みなさま、こんばんは!
今週も《今さら聞けないシリーズ》をお届けしていきたいと思います。この企画では、高級腕時計にあまり詳しくない方、これから勉強していきたい方へ向けて「今さら聞けないよ!」といった、高級腕時計の基本的な事をわかりやすくお伝えしていきます。
第26回目となる今回は
【高級腕時計入門編】:
『高級腕時計ブランド定番ドレスウォッチ8選』
パーティーや冠婚葬祭など、フォーマルなシーンで欠かせないドレスウォッチ。年齢を重ねていくことで、必要な場面も増えていくでしょう。しかし、ひとくちにドレスウォッチと言っても、ブランドやモデルによって多くの種類があり、どれを選べば良いのかわからないという方も多いかと思います。そこでこの記事では、8ブランドからそれぞれおすすめのドレスウォッチ(モデル)をご紹介していきます。是非とも最後までご覧ください。
高級腕時計ブランド 定番ドレスウォッチ
それでは早速ご紹介していきたいと思います。
❶【パテックフィリップ】『カラトラバ』
ブランドを代表するモデルであり、その無駄を排除し極限まで視認性を高めたシンプルなデザインは、「ドレスウォッチの最高峰」とも称される『カラトラバ』。
12世紀に実在したスペインのカラトラバ騎士団に名前を由来しており、騎士団のシンボルマークであるロゴがリューズにあしらわれています。年代やモデルによってデザインも異なるため、自分好みの一本を見つけることができるでしょう。
❷【オーデマピゲ】『CODE11.59』
2019年に発表された【オーデマピゲ】の新作モデル『CODE11.59』。
クラシックなラウンドウォッチでありながら、ブランドのアイコンである八角形のインナーケースを挟んで立体的な造形美を表現しています。ラグジュアリースポーツのデザインも融合した新世代のドレスウォッチといっても過言ではなく、誕生から間もないモデルですが、既にブランドを代表するモデルとなっております。カラーバリエーションやゴールド素材、複雑機構搭載モデルなど、多彩な展開も魅力です。前衛的なデザインが好きな方におすすめですね。
❸【ヴァシュロンコンスタンタン】『パトリモニー』
1950年代に【ヴァシュロンコンスタンタン】が製造していた時計を、現代的に解釈し直し2004年に登場した『パトリモニー』。
絞られたラグに細身のストラップの組み合わせはモダンですが、分針やインデックスなどのディティールはクラシカルなデザインを継承しています。
❹【ブレゲ】『クラシック』
創業者である「アブラアン=ルイ・ブレゲ」の理想を体現したコレクションとして、1972年に誕生した『クラシック』。
華美な装飾が施されていない分、ブレゲ針やブレゲ数字、ケース側面のコインエッジなど、ブレゲ特有の意匠が際立っているのが特徴です。3針、クロノグラフ、GMT、パワーリザーブインジケーター搭載モデルと、幅広いラインアップが展開されているのも魅力です。
❺【A.ランゲ&ゾーネ】『サクソニア』
ブランド発祥の地であるザクセン州に名前を由来し、一切の無駄を排除したシンプルなデザインが特徴の【ランゲ&ゾーネ】を代表するドレスウォッチ『サクソニア』。
多数の派生モデルが存在するコレクションであり、なかでも薄型の『サクソニア・フラッハ』はとくに人気が高いです。他にも、装飾を施したものやムーンフェイズ搭載モデルなど、多彩なラインアップを誇ります。
❻【ロレックス】『チェリーニ』
実用性を追求したコレクションが多い【ロレックス】の中で、もっともドレスウォッチに特化したコレクション『チェリーニ』。
ブランドの三大発明のひとつであるオイスターケースをあえて採用せず、薄型を目指すなど、いい意味で「ロレックスらしくない」コレクションと言えます。王道をあえて外したい方や、「【ロレックス】のドレスウォッチがほしい」という方におすすめです。
❼【カルティエ】『タンク』
【カルティエ】を代表する、1917年に誕生した歴史あるコレクション『タンク』。
戦車をモチーフにした直線的なデザインが特徴の『タンク』は、その登場時、ゴールド素材のみをラインアップし、セレブ向けのコレクションとされていました。現在では、手が届きやすい価格帯の『タンクマスト』から、クラシカルな『タンクルイカルティエ』まで、さまざまなモデルが展開されています。
❽【グランドセイコー】『エレガンスコレクション』
日本が誇る高級腕時計ブランド【グランドセイコー】のドレスウォッチコレクション『エレガンスコレクション』。
日本の美意識である光と影や、四季の美しさをデザインに落とし込み、ブランドの強みである丁寧なモノづくりで美しい仕上げとなったモデルは、日本人ならではの美を感じることができます。
まとめ
今回は、高級腕時計8ブランドの定番ドレスウォッチをご紹介しました。
同じドレスウォッチでも、ブランドによってデザインは大きく異なりますので、是非とも皆さんそれぞれのお気に入りの1本を探してみてください。
今回も本記事を参考に、一人でも多くの方が高級腕時計に興味を持ってくだされば幸いです!
ではまた!