みなさま、こんばんは!

世界三大時計ブランドの一つである【オーデマピゲ】。

中でも『ロイヤルオーク』はラグジュアリースポーツウォッチの代表的存在であり、二次流通市場でも高い人気を誇るブランドの象徴的なモデルでございます。その他にも、『ロイヤルオーク オフショア』や『CODE11.59』など、幅広いラインアップも揃えています。

そんな【オーデマピゲ】ですが、4月に開催される時計見本市の祭典”Watches and Wonders Geneva 2024″に【オーデマピゲ】は参加しないため、他ブランドよりも一足早く今年の新作が登場しています。

ということで、前回に続き2024年注目の新作モデル5選Part2をご紹介したいと思います。是非とも最後まで楽しんでご覧ください!

☞前回の記事をご覧になっていない方はコチラから

『ロイヤルオーク オフショア オートマティック』
「Ref.15605SK.OO.A350CA.01」

*出典元:https://www.audemarspiguet.com/com/ja/watch-collection/royal-oak-offshore/15605SK.OO.A350CA.01.html

特徴① ブルーラバーのベゼル

*出典元:https://www.audemarspiguet.com/com/ja/watch-collection/royal-oak-offshore/15605SK.OO.A350CA.01.html

SS(ステンレススチール)ケースとのツートンデザインが目を惹くこちらは、ベゼル、ラバーベルトにブルー、文字盤には同系色に揃えられたスモークブルー文字盤を採用しており、スポーティーかつ爽やかな印象に仕上げられています。ケースは43mmと、大ぶりなサイズとなっていますが、ダイバーズモデルではなく、防水性は100m。ノンダイバーかつクロノグラフを搭載していない珍しいモデルと言えますね。

特徴② 特許取得のムーブメント

*出典元:https://www.audemarspiguet.com/com/ja/watch-collection/royal-oak-offshore/15605SK.OO.A350CA.01.html

こちらに搭載しているのは、自社製の基幹ムーブメント「Cal.4302」。先代にあたる「Cal.3120」26.6mmから32mmへと大型化したことで、精度・振動数ともにアップグレードしています。また、香箱が大きくなったことでトルクも2.5倍になり、高精度化も実現しています。シースルーバックからは、ブラック22KPG(ピンクゴールド)製ローターやコート・ド・ジュネーブ、サンレイなどの美しい装飾を鑑賞いただけますので、機能性、実用性ともに優れた一本となっています。

『CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ オートマティック』
「Ref.15210OR.OO.A056KB.01」

*出典元:https://www.audemarspiguet.com/com/ja/watch-collection/code-1159/15210OR.OO.A056KB.01.html

特徴① 18KPG(ピンクゴールド)の『CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ』

*出典元:https://www.audemarspiguet.com/com/ja/watch-collection/code-1159/15210OR.OO.A056KB.01.html

大きな話題となった誕生から早くも5年のときが経つ『CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ』から、18KPG(ピンクゴールド)を採用した新作モデルが登場しました。

38mm32モデルと41mm32モデル、クロノグラフ搭載3モデルの合計7つのモデルが発表されており、こちらは41mm3針モデル。18KPG(ピンクゴールド)のケースと、グリーンの文字盤のコントラストが印象的なデザインとなっています。新コレクションでありながら、年々アップデートしているのがわかります。

特徴② “シグネチャー”装飾が施された文字盤

*出典元:https://www.audemarspiguet.com/com/ja/watch-collection/code-1159/15210OR.OO.A056KB.01.html

2つ目の特徴は、“シグネチャー”と呼ばれる文字盤の装飾です。2023年のステンレスモデルに採用されたデザインで、スイスのギョーシェ職人、ヤン・フォン・ケーネルと【オーデマピゲ】が開発しました。水面に広がる波模様のような同心円のモチーフが特徴で、手作業で施されています。内側から外側へと広がり、百以上の細かな凹みが光を捉えて輝きます。大きく目立つ装飾ではないものの、さり気なく時計の魅力を引き立てる装飾は、【オーデマピゲ】ならではと言えるでしょう。

『CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ クロノグラフ』
「Ref.26393OR.OO.A348KB.01」

*出典元:https://www.audemarspiguet.com/com/ja/watch-collection/code-1159/26393OR.OO.A348KB.01.html

特徴① 18KPG(ピンクゴールド)のクロノグラフ

*出典元:https://www.audemarspiguet.com/com/ja/watch-collection/code-1159/26393OR.OO.A348KB.01.html

同じく『CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ』から、クロノグラフ搭載モデルのご紹介です。41mmの18KPG(ピンクゴールド)のケースサイズに、「ナイトブルー クラウド50」カラーの文字盤を採用。ピンクゴールドとブルーというと、相反する印象ですが、外周のグレースケールと、深みのある「ナイトブルー クラウド50」のカラーリングは見事にマッチしています。

9時と3時位置にグレー枠のブルーカウンター、6時位置にはインナーベゼルのカラーと同じオールグレーのカウンターを配置しています。3針モデルと同様に、特徴的なエングレービングが施されています。

特徴② 最新世代のムーブメントを搭載

*出典元:https://www.audemarspiguet.com/com/ja/watch-collection/code-1159/26393OR.OO.A348KB.01.html

搭載ムーブメントは、一体型クロノグラフでコラムホイールとフライバックを備えた「Cal.4401」。垂直クラッチシステムによってクロノグラフのスタート、ストップ時の針の揺れがありません。また、ムーブメントサイズは32mmですが、厚みは6.8mmに抑えられているのも魅力。そのためこのモデルも、クロノグラフ搭載モデルでありながら12.6mmという厚さに抑えられています。

シースルーバックからは、22KPG(ピンクゴールド)のローターをはじめとした美しい装飾とムーブメントの動きが鑑賞できます。

『ロイヤルオーク フライング トゥールビヨン』
「Ref.26730ST.OO.1320ST.05」

出典元:https://www.audemarspiguet.com/com/ja/watch-collection/royal-oak/26730ST.OO.1320ST.05.html

特徴① スモークバーガンディの文字盤

出典元:https://www.audemarspiguet.com/com/ja/watch-collection/royal-oak/26730ST.OO.1320ST.05.html

ステンレススティールケースにスモークバーガンディの文字盤を組み合わせた、コントラストが印象的なモデルです。文字盤はサンバースト模様を施してから半透明のラッカーカラーをのせることで、鮮やかに輝く色を強調しています。文字盤外周からグラデーションになっているバーガンディのカラーに、6時位置にオープンワークを施し、そこからのぞくフライングトゥールビヨンがアクセントとなっています。

特徴② 最新世代のフライングトゥールビヨン

*出典元:https://www.audemarspiguet.com/com/ja/watch-collection/royal-oak/26730ST.OO.1320ST.05.html

搭載ムーブメントは、自動巻「Cal.2950」。厚さ6.2mmで約65時間のパワーリザーブを備えた最新世代のムーブメントです。文字盤とケース裏双方から見える手仕上げのフライングトゥールビヨンキャリッジは、いくつかの内部の調整部品を見ることができます。

現代の時計業界ではフライングトゥールビヨンは決して珍しいものではありませんが、【オーデマピゲ】は独自の美意識をこのムーブメントで表現しています。高い技術と洗練されたデザインを兼ね備えた唯一無二のムーブメントと言えます。

『ロイヤルオーク オートマティック』
「Ref.77450OR.OO.1361OR.01」

*出典元:https://www.audemarspiguet.com/com/ja/watch-collection/royal-oak/77450OR.OO.1361OR.01.html

特徴① ピンクゴールド×ピンク文字盤

*出典元:https://www.audemarspiguet.com/com/ja/watch-collection/royal-oak/77450OR.OO.1361OR.01.html

34mmの18KPG(ピンクゴールド)の『ロイヤルオークオートマティック』に、ピンクカラーの文字盤というエレガントなモデルが登場しました。ピンク×ピンクと言うと、一歩間違えば“かわいすぎる”印象になりますが、【オーデマピゲ】にかかれば洗練された華やかなデザインに仕上がります。

文字盤は、【ロイヤルオーク】の特徴であるグランドタペストリーが施されており、日付表示部分もピンクで統一されています。その文字盤に蓄光処理を施したピンクゴールドのアプライドアワーマーカーとロイヤルオーク針を採用することで、ケースとは異なるピンクカラーであるものの、統一感のある仕上がりとなっています。

特徴② 34mmでも自動巻ムーブメント

*出典元:https://www.audemarspiguet.com/com/ja/watch-collection/royal-oak/77450OR.OO.1361OR.01.html

【ロイヤルオーク】の35mm以下のケースサイズのモデルでは、クォーツムーブメントを搭載していることがほとんどではありますが、こちらのモデルには自動巻ムーブメントが搭載されています。搭載ムーブメントは、ヴォーシェ製をベースにした「Cal.5800」。完全な自社製キャリバーではないものの、ヴォーシェはパルミジャーニ・フルリエやリシャール・ミルなどにもムーブメントを供給する優良メーカーです。3針に日付表示、約50時間のパワーリザーブを備える実用には申し分のないスペックも魅力です

まとめ

いかがでしたでしょうか。

どのモデルも、これまでの伝統を受け継ぎながら、さらなる進化を遂げていることがわかります。その人気の高さゆえ、なかなかお目にかかるのは難しいかと思いますが、だからこそワクワクしながら待つのも良いですよね。来月からは新作ラッシュが始まりますので、ぜひ楽しみに待ちましょう!!

今回も本コラムを見て下さったことで、一人でも多くの方が高級腕時計に興味を持ってくだされば幸いです!

ではまた!

コミットtv 八木コラム