサンイエローカラー、洗練されたサンブラッシュ文字盤、白いベルクロ©ストラップを組み合わせ、クロノグラフ秒針、サブダイヤル針、タキメーター目盛りにアクセントとしてオレンジ色を配した鮮やかな1本。カラーダイヤルへの注目度然り、これからの暖かい季節、腕元のアクセントになること請け合いですね。

➁『Mission to Mercury』

Mission to Mercury

岩石質の水星をイメージしたダークグレーが武骨な印象の『Mission to Mercury』。

ダークグレーカラーのダイヤルとメタリックグレーのベルクロ©ストラップを備え、こちらはクロノグラフ秒針、サブダイヤル針、タキメーター目盛りにアクセントとしてホワイトが用いられています。シックな色目が非常にカッコイイ1本ですね。

➂『Mission to Venus』

Mission to Venus

欧米ではローマ神話をはじめ、世界各地で金星の名前には女性名が多く、そのイメージをピンクカラーで表現したであろう『Mission to Venus』。

白いベルクロ©ストラップとパステルピンクの組み合わせ、楕円形のサブダイヤルに施されたダイヤモンドのようなデザインが、見事な女性らしさを表現しています。

➃『Mission on Earth』

Mission on Earth

地球をイメージした、ブルーとグリーンが特徴の『Mission on Earth』。

ネイビーブルーのベルクロ©ストラップ、アースグリーンのケース、ブラウンのクロノグラフ&カウンター針が独特の存在感を放つ1本。 サブダイヤルやタキメータースケール等に用いられたホワイトカラーが良いアクセントとなり、絶妙なバランスとなっております。

⑤『Mission to the Moon』

Mission to the Moon

【オメガ】『スピードマスター』ムーンウォッチの正確なデザインと寸法を踏襲した『Mission to the Moon』。

ブラックのベルクロ©ストラップとスチールグレーのケースの組み合わせは、まさにムーンウォッチそのものですね。 オリジナル同様、すべての針とタキメーター目盛りにはホワイトが採用され、シンプルにカッコイイですね。(笑)

⑥『Mission to Mars』

Mission to Mars

火星をイメージした燃えるようなレッドが特徴の『Mission to Mars』。

文字盤やベルクロ©ストラップに用いられたホワイトと、火星へのオマージュで使用されたレッドが対照的な1本。遊び心のある宇宙船の形をしたユニークな赤針は、【オメガ】の「アラスカプロジェクト」のデザインを踏襲しており、なんともニクい演出ですね。

⑦『Mission to Jupiter』

Mission to Jupiter

木星をイメージしたブロンズカラーが特徴の『Mission to Jupiter』。

アースカラーであるベージュとブラックの組み合わせは、落ち着いた大人の雰囲気の1本。クロノグラフ針とサブダイヤル針に差し色として用いたオレンジが、以前【オメガ】で販売された「ウルトラマン」モデルを連想させ、コレクターズアイテムになりそうですね。

⑧『Mission to Saturn』

Mission to Saturn

土星をイメージした、オールブラウンベースの『Mission to Saturn』。

砂のようなベージュと土のようなブラウンが見事に調和したこちらは、6時位置のサブダイヤルの色目と、土星のリングを表したデザインが遊び心感じる仕様となっております。ヴィンテージの風合いも感じられ、これまた人気が出そうな1本ですね。

⑨『Mission to Uranus』

Mission to Uranus

氷の惑星(Ice Giant)とも言われる天王星のカラーをイメージした『Mission to Uranus』。

パステルエアリーブルーの名の通り、美しいブルーと白のみで組み合わされた洗練されたこちらは、【ロレックス】『オイスターパーペチュアル』のターコイズブルー人気が続いているなか、価格的にも気軽に着けられ、非常に人気になりそうですね。

⑩『Mission to Neptune』

Mission to Neptune

天王星に同じく、氷の惑星(Ice Giant)と言われる海王星をイメージした『Mission to Neptune』。

ダークネイビーとブラックのベルクロ©ストラップの組み合わせは、少し不気味で吸い込まれるようなインパクトがありますね。クロノグラフ針、サブダイヤル針、タキメーターに用いられたホワイトが、視認性を確保し、全体のバランスも取ってくれています。

⑪『Mission to Pluto』

Mission to Pluto

冥王星をイメージした、グレーとバーガンディーが特徴の『Mission to Pluto』。

バーガンディーは冥王星の表層の「赤く凍ったメタン」をイメージしたものでしょうか。ライトクールグレーのケース、ダークグレーのベルクロ©ストラップ、ブラックのクロノグラフ&サブダイヤル針、バーガンディーのカウンターとベゼル、、、差し色としてバーガンディーを使った配色は、これから注目のカラーかもしれません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

スウォッチグループでしかできないコラボレーション。率直にこれは欲しい(笑)と思ってしまったのは、おそらく私だけではないと思います。

そういえば先日、モルガン・スタンレーとLuxe Consult(スイスの時計産業専門コンサルティング会社)の最新スイス時計業界調査レポートが発表されました。スウォッチグループ全体の営業利益の半分以上を稼ぎ出していると言われる【オメガ】ですが、2021年度の推定売上高ランキングでは第3位(2020年度は第2位)という結果。時計業界でのシェアが7.5%、売上高は22億スイスフラン(2020年度の売上高は17億スイスフラン)と決して悲観する数字ではありませんが、グループ全体の底上げを狙っている意図がありそうですね。

スウォッチグループとしては、エントリー機として【オメガ】のデザインに触れてもらい、その良さを体感したうえで、実際に【オメガ】ブランドの時計を購入してもらいたいのでしょうか。私としましては、これまで時計に興味を持っていなかった層への訴求と裾野を広げる戦略として、素直に素晴らしいなと思いますし、こういった試みは本当に楽しい気持ちにさせてくれます。※上からすみません(笑)

今回の商品の販売は、一部のスウォッチ店舗のみとなり、東京は渋谷店、原宿店、大阪は心斎橋店とのことです。後日にはなりますが、オンラインでの販売も予定されているようですので、ご遠方の方も一安心ですね。▶発売日は*2022年3月26日

【後日談】
⇩⇩

販売日当日は東京、大阪の各店舗の周りにかなりの人集りが出来てしまったことで、急遽販売は中止に。インターネットでの抽選販売へと切り替わりました。その後は、フリマアプリやオークションサイトなどで、プレミアム価格にて取引されています。バリエーションに富んだモデルなだけに、ついつい全色欲しくなってしまうところですが、道のりは長そうですね、、(笑)

ではまた!

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