みなさん、こんばんは。
先ずは、新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
当店の営業は1月4日(木)からとなりますが、パテック論に関しましては、休まずお届けさせていただきます!!
現在当店では、40本近くの【パテックフィリップ】の在庫がございますが、今回はその中でも特に私がオススメしたい時計をご紹介したいと思います!ぜひ最後までご覧ください!
「Ref.6119G-001」
『カラトラバ』18KWG
素材違いとなる「Ref.6119R-001」と共に、2021年に登場した『カラトラバ』「Ref.6119G-001」。
先代モデルにあたる「Ref.5119」の36mmケースから、39mmへとサイズアップされ、アプライドのゴールド植字インデックスやドルフィン型の針が採用されたことで、高級感が一段と上がっています。
文字盤は縦サテン仕上げのグレーで、保証書には”ANTHRACITE SATAIN”と書かれております。画像だと分かりづらいですが、スモールセコンドはブラックで、ツートーンカラーになっております。
ケース径は39mmにサイズアップされながらも、文字盤デザインのバランスが良くなっているのは、直径31mmに大型化された新型ムーブメント「Cal.30-255PS」によるもので、65時間のロングパワーリザーブ、ハック機能(リューズを引くと秒針がストップ)が追加されています。
保証書日付は2021年10月。使用に伴うスレキズはございますが、ケースがしっかりとした印象の良い個体です。また、付属品もしっかり揃っており、販売価格も魅力的なオススメ品です。
気になる販売価格は、4,378,000円(税込)
※2024年1月時点の国内希望小売価格は、4,818,000円(税込)
「Ref.5524G-001」
『カラトラバ パイロット トラベルタイム』18KWG
18KWG(ホワイトゴールド)のカラトラバケース×ニス塗装のブルー文字盤×カーフベルトが斬新な印象の2015年発表モデル『カラトラバ パイロット トラベルタイム』「Ref.5524G-001」。
その当時【パテックフィリップ】らしくないルックスで、時計業界はかなりざわついたのではないでしょうか。パイロットウォッチというだけあって、夜光入りの針、文字盤インデックスはハッキリして分かりやすく、視認性にも長けています。
これまでの『トラベルタイム』機構を搭載したモデルと大きく異なるのは、8時と10時にあるローカルタイムの変更ボタンに特許取得したロック機構が備わっている点。ロック機構がないモデルの場合、知らず知らずのうちにボタンを押してしまっていて、ローカルタイムの時間がズレている!?なんてことが多々あったかと思いますが、この点が解消されただけでもストレス軽減ですね。
使用に伴うスレキズこそございますが、ケースがしっかりとした印象の良い個体でございます。付属品は完品で、2023年にメーカーでのオーバーホールが完了している点もオススメです。
気になる販売価格は、4,950,000円(税込)
※2024年1月時点の国内希望小売価格は、8,657,000円(税込)
「Ref.6007G-011」
『カラトラバ』18KWG
2023年新作モデルとして、3色展開で発表された『カラトラバ』より、ブルーカラーが映える「Ref.6007G-010」。(「Ref.6007G-001」:イエロー、「Ref.6007G-010」:レッド、「Ref.6007G-011」スカイブルー)
エボニーブラック文字盤やブラックのカーフスキンバンドの至るところに爽やかなブルーを採用したことで、今までにはない斬新且つスポーティーな印象に仕上がっています。
エボニーブラックの文字盤中心部分にはカーボンエンボスパターンが施されており、微細な同心円模様が描かれた内側のスケール、サテン仕上げのアワーサークル、スカイブルーの目盛が描かれたソレイユ仕上げの外側のスケール、という3種類の仕上げを組み合わせた凝ったデザインや、スリムなセンターセコンドにスカイブルーが配され、スポーティーでありながらも爽やかな印象が非常に強くなっています。
スクリュー式のスケルトンバックから鑑賞出来るのは、”ハック機能”を備えた自動巻ムーブメント「Cal.26-330 SC」。日付変更の禁止時間帯がなくなり、利便性がグッと増しています。
保管による僅かなスレはございますが、着用されていない未使用品です。保証書は付属しておりませんが、市場での出回りもほぼありませんので、お探しの方には特にオススメです。
気になる販売価格は、5,478,000円(税込)
※2024年1月時点の国内希望小売価格は、5,709,000円(税込)
「Ref.4947/1A-001」
『アニュアルカレンダー ムーンフェイズ』SS
2021年の年新作モデルとして発表された『アニュアルカレンダー ムーンフェイズ』「Ref.4947/1A-001」。
型番(リファレンス)で見ると4頭=レディースモデルなのですが、こちらは男性が着用しても全く問題ないユニセックスな一本となっています。
デニムを連想させる縦横サテン仕上げ(山東絹仕上げ)のブルー文字盤は、非常に美しい仕上がりで、SS(ステンレススチール)ケース・ブレスレットに映えます。
5連のブレスレットは、実際に着用してみると、とにかく腕馴染みが良く、さらにはゴールドやPT(プラチナ)素材とは異なり、軽量になっていますので、着用時のストレスもありません。
保証書は付属しておりませんが、それ以外の付属品は揃っています。また、コマ調整はされておりますが、着用されていない未使用品です。
気になる販売価格は、5,588,000円(税込)
※2024年1月時点の国内希望小売価格は、7,766,000円(税込)
まとめ
2024年最初のパテック論は、当店が在庫している【パテックフィリップ】のモデルの中から比較的お求めやすい価格、且つお得感のあるモデルを”2024年”の”4”にちなんで、4本ご紹介いたしました。
ここのところ、あらゆる時計ブランドが年に数回、多いと年に2、3回ほど正規販売価格改定(値上げ)をしており、それは【パテックフィリップ】も例外ではなく、2023年も2月、8月と2回行なっております。今後も国内希望小売価格は上がる一方ですので、気になるモデルがこざいましたら、お早目のご購入をオススメいたします。
2023年もたくさんのお客様とお話しさせていただきましたが、皆さまの喜ぶ姿を見て、やはりお客様あってのコミットであることを改めて実感した一年でした。感謝の想いを忘れずに、2024年もたくさんの素敵な【パテックフィリップ】のモデルを皆様にお届けしたいと思います。
1月4日(木)から営業再開となりますが、本年も皆様とたくさんの時計談義が出来ればと思っております!何卒よろしくお願いいたします!
ではまた!