本日は、【2024年最新版】機械式腕時計 “20代へのおすすめモデル5選”をお送りいたします。
20代は新社会人となられる方も多く、身だしなみのひとつとして、高級腕時計を購入される方も少なくありません。どの時計をチョイスするかで印象が大きく変わるアイテムと言えますが、数ある中から最初の一本を選ぶのは難しいですよね。特に数十万円から数百万円もする高級腕時計を購入することは、人生で初めての大きな買い物となるのではないでしょうか。
ということで今回は、①二次流通市場で100万円以下の販売価格であること、②通年で使用しやすいブレスレット仕様であること、③ビジネスシーンで使用しやすいこと、この三点に重きを置いて、これから社会で活躍されていく”20代の方“に向けたオススメのモデルを、厳選して”5本“ご紹介していきたいと思います!是非とも最後までお楽しみください。
①【グランドセイコー】『ヘリテージコレクション』「Ref.SBGR317」
*出典元:https://www.grand-seiko.com/jp-ja/collections/sbgr317
初めての高級機械式時計を購入したいと検討されている方に向けて、まずご紹介したいのが【グランドセイコー】『ヘリテージコレクション』「Ref.SBGR317」。
これまでケース径42mmおよび37mmの2サイズ展開されていたキャリバー9S6系のメカニカルスタンダードシリーズに登場した待望の40mmサイズのモデルです。存在感と装着感のバランスに優れているだけでなく、放射状のブラック文字盤に精巧に仕上げが施されたシルバーのドーフィン針とインデックスによって視認性も抜群。シンプルなデザインと機能、かつ鏡面とサテン仕上げを組み合わせた高級感のあるケースはさりげなく腕元を飾ってくれるでしょう。搭載ムーブメント「Cal.9S65」は、9Sメカニカルを代表する最もスタンダードな自動巻ムーブメントですが、約72時間のパワーリザーブを備え、ウイークエンドプルーフ(週末耐性)を有している点も嬉しいポイントですね。
ビジネスにおいて、初対面の人のどこに注目するかというアンケートでは、約6割が腕時計との答えているそうです。【グランドセイコー】=誠実、信頼というブランドイメージがあり、また日本を代表するブランドということもあって嫌味に捉えられることも少なく、相手に好印象を与えるビジネスウォッチの代表格と言えるでしょう。こちらはブレスレット仕様となっておりますが、ドレッシーな印象に変えたいようであれば、別売りの純正クロコダイルストラップ(39,600円 税込)に換装して楽しむこともできます。TPOをわきまえながら、ステータス性も有しており、特にビジネスシーンにおいて生涯活躍してくれるオススメの一本です。
②【カルティエ】『サントス ドゥ カルティエ』「Ref.WSSA0029」
*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/cartier/santos-193214/
【カルティエ】は独創的かつ斬新なデザインのコレクションラインが多く、近年は上級ラインである”CPCP(コレクション・プリヴェ・カルティエ・パリ)”が、時計愛好家やファッション関係者の中で特に注目を浴びています。今回ご紹介するのは、1904年にルイ・カルティエとブラジル人飛行士のアルベルト・サントス・デュモンの友情によって誕生した”世界初の腕時計”と言われる『サントス ドゥ カルティエ』。
ベゼル・ブレスに配された『サントス』特有のビス、一目で『カルティエ』と分かる特徴的なローマンインデックスを配したホワイト文字盤、ブルースチール針、リューズにセットされたブルーのシンセティックスピネルの組み合わせが非常に美しいモデルです。”クイックスイッチシステム”によって、工具無しで簡単にストラップを付け替えることができるため、フォーマルな場やドレッシーに腕元を飾りたいシーンでは付属のアリゲーターストラップに換装して使用するのもオススメ。【カルティエ】らしい上品さと、高級感溢れるデザインということもあり、初めて高級時計を購入する方にもオススメの一本です。
➂【IWC】『パイロットウォッチ オートマティック 36』「Ref.IW324010」
*出典元:https://www.iwc.com/jp/ja/watch-collections/pilot-watches/iw324010-pilot_s-watch-automatic-36.html
続いてご紹介するのは、【IWC】の中でも長い歴史を持ち、視認性、防水性、そして耐磁性に優れた『パイロットウォッチ』。
こちらは2019年に発表され、マット仕上げのブラック文字盤にアラビア数字インデックスを組み合わせた伝統的な『パイロットウォッチ』のデザインを継承している人気モデルです。1948年に英国空軍のためにシャフハウゼンで製造された『マーク11』のオリジナルサイズ36mmへ回帰、ジェンダーレスモデルに位置づけられており、男性女性問わず装着しやすいサイズ感が魅力となっています。また、腕馴染みの良い5連ブレスレットは美しいサテン仕上げが施されており、観音開きのバックルも着脱しやすいよう設計されています。シンプルなデザインのため末永く愛用できることから、20代で初めての高級腕時計に触れたい方に密かにオススメしたい一本です。
④【オメガ】『スピードマスター ムーンウォッチ プロフェッショナル』「Ref.310.30.42.50.01.002」
*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/omega/speedmaster-moon-watch-professional-244784/
続いては、【オメガ】のアイコンウォッチと言える『スピードマスター』をご紹介いたします。
こちらのモデルは2021年発表、往年の『スピードマスター』のデザインを踏襲しつつ、ブレスレットを現代的に改良、軽量、薄型化した「Ref.310.30.42.50.01.002」。ヴィンテージにインスパイアされたステップダイヤル(内側の文字盤がミニッツトラックにつながる部分に段差がある)、ドーム風防にヴィンテージ感漂うヘサライトガラス(プレキシガラス・アクリル)を採用しています。
実は2021年に発表された『スピードマスター』は、こちらのヘサライトガラス仕様とサファイアクリスタル仕様の「Ref.310.30.42.50.01.001」が同時にリリースされています。現代の高級腕時計は対傷性に優れたサファイアクリスタル風防を採用しているモデルが多いですが、ヘサライトガラス仕様の「Ref.310.30.42.50.01.002」のみシースルーバックとなっており、ムーブメントを眺めて楽しむことができる点もこちらのモデルをオススメする大きなポイントで、機械式高級時計の魅力の一つに触れていただけるのではないかと思います。『スピードマスター』は、多くの時計を所有してきた愛好家が初めの一本として選んできたモデルのひとつであり、高級腕時計の定番モデルです。
⑤【ロレックス】『エクスプローラー』「Ref.114270」
*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/rolex/explorer1/explorer-374649/
最後にご紹介するのは、人気、知名度ともに【ロレックス】でも1、2位を争う『エクスプローラー』。
1953年の登場以来、そのシンプルなデザイン、視認性、堅牢性、そして資産性も抜群と、長きに渡って【ロレックス】ファンに愛されています。『エクスプローラー』の中でもこちらの「Ref.114270」をご紹介する理由は、TPOを選ばずに使用出来るシンプルなデザイン性はもちろん、『エクスプローラー』の中でも二次流通市場で比較的手にしやすい価格帯であること、そしてケースサイズ36mmで使い勝手の良さが抜群であるため。まず一本目にこの「Ref.114270」を手に取って、高級時計の魅力に触れていただければ、自ずと他のモデルやブランドにも興味が湧き、時計沼にハマること間違いなしです。20代で初めて高級腕時計に触れたい方に強くオススメしたい一本です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
高級腕時計が気になるけれど、何を購入したら良いか分からない。そんな”20代の方”にオススメしたい定番人気モデルを5本ご紹介させていただきました。
シンプル、ビジネスユースも想定して控えめなカラーリング、現行モデルあるいは現行に近いモデルを選出しましたが、初めて購入する高級腕時計だからこそ人気の定番モデルを手に取っていただき、良さを体感していただきたいと考えます。私自身もそうでしたが、初めて手に入れた高級時計は一生の思い出となります。”時計のプロにしっかり聞いて買うこと”、”ご自身の目でしっかりと確認してから購入すること”が大切だと思いますので、是非お気軽に当店までご相談ください!知識豊富なスタッフが常駐しておりますので、デザイン、機能、予算などに合わせてアドバイスさせていただきます。
今回も、本記事がお気に入りの一本を見つける一助となれば幸いです。
ではまた!