みなさん、こんばんは。

ここ数日は20℃前後の日も増え、いよいよお花見のシーズンがやってきましたね。今年は花粉の飛散が多いようですので、室内からお花見するのもありかもしれません。

さて、今回は人気の『ノーチラス』の中でも、特に希少なモデルをご紹介したいと思います。状態や保証書日付と、素晴らしい個体になっていますので、是非最後までご覧ください。

「Ref.5980/1R-001」
『ノーチラス クロノグラフ』18KRG

2013年に18KRG(ローズゴールド)ケース・ブレスレットの仕様で発売された『ノーチラス クロノグラフ』「Ref.5980/1R-001」。

アリゲーターベルト仕様の「Ref.5980R-001」とは異なり、インダイヤルが同色となっているため、落ち着いた印象を与えてくれます。光の当たり方によってグレーにもブラウンにも見えるキレイな色味は、上品且つ高級感のある仕上がりですね。40.5mmのケース径は使い勝手が良く、250gを超える重量は腕馴染みの抜群に良いブレスレットによって解消されております。

と、ここで『ノーチラス クロノグラフ』の歴史について、少しお話ししましょう。

初めて『ノーチラス』にクロノグラフが搭載されたモデルは、2006年に生誕30周年として発表された、SS(ステンレススチール)ケースの「Ref.5980/1A-001」。6時位置のインダイヤルのデザインが目新しく、注目を集めていたことを今でも覚えております。

その後の2010年には、18KRG(ローズゴールド)ケースで、アリゲーターベルト仕様の現行モデル「Ref.5980R-001」が登場。ブラックブラウン文字盤に、シルバーを基調とした6時位置のインダイヤルが特徴的なデザインとなっており、上品でありながらもスポーティーな印象も併せ持った美しいモデルとなっています。

そして2013年に、「Ref.5980/1R-001」と同時に発表されたのが、こちらの「Ref.5980/1AR-001」。SS(ステンレススチール)と18KRG(ローズゴールド)のコンビモデルとなっており、色鮮やかなブルーソレイユ文字盤が美しいデザインの1本です。

話を戻しまして、ここでまず簡単にクロノグラフ積算計ついてご説明します。

“30分積算計”と”12時間積算計”を6時位置に同軸で配置したこちらは、❶白の長針で、一周目(外側)の30分(0〜30分)を計測し、❷二周目で内側に書かれた次の30分(31〜60分)を計測します。❸そしてもう一本の短針は、内周の12時間を計測出来る仕組みとなっており、合わせて見ることで、トータルの計測時間が分かるという画期的な仕組みとなっているのです。

あまりフォーカスされておりませんが、フライバック機能付きのクロノグラフ機構「Cal.CH 28-520 C」が搭載されており、その美しい動きをスケルトンバックから鑑賞いただけます。

バックルの仕様が新型になっているのもオススメポイントの一つです。しかもこの個体は、ブレスレットの調整が一切されていないというから驚きです。

保証書日付は2023年1月。ブレスレットの調整もされておらず、付属品も完備と、一切手が付けられていない未使用品となっております。極めて直近の保証書日付で、この状態というのは探しても先ず見つからないのではないでしょうか。

気になる販売価格は、30,800,000円(税込)

販売ページはこちら

今回、久しぶりの入荷となったこちらのモデルですが、このような素晴らしい個体が入荷したことに、更にテンションが上がっております!間違いなくオススメの個体です。お探しの方はとにかくお早めに!

と、言いたいところだったのですが、なんと本記事を執筆中に申し込みが入ってしまいました、、、このような素晴らしい個体は、すぐには入ってこないことが予想されますが、次回入荷の折には、急ぎこちらのパテック論で取り扱い、皆様にお知らせ出来ればと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

3月も終わりに近づき、いよいよ時計業界では1年のうち最も活気が溢れる時期=一大イベントがやってまいります。そうです!時計業界最大の新作見本市『Watches and Wonders Geneva 2023』が3月27日に開催されるのです!今年は一体どのような新作達が各ブランドから登場するのか!?楽しみで仕方ありませんね。皆様も期待して待ちましょう!

そして!!新作発表に先立って、3月22日(水)からは、コミット銀座にて年に数回開催されるお客様への還元祭“CTG(Commit Thanks Giving)“も開催されます!!素敵なコンテンツ盛りだくさんとなっておりますので、是非ともこの機会に高級腕時計をお得に売買してみてください!!

ではまた!

阿部泰治のパテック論