みなさま、こんばんは!

本日は《今月の市場価格・相場動向》をお届けしていきたいと思います。本記事では、当店が市場価格をチェックする上で特に重視している”全11モデル”を対象に、市場価格や相場動向をお伝えいたします。これらのモデルの価格推移は、高級腕時計業界の基準とも言えますので、ぜひ売買のご参考にしていただければと思います。また、毎月こちらの内容を配信していきますので、欠かさずチェックしてください!

※2024年11月30日時点での当店調べによる市場価格になります。決して売買時に保証する価格ではございません。
※相場に関しては日々変動いたしますので、ご覧になった日の価格推移と大きく乖離している場合もございます。
※状態は未使用品で付属品完品(保証書の日付が1ヶ月以内)の個体を参考にしています。

 

    全12モデルの市場価格を一挙公開!!

    ①【ロレックス】『デイトナ』SS
    「Ref.116500LN」

    2016年~2023年まで製造されていた一世代前の『デイトナ』「Ref.116500LN」。その圧倒的な人気は言わずもがな。2023年にディスコン(廃盤)となったことで、今後の相場動向に世界中が注目しています。

     

    2024年11月30日 時点の実勢相場(ホワイト文字盤)は、4,680,000円(税込)

    2024年1月からの推移はこちらになります。

     

     

    2024年11月30日 時点の実勢相場(ブラック文字盤)は、4,080,000円(税込)

    2024年1月からの推移はこちらになります。

     

    ②【ロレックス】『デイトナ』SS
    「Ref.126500LN」

    デイトナ誕生60周年として2023年に登場した「Ref.126500LN」。前作の「Ref.116500LN」の基本的なデザインは踏襲しつつも、ベゼルのフチがメタルになり、インダイヤルのフチは細くなったことで、よりスマートな印象へと変貌を遂げました。また、【ロレックス】ファンお待ちかねのアップグレードされたムーブメント「Cal.4131」を搭載したことで、話題を席巻しました。「Ref.116500LN」と同様に今後の時計相場の指標となるモデルになるでしょう。

    2024年11月30日 時点の実勢相場(ホワイト文字盤)は、5,170,000円(税込)

    2024年1月からの推移はこちらになります。

     

    2024年11月30日 時点の実勢相場(ブラック文字盤)は、4,500,000円(税込)

    2024年1月からの推移はこちらになります。

    ③【ロレックス】『GMTマスターⅡ』SS
    「Ref.126710BLRO」

    2018年発表のレッド×ブルーのツートンカラーベゼル×ジュビリーブレスレット仕様の『GMTマスターⅡ』「Ref.126710BLRO」。通称”ペプシ”と呼ばれる初代の人気カラーを現代に復活させたこちらは、『GMTマスターⅡ』の中でも特に高い人気を誇ります。

    2024年11月30日 時点の実勢相場は、3,680,000円(税込)

    2024年1月からの推移はこちらになります。

     

     

    ④【ロレックス】『サブマリーナー グリーン』SS
    「Ref.126610LV」

    通称”スターバックス”の愛称で親しまれている、3代目『サブマリーナー グリーン』「Ref.126610LV」。【ロレックス】社のコーポレートカラーでもあるグリーンのベゼルに黒文字盤の組み合わせは、安定の人気を誇ります。

    2024年11月30日 時点の実勢相場は、2,450,000円(税込)

    2024年1月からの推移はこちらになります。

    ➄【ロレックス】『デイトナ』PT
    「Ref.116506」

    2013年に『デイトナ』誕生50周年記念として発表された「Ref.116506」。PT(プラチナ)モデルにのみラインアップされている、チェスナットカラーのセラクロムベゼル、アイスブルーカラーのダイヤルが最大の特徴です。『デイトナ』誕生60周年を迎えた2023年、新デザインが登場したことでディスコン(廃番)となり、今後が楽しみなモデルと言えます。

    2024年11月30日 時点の実勢相場は、15,500,000円(税込)

    2024年1月からの推移はこちらになります。

     

    ⑥【ロレックス】『デイトナ』PT
    「Ref.116506A」

    前述の「Ref.116506」が発表された翌年の2014年に登場した「Ref.116506A」。一見すると、インデックスにバケットカットダイヤが配されただけにも思えますが、インダイヤルがアイスブルーカラーとなっており、統一感のあるデザインとなっています。2023年発表の新モデルでは、インダイヤルがチェスナットブラウンへと変更されていますので、こちらのモデルの今後には、要注目です。

    2024年11月30日 時点の実勢相場は、17,100,000円(税込)

    2024年1月からの推移はこちらになります。

    ⑦【パテックフィリップ】『ノーチラス』SS
    「Ref.5711/1A-010」

    2006年に『ノーチラス』生誕30周年記念として登場した、【パテックフィリップ】が誇るアイコンウォッチ「Ref.5711/1A-010」。2021年の生産終了によって、高年式個体は特に価格が高騰しております。

     

    2024年11月30日 時点の実勢相場は、17,500,000円(税込)

    2024年1月からの推移はこちらになります。

    ⑧【パテックフィリップ】『ノーチラス プチコンプリケーション』SS
    「Ref.5712/1A-001」

    「Ref.5711/1A-010」同様に、『ノーチラス』生誕30周年記念となる2006年に発表された『ノーチラス プチコンプリケーション』「Ref.5712/1A-001」。複雑機構を搭載した人気モデルのため、価格も常に安定しており、需要の高さが伺えます。

    2024年11月30日 時点の実勢相場は、17,200,000円(税込)

    2024年1月からの推移はこちらになります。

    ⑨【パテックフィリップ】『アクアノート』SS
    「Ref.5167A-001」

    2007年の登場以来、今なお販売されているロングセラーモデル『アクアノート』「Ref.5167A-001」。スポーティーながらも上品な印象であることから、オンオフ問わず使用出来る汎用性の高さが最大の魅力です。ブレスレット仕様もございますが、やはりトロピカルバンド仕様は特に人気が高くなっています。

    2024年11月30日 時点の実勢相場は、9,900,000円(税込)

    2024年1月からの推移はこちらになります。

     

     

    ⑩【オーデマピゲ】『ロイヤルオーク』SS
    「Ref.15510ST.OO.1320ST.07」

    2022年に『ロイヤルオーク』50周年を記念し、新作モデルとして登場した「Ref.15510ST」シリーズ。前作に比べ文字盤インデックスが細く長いロングバー仕様となり、ダイヤル12時にあった【AP】ロゴが無くなり、スッキリとシャープな印象に仕上がっています。
    ※こちらは50周年モデルではない通常の現行モデルになります。

    2024年11月30日 時点の実勢相場は、6,380,000円(税込)

    2024年1月からの推移はこちらになります。

    ⑪【ヴァシュロンコンスタンタン】『オーヴァーシーズ』SS
    「Ref.4520V/210A-B128」

    2024年に前モデルの「Ref.4500V/110A-B128」からマイナーチェンジを果たした【ヴァシュロンコンスタンタン】のアイコンウォッチ『オーヴァーシーズ』。前モデルから大きな変更は無く、ケースが11mmから10.69mmに、重さが166gから159gへ、ブレスレットのテーパードを強調することによりシャープな印象に、そしてローターデザインの変更が入っています。

    2024年11月30日 時点の実勢相場は、4,300,000円(税込)

    2024年1月からの推移はこちらになります。

     

    まとめ 

    いかがでしたでしょうか。

    11月は後半にかけて為替が円高に振れたことで、ロレックスの現行モデル筆頭に相場が少し下落いたしましたが、その他のモデルはほぼ横ばいとなっていました。先月に続き、未だ追い風の状況には変わりありませんね。

    今回も本コラムを見ていただいたことで、少しでも高級時計に興味を持ってくだされば幸いです。

    ではまた!

    コミットtv 八木コラム