皆さまこんばんは。
本日2022年2月4日は、4年に一度の祭典【冬季オリンピック】の開催日ですね!そんな世界中が興奮するスポーツの祭典=オリンピック。実は同時に時計業界でも盛り上がりを見せていることをご存知でしょうか!?時計好きの方はすぐにピンと来たかとは思いますが、、、
ずばり!!
各オリンピック毎に発表されるオリンピック限定モデルでございます。
現在は【オメガ】が公式アンバサダーを務め、各オリンピックごとに素敵な限定モデルを展開してくれています。そしてそのモデルを代表選手が着用し、私たちは欲しくなってしまうという、なんとも時計好きにとっては堪らないスパイラルとなっております。(笑)
今回は、現アンバサダーである【オメガ】が発表した、過去5大会の限定モデルを各大会のハイライトとともに、お送りしていきたいと思います。是非最後までお楽しみください。
2006年《トリノ》オリンピック
トリノオリンピックと言えば、日本勢は芳しい結果を残せなかった大会。メダル獲得はなんと1つという、あまり思い出したくない大会だったかと思います。そんな中、唯一日本中に光を灯したのが、「イナバウアー」で一世を風靡した「荒川静香」選手。完璧な演技で見事に金メダルを獲得しました。「イナバウアー」はその年の流行語大賞にも選ばれるなど、今なお皆様の記憶に刻まれているでしょう。
【メダル受賞者】
★金メダル
荒川 静香 選手(フィギュアスケート)
★銀メダル
なし
★銅メダル
なし
《トリノ》オリンピック限定モデル
【オメガ】
『スピードマスター トリノ2006』
「Ref:3538.30.00」
透き通るようなホワイト文字盤に、赤いミニッツトラックがアクセントで効いた『スピードマスター トリノ2006』。
こちらは、五輪マークを施した遊び心くすぐるクロノグラフ針が特徴の1本。同タイミングで登場した残りの2本も魅力的で、ブルーの針が絶妙なアクセントとなっております。写真右側『ラトラパンテ』は限定26本、左側『シーマスター』が限定206本と、どちらも市場での出回りが少ないモデルです。限定モデルは色々と見てきましたが、個人的に”純粋にカッコイイ”と思えるシリーズですね。
2010年《バンクーバー》オリンピック
バンクーバーで主役となったのは、オリンピック初出場のフィギュアスケート「浅田真央」選手で満場一致ではないでしょうか。銀メダルを獲得するも、悔し涙を流しながらのインタビューに、日本中が感動したのは記憶に新しいかと思います。また、スピードスケートでは銀メダル2つに銅メダル1つと、その強さを世界に示した大会でもありましたね。
【メダル受賞者】
★金メダル
なし
★銀メダル
浅田真央選手(フィギュアスケート)
長島 圭一郎選手(スピードスケート)
女子チームパシュート(スピードスケート)
★銅メダル
髙橋 大輔選手(フィギュアスケート)
加藤 条治選手(スピードスケート)
《バンクーバー》オリンピック限定モデル
【オメガ】
『シーマスター コーアクシャル バンクーバー2010』
「Ref:212.30.41.20.04.001」
オリンピック開催地であるカナダの国旗をイメージして作られた『シーマスター』。
発色の良い赤ベゼルと白文字盤が、見事なコントラストで魅力的に仕上がったこちらは、《トリノ》オリンピック限定モデル同様の五輪マークを秒針に採用しております。先ほど、個人的な意見として”純粋にカッコイイ”と述べましたが、やはり人気の仕様で継続されたんでしょうかね?(笑)
2014年《ソチ》オリンピック
「羽生 結弦」選手が圧巻の演技を披露し、見事に金メダルを獲得した《ソチ》オリンピック。他にもスキージャンプ界のレジェンド「葛西 紀明」選手が銀メダル、「平野 歩夢」 選手がスノーボード男子ハーフパイプで初の銀メダルなど、話題に欠かない大会であったと思います。
【メダル受賞者】 ★金メダル 羽生 結弦 選手(フィギュアスケート) ★銀メダル 平野 歩夢選手(スノーボード ハーフパイプ) 葛西 紀明選手(ジャンプ ラージヒル) 渡部 暁斗選手(ノルディック複合 ノーマルヒル) 竹内 智香選手(スノーボード パラレル大回転) ★銅メダル 平岡 卓選手(スノーボード ハーフパイプ) 小野寺 彩那選手(フリースタイル ハーフパイプ) ジャンプ男子ラージヒル団体(ジャンプ ラージヒル)
《ソチ》オリンピック限定モデル
【オメガ】
『シーマスター プラネットオーシャン ソチ 2014 』
「Ref:522.30.46.21.01.001」
本格ダイバーズウォッチの『プラネットオーシャン』。
ベゼルの目盛りに赤と青をさりげなく施しているのが特徴で、これはロシア連邦の国旗に着想を得て作られたと言われています。《トリノ》《バンクーバー》と比べてシックで落ち着いた印象のデザインで、個人的にはもう少しオリンピック感があってもよかったのかな?とは感じますが、汎用性が高い仕上がりですね。
2018年《平昌》オリンピック
記憶に新しい《平昌》オリンピックは、日本勢として過去最高のメダル数『13個』を獲得した大会でした。フィギュアスケート「羽生 結弦」選手が2大会連続の金メダルを獲得し、なんとその年の国民栄誉賞を受賞。また、女子スピードスケートでは3つの金メダルを獲得し、圧倒的な力を見せつけました。金・銀・銅メダルを獲得する圧巻のパフォーマンスを披露した「髙木 美帆」選手は、今日から始まる《北京》オリンピックで主将を務めてもいますね。
【メダル受賞者】
★金メダル
羽生 結弦 選手(フィギュアスケート)
小平 奈緒 選手(スピードスケート500m)
女子チームパシュート(スピードスケート)
髙木 菜那 選手 (マススタート)
★銀メダル
平野 歩夢選手(スノーボード ハーフパイプ)
宇野 昌磨選手(フィギュアスケート)
渡部 暁斗選手(ノーマルヒル個人)
小平 奈緒選手(スピードスケート1000m)
髙木 美帆選手(スピードスケート1500m)
★銅メダル
髙梨 沙羅選手(ノーマルヒル個人)
原 大智選手(モーグル)
髙木 美帆選手(スピードスケート1000m)
ロコ・ソラーレ(カーリング女子団体戦)
《平昌》オリンピック限定モデル
【オメガ】
『シーマスター アクアテラ マスター コーアクシャル クロノメーター 平昌 2018 』
「Ref:522.10.42.21.03.001」
爽やかなブルーの文字盤が印象的な『シーマスター』。
ミニッツトラックに施された5色の『PYEONGCHANG 2018』の文字がオリンピック限定であることをひと目でわからせてくれます。よく見ると「20」をちょうどインデックスの数字に合わせているところは素敵な演出ですね。裏蓋にもオリンピック限定の刻印が施されており、限定モデルに相応しいデザインだと感じます。
2022年《北京》オリンピック
最後は、本日2022年2月4日に開会式を迎える《北京》オリンピック。
前回大会同様、フィギュアスケート、スピードスケートを筆頭に、注目の選手が多く出場する中、個人的にはスキージャンプの「小林 陵侑」選手に注目しています。金メダルの期待がかかる日の丸飛行隊のエースで、W杯通算26勝は日本男子最多を誇ります。日本のお家芸とも言われたスキージャンプの復権に期待したいです!
《北京》オリンピック限定モデル
【オメガ】
『シーマスター ダイバー300M 北京2022』
「Ref:522.30.42.20.03.001」
レーザーエングレービングによる波模様が刻印されたブルーダイヤルの『シーマスター』。
2022年の《北京》オリンピックへの特別なオマージュとして、それぞれ五輪マークのカラーを表現した2H、4H、8H、10H、12Hの5つのミニッツマーカーが特徴です。ポリッシュ仕上げとブラッシュ仕上げを施したケースバックには、2022年冬季オリンピック北京大会のエンブレムが刻印されています。
《北京》オリンピック限定モデル
【オメガ】
『シーマスター アクアテラ150M 北京2022』
「Ref:522.10.41.21.04.001」
冬季オリンピック=”雪”を連想させる、フロスト加工のホワイトセラミック製ダイヤルを備えた『シーマスター』。
針とダイヤモンドブラッシュ仕上げのインデックスには、ブルーとホワイトのスーパールミノヴァが塗布され、”Seamaster”の文字、ミニッツトラックの15・30・45・60にアクセントとして差されたレッドカラーが、オリンピック限定を見事に演出しています。
まとめ
5大会分のオリンピック限定モデルと、当時の大会を振り返ってみましたが、いかがでしたでしょうか。
過去のオリンピック限定モデルをお持ちの方は、特にその時の情景が鮮明に浮かび、興奮と感動を思い出すことができたのではないでしょうか。こういった思い出とともに腕時計を選ぶのも、また一興かと思います。
さて、今日からたくさんの興奮と感動が生まれる日がスタートしました。日本の選手団を皆で応援し、《北京》オリンピックを盛り上げていきましょう!
今回も、この記事をご覧いただいたことで、高級時計に少しでも興味を持っていただければ幸いです。
ではまた!