みなさん、こんばんは。

東京でも雪が降るほど冷え込んだ日が続いている昨今ですが、みなさま体調は崩されてませんでしょうか。昨年から続き、インフルエンザやコロナも流行っていますので、くれぐれも体調管理にはお気をつけください。

さて今回は今まで以外にもご紹介していなかった『ノーチラス アニュアルカレンダー ムーンフェイズ』のオススメ個体をお見せしていきたいと思います!ぜひ最後までご覧ください!

「Ref.5726/1A-014」
『ノーチラス アニュアルカレンダー ムーンフェイズ』SS

2019年の新作として登場した「Ref.5726/1A-014」。

こちらは、”ブルーブラックグラデーション”との名がついた文字盤を搭載し、『ノーチラス』特有の深いブルーの色味が、大人の気品溢れる仕上がりの一本。

同時期に発売されていた三針モデルの『ノーチラス』「Ref.5711/1A-010」や、プチコンプリケーション搭載モデル「Ref.5712/1A-001」にも同じ色が採用されていましたが、モデルによって表情が違って見えるのは面白いところであります。

さて、本題へと入る前に、先ずは『ノーチラス アニュアルカレンダー ムーンフェイズ』のモデルをいくつかご紹介したいと思います。

『ノーチラス』初となる”アニュアルカレンダー ムーンフェイズ”搭載モデルとして、2010年に発表された「Ref.5726A-001」。

SS(ステンレススチール)ケース、ブラックグラデーション文字盤、革ベルトが組み合わさったことで、スマートな印象へと様変わりしました。
※こちらのモデルは、2024年2月現在、現行品として販売されております。

その2年後にあたる2012年の新作モデルとして、SS(ステンレススチール)ケース・ブレスレット仕様で発表されたのが、こちらの「Ref.5726/1A-001」。

落ち着いた印象の”ブラックグラデーション”文字盤は、色味がシンプルであることから、オンオフ問わず使い勝手の良い一本となっています。

同じく2012年に登場した、爽やかな印象のホワイト文字盤が特徴的な「Ref.5726/1A-010」。

このひときわ目立つホワイト文字盤に縁取られたインデックスや針とのコントラストがなんとも可愛らしく、ポップな印象の一本。余談にはなりますが、「TIFFANY&CO.」とのWネームモデルが当店に在庫しており、私も喉から手が出る程ほしいと羨望の眼差しで見ておりましたが、つい先日旅立ってしまい、寂しい日々が続いております。(笑)

余談はさておき、話を「Ref.5726/1A-014」に戻します。

文字盤12時位置の「PATEK PHILIPPE」と「GENEVE」の表示に挟まれて、曜日と月を表示する窓、6時位置の日付を表示する窓は大きくくり抜かれており、白地に黒の書体は非常に視認性が高くなっています。また、同じく6時位置にムーンフェイズが配されていますが、外周は24時間を表示しており、昼夜がすぐ分かるようになっております。”アニュアルカレンダー機構”はやはり、調整なども含めて非常に使いやすく、デイリーユースに適していますね。

程良くインパクトのある40.5mmのケースに、厚さは11.3mmで、12気圧防水を備えています。”アニュアルカレンダー”を搭載しておきながらもこの厚みに抑えているのはさすが【パテックフィリップ】と言ったところですね。

スケルトンバックから鑑賞いただけるのは「Cal.324 S QA LU 24H/303」。21Kの大振りなローターに、347個のパーツで構成されているこのムーブメントは、見ていて壮観であります。

保証書日付は2019年11月。当社提携工房にて外装仕上げを施しているため、目立つスレ、キズは見当たらない程の美品で、付属品も完品と、非常にオススメです。

気になる販売価格は、15,400,000円(税込)

商品詳細をご覧になりたい方はこちら

状態良し、価格良しと、ご検討されている方には是非オススメいたします!迷われている方はまず当店までお越しください。しっかりと後押しさせていただきます。(笑)

まとめ

いかがでしたでしょうか。

【パテックフィリップ】を代表するラグスポウォッチ『ノーチラス』に、”アニュアルカレンダー”と”ムーンフェイズ”を搭載したこちらの一本は、相変わらずの高い人気を誇っており、いつ旅立ってもおかしくないモデルの一つです。また、現在【パテックフィリップ】を含め、高級腕時計相場が活性化してきておりますので、ご購入を検討中の方には非常に”買い時”であると思います。気になった方はお早目のご連絡をお待ちしております!

引き続き、みなさまにとって有益な情報を少しでも多くお伝えしていければと思いますので、次回のパテック論を楽しみにお待ちください。

ではまた!

阿部泰治のパテック論