本日は、【2024年最新版】機械式腕時計 “オーデマピゲのおすすめモデル10選”をお送りいたします。
【パテックフィリップ】、【ヴァシュロンコンスタンタン】と共に世界三大高級時計ブランドの一つに数えられている【オーデマピゲ】。世界的な物価高騰の流れから、ここ数年で幾度も定価の値上げに踏み切っておりますが、その向かい風をものともせず、取引は活発に行われています。
今回は、そんな【オーデマピゲ】の人気の現行モデルに加え、既にディスコン(廃盤)となっているモデルも含めて、おすすめモデルを厳選して紹介いたします。是非とも最後までお楽しみください。
- ①『CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ オートマティック ボリショイ限定』「Ref.15210BC.OO.A321CR.99」
- ②『ロイヤルオーク オフショア クロノグラフ』「Ref.25721ST.OO.1000ST.01」
- ③『ロイヤルオーク スケルトン』「Ref.15305ST.OO.1220ST.01」
- ④『ロイヤルオーク セラミック』「Ref.77350CE.OO.1266CE.01」
- ⑤『ロイヤルオーク 50周年記念』「Ref.15550ST.OO.1356ST.02」
- ⑥『ロイヤルオーク 50周年記念』「Ref.15510ST.OO.1320ST.04」
- ⑦『ロイヤルオーク ジャンボ エクストラシン 50周年記念』「Ref.16202ST.OO.1240ST.01」
- ⑧『ロイヤルオーク デュアルタイム』「Ref.26120ST.OO.1220ST.02」
- ⑨『ロイヤルオーク クロノグラフ』「Ref.26239BC.OO.1220BC.01」
- ⑩『ロイヤルオーク フライング トゥールビヨン』「Ref.26530PT.OO.1220PT.01」
- ◆ まとめ
①『CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ オートマティック ボリショイ限定』「Ref.15210BC.OO.A321CR.99」
*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/audemars_piguet/code-11-59/code-11-59-379081/
ロシアのボリショイ劇場とのパートナーシップ10周年を祝うために製作された限定99本のモデル『CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ オートマティック ボリショイ限定』「Ref.15210BC.OO.A321CR.99」。
透明感のある質感が魅力のこちらの文字盤は、スモークブルーのダイヤルにグランフーエナメルを採用しており、18KWG(ホワイトゴールド)ケースと組み合わさることで、上品で洗練された、美しさ漂う一本となっています。また、搭載ムーブメント「Cal.4302」のローターには、ボリショイ劇場の紋章が緻密にエングレーブされていますので、特別感のあるモデルをお探しの方にイチオシです。
②『ロイヤルオーク オフショア クロノグラフ』「Ref.25721ST.OO.1000ST.01」
*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/audemars_piguet/royal-oak-offshore/royal-oak-341016/
【ロレックス】『チェリーニ』のデザインも手掛けたエマニュエル・ギュエによる作品の一つ『ロイヤルオーク オフショア クロノグラフ』「Ref.25721ST.OO.1000ST.01」。
1993年発売当時としては、驚異的に大きかったケースサイズで登場した、こちらの初代『ロイヤルオーク オフショア』は、その大きさから”The Beast”という別名が付けられました。【オーデマピゲ】社内では、大きすぎて売れないだろうと賛否両論あったようですが、今でこそケースの大型化が進んでるとはいえ、当時、42mmケース径に約15mmのケース厚は、異例であったことが伺えます。また、経年変化によりダイヤルがトロピカル化した個体が存在しているのも、このモデルの面白い点です。2018年のSIHHで発表された、エマニュエル・ギュエのオリジナルデザインをほぼ忠実に再現し、復刻したとされる「Ref.26237ST.OO.1000ST.01」とともに、『ロイヤルオーク オフショア』の中で最もオススメのモデルです。
③『ロイヤルオーク スケルトン』「Ref.15305ST.OO.1220ST.01」
*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/audemars_piguet/royal-oak/royal-oak-268/
スケルトン化したダイヤルが特徴的な、2010年発表の『ロイヤルオーク スケルトン』「Ref.15305ST.OO.1220ST.01」。
スケルトン文字盤の『ロイヤルオーク』と言えば、ケース径41mm、37mmでラインアップされた『ダブルバランスホイールオープンワーク』を思い浮かべる方も多いと思いますが、こちらはケース径39mmと、程良いサイズ感で着用しやすい魅力的な一本となっています。また、【オーデマピゲ】製「Cal.3120」をベースに、スケルトン化して開発された「Cal.3129」を、表裏どちらからも堪能いただけます。完全受注生産とも言われており、正規販売店にも年に一本納品されるかされないかという程の希少モデルとなっておりますので、見つけたらすぐに押さえておくことをオススメする一本です。
④『ロイヤルオーク セラミック』「Ref.77350CE.OO.1266CE.01」
*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/audemars_piguet/royal-oak/royal-oak-selfwinding-334095/
素材にブラックセラミックを採用し、スタイリッシュな風防で登場した2021年発表の『ロイヤルオーク』「Ref.77350CE.OO.1266CE.01」。
ジェンダーレスモデルとして位置付けされているこちらは、34mmの小ぶりなケースとブレスレットに、耐傷性に優れたブラックセラミックを採用し、それとコントラストを成すかのようにピンクゴールドのパーツが随所に散りばめられ、視認性の高い仕上がりとなっています。搭載されているムーブメントは、2020年に発表された34mmの『ロイヤルオーク』専用に設計された「Cal.5800」。そのパワーリザーブは約50時間を誇ります。2023年にはホワイトセラミックを素材に採用した「Ref.77350CB.OO.1266CB.01」も発表されておりますので、お好みのカラーで選ばれてみてはいかがでしょうか。
⑤『ロイヤルオーク 50周年記念』「Ref.15550ST.OO.1356ST.02」
*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/audemars_piguet/royal-oak/royal-oak-50th-anniversary-362744/
2022年に『ロイヤルオーク』誕生50周年を記念して登場した「Ref.15550ST.OO.1356ST.02」。
日本人の腕に馴染みやすい37mmケースのこちらには、ご紹介のナイトブルー文字盤の他に、ライトブルー、グレーがラインアップされており、お好みの配色を選んでいただくことが可能です。先代「Ref.15450ST」からダイヤルデザインが変更され、12時位置の”AP”ロゴ、6時位置の”AUTOMATIC”表記が無くなり、そのすっきりとしたデザインに好感を持たれた方も多いのではないでしょうか。ムーブメントには、”50周年記念ローター”を備えた新ムーブメント「Cal.5900」を搭載。2022年に製造された個体にのみ”50周年記念ローター”が搭載されていますので、販売された個体数は極めて少ないと予想されます。迷われている方は、今のうちに押さえておくことをオススメします。
⑥『ロイヤルオーク 50周年記念』「Ref.15510ST.OO.1320ST.04」
*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/audemars_piguet/royal-oak/royal-oak-selfwinding-50th-anniversary-397585/
続いても、『ロイヤルオーク』50周年記念モデルから、新色となるグリーンダイヤルが特徴的な「Ref.15510ST.OO.1320ST.04」をご紹介。
【オーデマピゲ】のアイコンウォッチ『ロイヤルオーク』から、今なお不動の人気モデルとして君臨する「Ref.15510ST」。ダイヤルカラーはこちらのグリーンの他に、ナイトブルー、ブラック、シルバー、グレーと豊富なラインアップを誇り、迷われてしまう方も多いかと思いますが、どれもが落ち着いた色合いで、服装、利用シーンを問わず合わせやすくなっています。こちらも前述の「Ref.15550ST」同様に、2022年に製造された個体にのみ”50周年記念ローター”が搭載されていますので、早めの購入を検討いただいた方が良いかもしれませんね。
⑦『ロイヤルオーク ジャンボ エクストラシン 50周年記念』「Ref.16202ST.OO.1240ST.01」
*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/audemars_piguet/royal-oak/royal-oak-jumbo-extra-thin-50th-anniversary-334093/
さらにもう一本、『ロイヤルオーク』50周年記念モデルからご紹介。【オーデマピゲ】きっての人気モデル『ロイヤルオーク エクストラシン 50周年記念』「Ref.16202ST.OO.1240ST.01」。
二針のシンプルな文字盤デザインに、1972年の発表当時と同じ39mmケース、クイックチェンジ機構を備えた自社製の新ムーブメント「Cal.7121」を搭載したこちらは、”ジャンボ”の愛称を持つ「Ref.5402」から受け継いだ、シンプルかつ完成されたデザインが魅力的な一本です。カジュアルスタイルにもスーツスタイルにも合わせられるため実用性も抜群で、二次流通市場でも高値で取引されています。おいそれとは手に入れられない価格とはなっていますが、いつかは手にしたい時計として候補に入れてみてはいかがでしょうか。
⑧『ロイヤルオーク デュアルタイム』「Ref.26120ST.OO.1220ST.02」
*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/audemars_piguet/royal-oak/royal-oak-335650/
2006年に登場した、サブダイヤルのレイアウトが特徴的な『ロイヤルオーク デュアルタイム』「Ref.26120ST.OO.1220ST.02」。
2つの時刻を表示できるデュアルタイム仕様のこちらは、サブダイヤルに第二タイムゾーン(6時位置)、パワーリザーブ表示(10時位置)、ポインターデイト方式(2時位置)のカレンダーが備わった、実用性に優れたモデルとなっています。各サブダイヤルがバランスよくレイアウトされているため、多機能でありながらもスッキリとした印象になっていますね。ムーブメントには【ジャガールクルト】製の「Cal.899」をベースとした「Cal.2329/2846」を搭載しており、リューズ操作で簡単に第二タイムゾーンを調整できるため、利便性が高く、更にはケース径39mm、ケース厚10.3mmと腕馴染みが良い点もポイントですね。シンプルな三針モデルの良さももちろんありますが、他の人とは異なる『ロイヤルオーク』をお探しの方に、狙い目の一本としてオススメしたいモデルです。
⑨『ロイヤルオーク クロノグラフ』「Ref.26239BC.OO.1220BC.01」
*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/audemars_piguet/royal-oak/royal-oak-chronograph-356475/
2021年に登場した世界限定222本のクロノグラフモデル『ロイヤルオーク クロノグラフ』「Ref.26239BC.OO.1220BC.01」。
こちらはケース、ブレスレットに使用されている18KWG(ホワイトゴールド)と、鮮やかなブルー文字盤の組み合わせが、高級感に溢れながら爽やかな雰囲気も漂う魅力的な一本です。ムーブメントにはフライバック機能が付加された「Cal.4401」を搭載し、約70時間のロングパワーリザーブを誇っていますので、デザイン性に劣らず機能性も抜群。デイリーユースにはSS(ステンレススチール)モデルが向いているかもしれませんが、ぜひ一度手に取ってその美しさを体感してみていただきたいモデルの一つです。
⑩『ロイヤルオーク フライング トゥールビヨン』「Ref.26530PT.OO.1220PT.01」
*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/audemars_piguet/royal-oak/royal-oak-399598/
色鮮やかなライトブルーダイヤル×PT(プラチナ)製ケース・ブレスレット、そして6時位置に鎮座するトゥールビヨンが、圧倒的な存在感を放つ『ロイヤルオーク フライング トゥールビヨン』「Ref.26530PT.OO.1220PT.01」。
ダイヤルにタペストリー柄を採用することの多い『ロイヤルオーク』ですが、こちらはエヴォルーティブ・タペストリーを施したライトブルーダイヤルとなっており、トゥールビヨンから放射線状に広がる模様が独特の存在感を放っています。ちなみにこちらのエヴォルーティブ・タペストリー柄は、一部の『ロイヤルオーク トゥールビヨン』にここ数年採用されていましたが、2022年頃からは通常のタペストリー柄に回帰しているのもポイントです。ムーブメントには、【オーデマピゲ】初となるセンターローター式のフライングトゥールビヨンを備えた自動巻き「Cal.2950」を搭載し、約65時間のロングパワーリザーブを有しています。他ブランドを含めたトゥールビヨン搭載モデルの中でも、指折りのデザイン性を誇るモデルとなっていますので、上がり時計の一つとして検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回、特に”50周年記念ローター”を搭載した2022年発表のモデルを数多くご紹介いたしました。というのも、およそ一年間のみ製造された個体ということもあり、今のうちに押さえておくことを是非オススメしたいと考えた次第です。
また、2024年3月現在で既に20本近い新作を発表している【オーデマピゲ】。2024年の新作も18Kゴールドの新しい合金、サンドゴールドを開発するなど、意欲作が目白押しとなっておりますので、今後の動向に益々目が離せません!気になる方は、公式HPもご覧になってみてください。
今回も、本記事がお気に入りの一本を見つける一助となれば幸いです。
ではまた!