皆様こんにちは!
コミットTV 八木でございます。
今回はロレックスの6桁モデルの中でも少しレアな仕様や高評価となるポイントのご紹介をしていきたいと思います。
まだあまりロレックスを知らない方や、これから購入しようと考えている方に特に見て頂きたい内容になっております。
レア仕様
①シードゥエラー Ref.126600 『ノークラウン MK1ダイヤル』
★モデルの基本情報
2017年バーゼルワールドで発表された、シリーズ誕生50周年記念モデル。
初代シードゥエラーの前期モデルを思わせる、ダイヤル6時位置の赤い「Sea-Dweller」表記が特徴ですね。ケースサイズが43mmとなり、シードゥエラーでは初となるサイクロップレンズを採用。新型ムーブメント「Cal.3235」を搭載し、最新技術が投入された全く新しいモデルに仕上げられています。
★レアなポイント
希少な初期個体の『ノークラウン MK1ダイヤル』です。
新キャリバー搭載モデルではSWISSとMADEの間にクラウンマークがあるのですが、今回ご紹介のMK1ダイヤルと呼ばれる個体はクラウンマークの表記がないのです。
*クラウン表記無し
こちらは2018年の秋頃迄に発売された個体に該当すると言われており、市場での流通数は少ないことから評価も高まっております。
*クラウン表記あり
②GMTマスターⅡ Ref.126710BLRO『MK1ベゼル』
★モデルの基本情報
2018年発表で、GMTマスターを代表する伝統的なツートンカラーのレッド/ブルーベゼルを搭載したGMTマスターⅡ「Ref.126710BLRO」
こちらは、過去のオイスターブレスからジュビリーブレスに仕様変更し、上品さも兼ね備えられました。通常のセラミック素材では難しいとされる「レッド」の色表現を、独自開発の新技術にて成功した事により、通称”ペプシ”と呼ばれた初代から人気のカラーを、現代に復活させたモデルです。
★レアなポイント
こちらはベゼルの色が”薄い”初期ロットの『MK1ベゼル』になります。2018年の新作発表後に展開されていた初期頃の個体に確認されています。
*下記、撮り比べ画像
左が『MK1ベゼル』で、右が『通常ベゼル』です。
正直かなり見え方は違いますよね。評価が高まりつつあるこちらの『MK1ベゼル』を探してみてはいかがでしょうか。
③エクスプローラー Ref.214270『ブラックアウト 鏡面バックル 』
★モデルの基本情報
2011年頃~2021年4月まで生産された、ケース径39mmの「エクスプローラーⅠ」。今年2021年4月に廃盤となりましたが、新作がケース径36mmに回帰したため、39mmサイズは希少価値が上がる期待がもてますね。
こちらは、2011年~2016年まで間で、3.6.9.のダイヤルの夜光がなく、メタルが剥き出しになっている、通称『ブラックアウト』というダイヤルを搭載しております。
★レアなポイント
こちらは、『ブラックアウト』の中でも2015年後半から2016年のマイナーチェンジされるまでの期間に存在する、バックル内側が鏡面仕様の個体になります。ちょうどバックルが新しい仕様に入れ替わるタイミングで生産されているため、個体数も多くないことから評価が高まっています。
*鏡面バックル仕様
※梨地バックル仕様
④デイトナ Ref.116520『鏡面バックル』*白タグ付き
★モデルの基本情報
2000年~2016年頃まで生産された、ロレックス悲願の完全自社製クロノグラフ・ムーブメント「Cal.4130」を搭載した第5世代のデイトナ「Ref.116520」。前モデル「Ref.16520」のデザインを受け継ぎながらも、搭載ムーブメント変更に伴うインダイヤルのレイアウト変更やインデックスの大型化など、細部のブラッシュアップが図られています。
★レアなポイント
こちらも、前述のエクスプローラーⅠ「Ref.214270」でもご紹介した鏡面バックルがレアポイントになります。2015年後半~2016年廃盤までの一定期間しか見られないレアな仕様は評価も高く、価格が高騰しています。海外の平行品などに見られる「白タグ」があれば、なお評価は高いです。「白タグ」はロレックス販売店が管理する正式なタグであり、日本正規店では購入時に基本回収されてしまいますが、海外の平行品の場合そのまま付いている事がある、マニアにはたまらない付属品です。
※鏡面バックル
※白タグ
➄デイトナ Ref.116500LN『フローティングダイヤル』
★モデルの基本情報
2016年に新作発表された現行デイトナ「Ref.116500LN」。正規店ではまず目にすることがない大人気のモデルになります。特に白文字盤の人気は凄まじく、現在(4/23)の市場での販売価格の相場は定価¥1,387.100-の約2.5倍で\3,500,000-オーバーと脅威の推移を見せています。デザイン面ではベゼルがステンレスから、耐蝕性と耐傷性に優れたセラクロムに変更されました。ブラックの引き締まった、完成度の高いデザインが人気に拍車をかけています。
★レアなポイント
こちらは赤いDAYTONAロゴが浮いている『フローディングダイヤル』になります。まだそこまで知られていないレアな仕様ではございますが、今後楽しみなレアポイントになります。
※フローティングダイヤル
※通常のダイヤル
*以前コミットTVでもご紹介しておりますので、ぜひ併せてご確認ください⇩⇩⇩
まとめ
いかがでしたでしょうか。
6桁モデルだけでも、まだまだレアな仕様はたくさんあります。これがヴィンテージやセミヴィンテージになると、、、想像もできませんね。(笑)
まぁ、それが時計の奥深さでもあり、楽しさでもあります!!
是非、このコラムを見て、高級時計に興味を持ってくれる方が増えることを願っております。
ではまた!