こんにちは!


コミット銀座から金子がオススメ腕時計をご紹介致します!
本日は4桁GMTマスター/Ref.1675のMMダイヤルでございます。

ロレックス GMTマスターI MMダイヤル
Ref.1675 Serial.69番台(1961年頃製造)
Cal.1560 裏蓋61年2期 リベットブレス7206/FF80 クラスプ 71年1期
付属品:本体のみ
SOLD OUT!!

 

1959年頃~1979年頃迄製造の2代目GMTマスター”Ref.1675”
こちらは1961年頃製造の希少初期個体になります。

"ミラーダイヤル"
1967年頃までの製造モデルに存在した艶ありダイヤル。
鏡のような美しい輝きが魅力的なヴィンテージモデルの中でも、
圧倒的に数が少ない希少ダイヤルでございます。

この個体はミラーダイヤルの中でも初期のダイヤルで、
文字盤外周部に沿う形でトラック状のミニッツサークルがプリントされた、
”チャプターリング” “サークルミラー” “MMダイヤル”と呼ばれている
1964年頃までに作られたミラーダイヤルです。
更にこのダイヤルは通称”6ドット” と言われる6時位置の
ミニッツサークル上に円型の夜光が備えられている希少ダイヤルでございます。
夜光ポイントが、バーインデックスと一体で見ると ”!”マークのようである事から
エクスクラメーションダイヤルとも呼ばれていますね。
トリチウムを初期採用した個体でラジウムの含有量を減らし
トリチウムを併用したダイヤルと言われております。

ミラーダイヤルは状態が需要なポイントではございますが、
この個体は艶感がしっかりと残っており、目立つような傷みはない非常にキレイな状態でございました。
インデックス夜光は若干の欠落がございますが、雰囲気は損なわれておりません。

ベゼルグリップの溝が深い最初期の深溝ベゼルや、

先端が尖った”PCG”(ポインテッドクラウンガード)
と呼ばれるリュウズガードもこの年代の特徴でカッコイイですね!

ベゼルは太字フォントが特徴の初期インサートが付いております。
太字フォントには個体差がありますが、この個体は特に太いフォントの”メガファットフォント”
雰囲気抜群のオリジナルベゼルが付いておりました。
このベゼル単体でも高値で取引される希少ベゼルでございます。

これだけ太い書体だと迫力がありますね!!

ケース・ブレスは大きなキズはなく非常に印象の良い個体です。

1961年頃製造の個体にして、ミドルケースは素晴らしいコンディションです。
※プラスティック風防はサイクロップレンズなしのドーム風防が付いております。

GMTマスター サークルミラー 6ドット”Ref.1675MM”
初期モデルならではの魅力が集約した素晴らしい逸品です!!
雰囲気抜群のミラーダイヤルをお探しのお客様、是非ご検討宜しくお願い致します。 

監修者のプロフィール

金子剛の写真

金子 剛(かねこ ごう)

高級腕時計専門店 コミット銀座 エグゼクティブアドバイザー / 鑑定士歴:2005年~現在

43歳 埼玉県出身

大学卒業後に某ブランド買取・販売店に就職。各種ブランド品を幅広く見ている中で、高級腕時計の虜に。とりわけ、ヴィンテージロレックスの奥深さに感銘を受ける。
その後、業界で名の挙がっていた阿部氏に憧れを抱き、コミット銀座に転職。毎日欠かさずに、国内市場の動向をチェックし、主要な海外オークションに関しては直接足を運ぶなど、多くの時計を見ることで経験を積み、業界屈指のヴィンテージロレックスの知識を有する。

ヴィンテージロレックス