こんにちは!

コミット銀座の金子でございます!
本日はシードゥエラー/トリプルシックスのご紹介です。

ロレックス シードゥエラー トリプルシックス オールトリチウム
Ref.16660 Serial.8番台(1983年頃製造)
Cal.3035 ハード溝無ブレス93160/FF592 クラスプコード I9
付属品:本体のみ
SOLD OUT!!

 

1980年頃登場の2世代目シードゥエラー”Ref.16660”

6が3つ並ぶ型番から通称”トリプル・シックス”
と呼ばれているモデルでございます。
初代シードゥエラー”Ref.1665"からの変更点は、

○風防がプラスチックからサファイアクリスタルへ変更。
○ヘリウムガス・エスケープバルブを大型化することで1220mの防水性能を実現。
○ベゼルは逆回転防止へ変更。
○日付のクイックチェンジが可能になる。

になります。

今回ご紹介のモデルは後期型の『フチあり』モデルです。
Ref.16660はサブマリーナ Ref.5513やRef.16800、
GMTマスターRef.16750同様、
インデックスにフチがない『フチなし』とメタルのフチがある『フチあり』で
前期・後期と分かれます。
この個体は83年頃の製造なので、
フチ有の中でも比較的、初期個体になります。

さらにこの個体、文字盤表面には蜘蛛の巣状のクラックが入っております。
光の角度により、
蜘蛛の巣のように見える点が魅力的な ”スパイダーと呼ばれるダイヤルですね。

この大き目のクラックが入ったザクザク系スパイダーが
また滅茶苦茶かっこいいのです!!
この年代特有の経年変化ですが、
トリプルシックスの このようなスパイダーダイヤルは珍しいですね!!
是非実物を見ていただきたい!!

トリチウムの焼けも入っており、
セミヴィンテージモデルならでは雰囲気を楽しめる個体です。

コンディションは外装仕上げ後、
あまりご使用になられていなかったのか全体的にキレイな状態です!

ケース痩せは見られず、
ラグ足も太くしっかりとしております!!

ブレスはクラスプコード”I”の年代の合った溝なしハードブレスが付いております。

ブレスのヨレは多少ございますが、比較的しっかりとしておます!!
※コマはフルコマになります。

リストショット!!
絶妙に変化したスパイダーダイヤルをお楽しみ下さい!!

武骨なロレックススポーツモデル”シードゥエラー/トリプルシックス”
ザクザク系スパイダーダイヤルに焼けたトリチウムが
雰囲気抜群の愛着が湧くモデルです!!
セミヴィンテージモデルをお探しのお客様、
是非店頭にてご覧ください!
 

監修者のプロフィール

金子剛の写真

金子 剛(かねこ ごう)

高級腕時計専門店 コミット銀座 エグゼクティブアドバイザー / 鑑定士歴:2005年~現在

43歳 埼玉県出身

大学卒業後に某ブランド買取・販売店に就職。各種ブランド品を幅広く見ている中で、高級腕時計の虜に。とりわけ、ヴィンテージロレックスの奥深さに感銘を受ける。
その後、業界で名の挙がっていた阿部氏に憧れを抱き、コミット銀座に転職。毎日欠かさずに、国内市場の動向をチェックし、主要な海外オークションに関しては直接足を運ぶなど、多くの時計を見ることで経験を積み、業界屈指のヴィンテージロレックスの知識を有する。

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