インターネット上での商品購入が当たり前となっている昨今。高級腕時計も例外ではございません。当店においても、ホームページ(以下:HP)で公開している情報を事前に検索して来店される方や、そのままインターネット上で購入される方が多数いらっしゃいます。また、実際にアクセス数が多い商品に関しては即販売に至っているケースがほとんど。このことからも、市場での注目度や人気の度合いを測るうえで、HPアクセス数は重要な指標となるのです。
そこで、当店の過去1年間におけるアクセス数上位5本を、ブランド毎に複数回に渡ってご紹介していきたいと思います。そしてこのランキングの結果を、実需の高いモデルを見極めるひとつの知見にしていただければと思います。
最後となる今回は、今までご紹介出来ていなかったブランドを一括りにしてランキングにし、ご紹介していきたいと思います!果たして、どのブランドのどのモデルがランクインするのか、是非とも予想しながら楽しんでご覧ください。
第5位
【カルティエ】『サントス ドゥ カルティエ』「Ref.WSSA0048」
第5位には、1904年に”ルイ カルティエ”とブラジル人飛行士”アルベルト サントス デュモン”の友情によって誕生した”世界初の腕時計”と言われている『サントス ドゥ カルティエ』「Ref.WSSA0048」がランクイン。
ストライプ柄の鮮やかなブルー文字盤とPVD加工されたベゼルがスポーティーな印象のこちらは、飛行機の機体のパーツをつなぐネジをモチーフにしたビスが、ベゼル・ブレスレットに打たれたデザイン性の高い一本。簡単にベルト交換が行える”クイックスイッチ”や、サイズ調整可能な”スマートリンク”も採用され、実用性にも非常に優れています。SS(ステンレススチール)仕様のケース・ブレスレットとなっておりますので、初めて高級腕時計を購入する方や、デイリーユース可能なモデルをお探しの方に是非オススメしたいモデルです。
第4位
【ジラールペルゴ】『ロレアート』「Ref.81010-11-431-11A」
第4位には、創業225周年記念モデルとして登場した『ロレアート』「Ref.81010-11-431-11A」がランクイン。
小さなピラミッド型を成すクルー・ド・パリ装飾が施されたブルー文字盤や、八角形ベゼルが特徴的なこちらは、サファイアケースバックから約54時間のパワーリザーブを誇る自社製自動巻きムーブメント「Cal.GP01800」を鑑賞いただくことが出来ます。ケースから流れるように一体化したブレスレットや、10.88mmのケース厚は、袖口が邪魔にならない大きさで、着け心地抜群な一本となっています。
第3位
【ゼニス】『クロノマスター スポーツ』「Ref.03.3100.3600/69.M3100」
第3位には、クロノグラフムーブメントの頂点ともされている”エルプリメロ”を搭載した、2021年発表の『クロノマスター スポーツ』「Ref.03.3100.3600/69.M3100」がランクイン。
爽やかなマット仕上げのホワイト文字盤に3色のインダイヤルが印象的なこちらは、耐久性に優れたセラミックベゼルと、武骨な印象のSS(ステンレススチール)ケース・ブレスレットを採用し、精悍でスポーティーな仕上がりとなっています。シースルーバックから覗く”エルプリメロ”のムーブメントは、毎時36,000振動のハイビート仕様。1/10秒単位での高精度な計測を可能としながら、パワーリザーブも約60時間を確保しているというのはさすがの一言ですね。
第2位
【パルミジャーニフルリエ】『トンダ PF マイクロローター』「Ref.PFC914-1020001-100182」
第2位には、【ブルガリ】の時計部門責任者で『オクト フィニッシモ』の生みの親の一人でもある”グイド・テレーニ”監修の『トンダ PF マイクロローター』「Ref.PFC914-1020001-100182」がランクイン。
イタリア語で”円形”を意味する『トンダ』ですが、その名の通りラウンド型ケースの流れるような曲線が美しさ際立つ仕上がりとなっています。他にも、きめ細やかなギョーシェ彫り、ソリッドゴールドのスケルトン針、PT(プラチナ)製のマルチフィニッシュベゼルと、高級感を更に高める演出もふんだんに盛り込まれていますね。ケース径40mm、ケース厚7.8mmと、薄型で装着感の良いシンプルな2針モデルは、カジュアルスタイルも良し、ドレススタイルでも良しと、使い勝手の良い一本となっています。
第1位
【ショパール】『アルパイン イーグル 41』「Ref.298600-3001」
栄えある第1位には、【ショパール】の共同社長を務める”カール-フリードリッヒ・ショイフレ”が、1980年に生み出した最初の時計『サンモリッツ』をオマージュした『アルパインイーグル ラージ』「Ref.298600-3001」がランクイン。
こちらは、ワシの虹彩をイメージしたとされる、ガルヴァニック加工を施したアレッチブルー文字盤が最大の特徴のモデルです。ケースやブレスレットには4年もの歳月を費やして開発した、”ルーセントスティール A223″を採用していますが、通常のSS(ステンレススチール)素材によく使用されている”316L”と比べ、50%ほど高い硬度を誇っています。更には、抗アレルギー性も有しているため、ガシガシ使用したい方や金属アレルギーの方にも非常にオススメな一本です。美しいデザインと実用性を兼ね備えた次世代のラグスポウォッチを、是非この機会に手にしてみてはいかがでしょうか。
いかがでしたでしょうか。
近年の”ラグスポ”人気が影響したこともあってか、全体的にスポーティーな印象のモデルがランクインしていましたね。各社毎にデザインや仕様にオリジナルの特性を織り込んでいて、どれも魅力的なモデルばかりであったかと思います。
選ぶ際に迷われる方も多くいらっしゃるかと思いますが、まずはご自身の利用シーンを想像して、そのうえで実物を見て判断することが一番です。是非ともお近くにいらした際には、コミット銀座へお立ち寄りください。スタッフ一同、ご来店いただけること楽しみにお待ちしております。