時計業界最大の新作見本市『Watches and Wonders Geneva 2023』が2023年3月27日~4月2日の日程で開催されております。かつては『SIHH(ジュネーブ・サロン)』と呼ばれていた見本市ですが、2022年に続き【ロレックス】や【パテックフィリップ】、【ヴァシュロンコンスタンタン】をはじめ、日本が世界に誇る【グランドセイコー】も参加しており、世界中で高い注目度を集めております。
今回は『Watches and Wonders Geneva 2023』で発表された【グランドセイコー】の主要新作モデルにフォーカスし、ご紹介していきたいと思います!
*出典元:https://www.grand-seiko.com/jp-ja/
- ◆ エボリューション9コレクション
- ◆ マスターピースコレクション
- ◆ まとめ
ケース径 | 43.2mm | ベゼル | セラミックス |
ダイヤル | ブルー | 夜光 | - |
素材 | ブライトチタン | ブレスレット | ブライトチタン |
防水性 | 10気圧 | 駆動方式 | メカニカル(自動巻き・手巻つき) |
Cal | 9SC5 | パワーリザーブ | 約72時間 |
・毎秒10振動のハイビートクロノグラフムーブメント「キャリバー9SC5」”TENTAGRAPH”を搭載し、10振動のメカニカルクロノグラフとしては世界最長となる、パワーリザーブ約72時間を実現。
・「”TENTAGRAPH“(テンタグラフ)」とは、”TEN beat(10振動)”、”Three days(3日間持続)”、”Automatic(自動巻)”、”ChronoGRAPH“から名付けられた。
・堅牢かつ軽量なブライトチタン製のケースとブレスレット、セラミックス製ベゼル、”グランドセイコースタジオ 雫石”から望む雄大な岩手山の山肌を表現した”岩手山パターン”のブルーダイヤル。
・国内参考定価:1,815,000円
ケース径 | 38.5mm | ベゼル | PT |
ダイヤル | シルバー | 夜光 | - |
素材 | PT | ブレスレット | クロコダイル |
防水性 | 10気圧 | 駆動方式 | スプリングドライブ(手巻き) |
Cal | 9R02 | パワーリザーブ | 約84時間 |
・”信州時計工房”の熟練した彫刻師が、北八ヶ岳の八千穂高原に広がる白樺林の情景を、PT(プラチナ)製ケース全体に彫金。
・”マイクロアーティスト工房”で製造された”デュアルスプリングバレル”と”トルクリターンシステム”を有するスプリングドライブムーブメント「Cal.9R02」を搭載し、薄型でありながらパワーリザーブ約84時間を実現。
・GSロゴ、Spring Driveの文字、分目盛などを、凹凸で表現することで、一面の銀世界をダイヤル上で表現。
・時分針とインデックスは14KWG(ホワイトゴールド)を採用し、秒針は塗装やめっきとは異なる風合いのあるグレーの針を採用。
・世界限定50本で発表され、そのうち国内販売は25本。
・国内参考定価:9,515,000円
ケース径 | 44.5mm | ベゼル | ダイヤ |
ダイヤル | ダイヤ/ブルーサファイア | 夜光 | - |
素材 | PT | ブレスレット | クロコダイル |
防水性 | 10気圧 | 駆動方式 | スプリングドライブ(手巻き) |
Cal | 9R01 | パワーリザーブ | 約192時間 |
・ライオンの力強さを特徴的な力強いラグで、たてがみの優美な毛並みは有機的な型打ち模様を施したダイヤルで表現。
・【グランドセイコー】が提唱する”光と影”のコンセプトをダイヤモンドとブルーサファイアとを隣り合わせることで表現。
・”マイクロアーティスト工房”で製造されたスプリングドライブムーブメント「Cal.9R01」を搭載しており、三つの香箱を直列に配置することにより、パワーリザーブ最大約8日間(約192時間)の連続駆動を確保。
・ケースバックのデザインは、受けの形状は富士山、ローターは太陽、ルビーは諏訪の街の灯り、パワーリザーブ表示は諏訪湖をイメージ。
・世界限定8本で発表され、そのうち国内販売は5本。
・国内参考定価:30,800,000円
まとめ
いかがでしたでしょうか。
2022年の『Watches and Wonders Geneva』でも、ジェムセットモデルやコンスタントフォーストゥールビヨンなど【グランドセイコー】の技術の粋を集めたコレクションが発表されていましたが、2023年も同様の打ち出し方をしてきました。例年、年明けから新作を発表している【グランドセイコー】ですが、今年も注目すべき一本として世界限定100本(内、国内25本)の『エレガンスコレクション 花筏(はないかだ)』「Ref.SBGY026」を発表しています。18KPG(ピンクゴールド)と淡い桜色の文字盤「花筏(はないかだ)」は非常に美しいモデルとなっていますので、是非注目してみてください。随時新しいモデルを発表するブランドでもありますので、2023年も追加モデルを楽しみに待ちたいですね。
引き続き、『Watches and Wonders Geneva 2023』で発表された新作モデルについてお伝えしてまいりますので、お楽しみに。
ではまた!