時計業界最大の新作見本市『Watches and Wonders Geneva 2024』が2024年4月9日~4月15日の日程で開催されております。かつては『SIHH(ジュネーブ・サロン)』と呼ばれていた見本市ですが、2023年に続き【ロレックス】や【パテックフィリップ】、【ヴァシュロンコンスタンタン】をはじめ、日本が世界に誇る【グランドセイコー】も参加しており、世界中で高い注目度を集めております。
今回は『Watches and Wonders Geneva 2024』で発表された【パルミジャーニフルリエ】の主要新作モデルにフォーカスし、ご紹介していきたいと思います!
*出典元:https://parmigiani.com/en/
2021年の『Geneva Watch Days』で、新CEO”グイドテレーニ”監修による初のコレクション『トンダ PF』が発表されました。2024年の『Watches and Wonders Geneva』においては、基本デザインは踏襲しつつも、新カラーのダイヤル、複雑機構を搭載したモデルを投入してきました。
ケース径 | 40mm | ベゼル | PT |
ダイヤル | ゴールデン・シエナ | 夜光 | - |
素材 | SS | ブレスレット | SS |
防水性 | 100m | 駆動方式 | 自動巻き |
Cal | PF703 | パワーリザーブ | 約48時間 |
・【パルミジャーニフルリエ】のアイデンティティのひとつであるローレット加工が施されたPT(プラチナ)製ベゼルを採用。
・PT(プラチナ)製マイクロローターを備えた3.07mmの超薄型自動巻きムーブメント「Cal.PF703」を搭載。
・国内参考定価:3,707,000円
ケース径 | 40mm | ベゼル | PT |
ダイヤル | ミラノブルー | 夜光 | - |
素材 | PT | ブレスレット | PT |
防水性 | 100m | 駆動方式 | 自動巻き |
Cal | PF777 | パワーリザーブ | 約60時間 |
・優雅な曲線を用いたミラノブルーカラーのオープンワークが、約3.9mmの薄型ムーブメントに独特の奥行きと造形美を与えた一本。
・22Kゴールド製のローターを備えた自社製自動巻きムーブメント「Cal.PF777」を搭載。
・国内参考定価:お問い合わせ
1996年のブランド発足時から展開される『トリック』は、【パルミジャーニフルリエ】の最初の腕時計としても有名。『トリック』の由来は、古代ギリシャ建築などに見られる、重ねた円環状の柱で、ベゼルに施したモルタージュ装飾(ローレット加工)を柱の模様に見立てていること。1996年の発表当時、自社ムーブメントを保有していなかったため、実はレマニア製ムーブメント「Cal.8813」を搭載していたモデルとしても知られています。
ケース径 | 40.6mm | ベゼル | 18KRG |
ダイヤル | サンドゴールド | 夜光 | - |
素材 | 18KRG | ブレスレット | アリゲーター |
防水性 | 30m | 駆動方式 | 手巻き |
Cal | PF780 | パワーリザーブ | 約60時間 |
・『トリック』のアイデンティティのひとつである貝殻の模様に着想を得たベゼル、アルファ針が特徴。
・コート・ド・フルリエ装飾が施された三つの大きなブリッジ、サンドブラスト仕上げのプレートが交互に配された、美しい手巻きムーブメント「Cal.PF780」を搭載。
・国内参考定価:お問い合わせ
ケース径 | 40.6mm | ベゼル | PT |
ダイヤル | グレーセラドン | 夜光 | - |
素材 | PT | ブレスレット | アリゲーター |
防水性 | 30m | 駆動方式 | 手巻き |
Cal | PF780 | パワーリザーブ | 約60時間 |
・『トリック』のアイデンティティのひとつである貝殻の模様に着想を得たベゼル、アルファ針が特徴。
・コート・ド・フルリエ装飾が施された三つの大きなブリッジ、サンドブラスト仕上げのプレートが交互に配された、美しい手巻きムーブメント「Cal.PF780」を搭載。
・国内参考定価:お問い合わせ
ケース径 | 42.5mm | ベゼル | 18KRG |
ダイヤル | ナチュラルアンバー | 夜光 | - |
素材 | 18KRG | ブレスレット | アリゲーター |
防水性 | 30m | 駆動方式 | 手巻き |
Cal | PF361 | パワーリザーブ | 約65時間 |
・18KRG(ローズゴールド)のケースに、同系色のナチュラルアンバーカラーのダイヤルを採用。
・36,000振動のハイビートを誇り、ダブルコラムホイールを備えた、18KRG(ローズゴールド)製の手巻きムーブメント「Cal.PF361」を搭載。
・30本限定。
・国内参考定価:お問い合わせ
まとめ
いかがでしたでしょうか。
同ブランドの初コレクション『トリック』の復活が印象的でしたが、特にスモールセコンドを備えたシンプルな『トリック プティ・セコンド』は、非常に完成度が高いように思いました。
【パルミジャーニフルリエ】は、随時新しいモデルを発表するブランドでもありますので、2023年も追加モデルを楽しみに待ちたいですね。
引き続き、『Watches and Wonders Geneva 2024』で発表された新作モデルについてお伝えしてまいりますので、お楽しみに。
ではまた!