みなさん、こんばんは。
2019年に登場した【オーデマピゲ】の新コレクション『CODE 11.59 バイ オーデマピゲ』。スポーツモデルとドレスモデルの中間に位置付けられ、特徴的なダイヤルデザインや、同ブランドを象徴するオクタゴンケースの採用など、革新と伝統を織り交ぜた目新しいモデルとなっています。
今回は、そんな『CODE 11.59 バイ オーデマピゲ』の2023年新作モデル「Ref.15210ST」と、2019年発表の「Ref.15210OR」にどのような違いがあるのか比較していきたいと思います!どちらも魅力的なモデルですが、それぞれどのような違いがあるのかを知り、購入の検討材料または一つの知見にしていただければと思います。ぜひ最後まで楽しんでご覧ください。
まずは今回比較する、新型「Ref.15210ST」と旧型「Ref.15210OR」について、それぞれ簡潔にご紹介いたします。
ケース径 | 41mm | ベゼル | SS |
ダイヤル | ナイトブルーorスモークベージュorグリーン | 夜光 | あり |
素材 | SS | ブレスレット | ラバーストラップ |
防水性 | 30m | 駆動方式 | 自動巻き |
Cal | 4302 | パワーリザーブ | 約70時間 |
2023年の新作モデルとして、3色展開で発表された「Ref.15210ST」。従来のゴールド製ケースではなく、SS(ステンレススチール)を採用し、さらには独特なダイヤルデザインを搭載したことで、今までとは一味違う目新しいモデルへと変貌を遂げました。
ケース径 | 41mm | ベゼル | 18KWGor18KPG |
ダイヤル | スモークブルーorバーガンディorパープルorグレーorグレー(ブラックグラデーション)orブラック | 夜光 | あり |
素材 | 18KWGor18KPG | ブレスレット | ラバーストラップ |
防水性 | 30m | 駆動方式 | 自動巻き |
Cal | 4302 | パワーリザーブ | 約70時間 |
2019年、ラウンドケースにオクタゴン(八角形)のミドルケースを挟み込んだ、独自のケースで登場した初代(=旧型)「Ref.15210OR」。美しいダイヤルデザイン、極限まで薄くなったベゼル、美しさ際立つカーブしたサファイアガラスと、随所に拘りが散りばめられた、新世代を担うモデルとして、現在も高い人気を博しています。
新型「Ref.15210ST」と旧型「Ref.15210OR」の主なスペックは以下の通りです。
41mm | ケース径 | 41mm |
SS | ベゼル | 18KWG or 18KPG |
ナイトブルーorスモークベージュorグリーン | ダイヤル | スモークブルーorバーガンディorパープルorグレーorグレー(ブラックグラデーション)orブラック |
あり | 夜光 | あり |
SS | 素材 | 18KWG or 18KPG |
ラバーストラップ | ブレスレット | ラバーストラップ |
30m | 防水性 | 30m |
自動巻き | 駆動方式 | 自動巻き |
4302 | Cal | 4302 |
約70時間 | パワーリザーブ | 約70時間 |
❶【ダイヤル】
ダイヤルデザイン
Ref.15210ST | 波紋のような仕上げ |
Ref.15210OR | サンバースト模様のラッカー仕上げ |
「Ref.15210OR」では、ラッカー仕上げを用いて光沢感のある仕上がりとなっていましたが、「Ref.15210ST」では、中央から外側に広がる波紋のような、美しくもユニークな装飾が施されています。
ダイヤルカラー
Ref.15210ST | ナイトブルーorスモークベージュorグリーン |
Ref.15210OR | スモークブルーorバーガンディorパープルorグレーorグレー(ブラックグラデーション)orブラック |
「Ref.15210OR」は、スモークブルー、バーガンディ、パープル、グレー、グレー(ブラックグラデーション)、ブラックと6色展開になっていましたが、「Ref.15210ST」では、スモークベージュ、グリーン、ナイトブルーの3色展開となっています。また、今までは光沢感が強く、ハッキリとした色で表現されていましたが、新作では淡い色味が採用されており、主張が強すぎず、使用用途を選ばないカラーリングへと変更されています。
外周部のミニッツスケール
Ref.15210ST | 外周部に1分毎のメモリと5分毎のアラビア数字 |
Ref.15210OR | ダイヤル上に1分毎のメモリ+外周部に5分毎のアラビア数字 |
「Ref.15210OR」では、ダイヤル上に1分毎のスケールと、その外周部に5分毎のアラビア数字がセットされているのに対して、「Ref.15210ST」では、外周部に1分毎のスケール(その間に3本の線も付加)と5分毎のアラビア数字が同軸に刻まれております。
インデックス
Ref.15210ST | 1分毎のスケールの間に3本の線が追加 |
Ref.15210OR | 1分毎のスケールのみ |
「Ref.15210OR」のインデックスは、バータイプ+3・6・9・12にアラビア数字をセットした仕様でしたが、「Ref.15210ST」では、全てがバータイプへと変更され、よりシンプルな仕様へと変更されました。
❷【ケース】
ケース素材
Ref.15210ST | SS |
Ref.15210OR | 18KWGor18KPG |
「Ref.15210OR」では、オクタゴンのミドルケースを含めて、全てがゴールド製となっており、18KWG(ホワイトゴールド)、18PG(ピンクゴールド)の2種類が存在しています。一方で、新型「Ref.15210ST」はSS(ステンレススチール)のみの展開となっております。
❸【ベルト】
ベルトカラー
Ref.15210ST | ナイトブルーorスモークベージュorグリーン |
Ref.15210OR | スモークブルーorバーガンディorパープルorグレーorグレー(ブラックグラデーション)orブラック |
新型「Ref.15210ST」においても、従来と同様にダイヤルカラーと合わせたベルトが採用されており、ナイトブルー、スモークベージュ、グリーンのベルトがそれぞれに付きます。
❹【定価】
定価
Ref.15210ST | 3,355,000(税込) |
Ref.15210OR | 4,565,000(税込) |
価格に関しては、使用している素材がゴールドとSS(ステンレススチール)で異なることもあって、100万円以上の差が出ています。
いかがでしたでしょうか。
目新しいデザインへと変更され、より一層幅が広がった『CODE11.59 バイ オーデマピゲ』。同ブランドの伝統的とも言える”オクタゴンケース”はしっかりと受け継ぎ、元からのファンの方にとっても、今回新たにファンになった方にとっても、魅力的な仕様であったかと思います。是非とも購入を検討されている方は、ご参考くださればと思います。
また、購入したいと思っても迷われてしまう方!!ハッキリとしたデザインを好まれる方は旧型の「Ref.15210OR」、淡い色味を好まれる方は新型の「Ref.15210ST」など、使用用途によって選んでみるのが良いかもしれませんね。
とにもかくにも、高級腕時計はやはり一度着用して、ご自身のスタイルに合っているのか確認してみるのが一番です!気になることがあれば、まずは当店までご相談ください。