著名人が身に着けている腕時計が欲しい。皆さん、そう思ったことはありませんか?

腕周りをよく注目して見ると「オシャレなデザイン」や「豪華で存在感のある時計」など、著名人の中には一流の高級腕時計を身に着けている人が多く存在していることがわかります。

今回は、世界的にも有名な『映画監督』の腕元にフォーカス。果たして、世界に名だたる映画監督たちは、どのような腕時計を着けているのでしょうか。名前を聞けば誰もが知っている著名な監督たちが登場します!是非とも最後までお楽しみください。

『クエンティン・タランティーノ』監督が着用する
【IWC】
『ビッグパイロットウォッチ』
「Ref.IW501001」

最初にご紹介するのは、世界中の映画ファンを魅了する、鬼才『クエンティン・タランティーノ』監督。

「レザボア・ドッグズ」、「パルプ・フィクション」、「ジャンゴ繋がれざる者」などを手掛け、紛れもなく現代を代表する巨匠の一人といえるタランティーノ監督。そんな歴史に残る数々の作品を送り出してきたタランティーノ監督が着用するモデルは

【IWC】
『ビッグパイロットウォッチ』
「Ref.IW501001」

伝統的なパイロットウォッチのデザインコードを用いた2018年発表の【IWC】『ビッグパイロットウォッチ』「Ref.IW501001」。

第2次世界大戦中、ドイツ空軍が採用した大型時計にインスパイアされたモデル『ビッグパイロットウォッチ』。こちらは高い視認性を誇る46.2mmの大型ケースに、パイロットグローブを着けたままでも操作しやすい、大きなタマネギ型リューズを備えたインパクトのある一本です。3時位置のパワーリザーブ表示は、自社開発された7日間のパワーリザーブを誇るムーブメント「Cal.52110」を搭載したことで実現されております。

「長編映画を10本撮り終えたら監督を引退する」と公言しているタランティーノ監督。アカデミー賞において、彼の通算9作目となる監督作品「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」から、次作で本当に引退するのか否か、、、いずれにしても、自身最終作となる10作目は本当に楽しみですね。果たしてその時はどんな腕時計をしているか!?

『クリストファー・ノーラン』監督が着用する
【ジャガールクルト】
『グランドレベルソ ウルトラスリム トリビュート トゥ1931』
「Ref.Q2788570」

2人目にご紹介するのは、斬新かつ難解なストーリー構成で中毒性を覚える、『クリストファー・ノーラン』監督。

「バッドマン」シリーズをはじめ、「インセプション」「インターステラー」など次々とヒット作を生み出し、いま最もハリウッドで期待されている映画監督の一人と言われており、デジタルシネマ主流時代にフィルムでの撮影を愛することでも知られているノーラン監督。そんな突き抜けた作家性と映像へのこだわりをみせるノーラン監督が着用するモデルは

【ジャガールクルト】
『グランドレベルソ ウルトラスリム トリビュート トゥ1931』
「Ref.Q2788570」

ファーストモデルのデザインを蘇られた【ジャガールクルト】『グランドレベルソ ウルトラスリム トリビュート トゥ1931』「Ref.Q2788570」。

ラテン語で「回転させる」という意味を持つ『レベルソ』。こちらは、同モデルでは意外にも珍しいブラック文字盤にバーインデックス、”REVERSO”表記のみという、アンティークな雰囲気を持つ『レベルソ』誕生80周年を記念して発売された、名作の復刻モデルです。

引用元:https://capture.dropbox.com/FXyd4c2mBDivwYUq

実はこのモデル、裏蓋にコウモリを忍ばせた、映画「バッドマン ダークナイト ライジング」との非売品コラボレーションモデルが、世界限定10本のみ存在しています。おそらくノーラン監督が着けているのは、この10本のうちの1本ではないでしょうか!

『クリント・イーストウッド』監督が着用する
【A.ランゲ&ゾーネ】
『ランゲ1』
「Ref.101.032」

3人目にご紹介するのは、90歳になって尚、精力的に映画製作を続ける『クリント・イーストウッド』監督。

1954年に映画俳優としてのキャリアをスタートさせ、マカロニウエスタン(イタリア製の西部劇)で多くのヒット作に主演し、大スターの仲間入りを果たしたクリント・イーストウッド。その後、監督として「ミスティック・リバー」や「ミリオンダラー・ベイビー」、「グラン・トリノ」など、芸術性の高い作品を手がけています。そんな長年のキャリアの中で培われてきた視座によって、イーストウッド監督が着用するモデルは

【A.ランゲ&ゾーネ】
『ランゲ1』
「Ref.101.032」

異色の存在感を放つ初代【A.ランゲ&ゾーネ】『ランゲ1』「Ref.101.032」。

1997年に発表された18KPG(ピンクゴールド)×シルバー文字盤が上品な印象のこちらは、ブランドの中でも1位、2位を争う人気で、2つのインダイヤル、パワーリザーブ、アウトサイズデイトという黄金比率に基づいたデザインが最大の特徴のモデルです。見た目の美しさはもちろん、視認性が高く、見ている人に理知的な印象を与えます。メインダイヤルをオフセンターに配置し、左右非対称でありながら、絶妙なバランスを保ったこのデザインは、時計界に大きな衝撃をもたらしました。一方で、リューズ操作で秒針を止められるストップセコンド機能も搭載し、実用的な設計にもなっております。

スター俳優を経て名監督となったイーストウッド監督の腕に、洗練の極みといえる『ランゲ1』は、まさにぴったりな一本ですね!そして、これからもまだまだ映画を作り続けてもらいたいものです。

『スティーヴン・スピルバーグ』監督が着用する
【ルイ・ヴィトン】
『タンブール オートマティック GMT』
「Ref.Q11550」

最後にご紹介するのは、キングオブハリウッドと称され、映画界の頂点に君臨し続けている『スティーヴン・スピルバーグ』監督。

「E.T.」、「インディ・ジョーンズ」、「バックバック・トゥ・ザ・フューチャー」、「ジュラシックパーク」など、言い出したらキリが無いほどの数々の名作を生み出し、世界最高のヒットメーカーの一人として挙げられるスピルバーグ監督。その功績は半世紀以上に渡り、世界興行収入において100億ドル以上稼いだ史上初の監督としても知られています。そんな映画界のレジェンド、スピルバーグ監督が着用するモデルは

【ルイ・ヴィトン】
『タンブール オートマティック GMT』
「Ref.Q11550」

旅のスタイルをデザインした【ルイ・ヴィトン】『タンブール オートマティック GMT』「Ref.Q11550」。

16世紀に南ドイツで製造された太鼓=タンブール型の旅行用時計へのオマージュとして、2002年より展開する『タンブール』。こちらはスタンダードなブラウンダイヤルに、クロノ針のイエローがアクセントになったデザインが特徴で、第二時間帯を表示するGMT機能を有するモデルです。

スピルバーグ監督が普段使いで愛用している『タンブール』。スピルバーグ作品のように、過去や未来といった時空を越える作品とリンクし、彼にとってタイムトラベラーのようなストーリーを持つこの『タンブール』、、、惹かれているのがよく伝わってきますね!

まとめ

以上、いかがでしたでしょうか。

自分の作品を作るためには決して信念を曲げない映画監督だからこそ、時計選びもきっと知られざるエピソードや特別な想いがあるのでしょう。みなさんも、ご自身の愛機がそのような存在になっていくと素敵ですね!

今回もこの記事が、ご自身のお気に入りの一本を選ぶ際の一助、そして時計愛が増すひとつのキッカケとなって頂ければ幸いです。

ではまた!

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