みなさま、こんばんは!
2024年11月2日、【オメガ】と【スウォッチ】の人気作『ムーンスウォッチ』から新作モデルが発表されました!2024年7月にも3本の新作、8月にも1本新作が発売されており、留まることを知らず世間を席巻し続ける『ムーンスウォッチ』。今作では「アースフェイズ」をフィーチャーしています。
『バイオセラミック ムーンスウォッチ ミッション トゥ アースフェイズ』
地球と月の2つの動きを見るため機能を搭載し、また非常に興味深いデザインにも持ち合わせています。詳しく解説していきますので、ぜひ最後まで楽しんでご覧ください!
概要
特徴
①時計製造の歴史上初となる"アースフェイズ"を搭載
今作の特出すべきポイントはなんといっても時計史上初となる"アースフェイズ"の搭載です。今まで月の動きを再現する"ムーンフェイズ"搭載モデルはございましたが、地球の動きを再現した機構はありませんでした。今回搭載したこの"アースフェイズ"は特許取得済みの機構とのことで、【スウォッチグループ】の力の入れようが窺えます。
"アースフェイズ"は月から見た地球の見え方を示しており、それを地球の多様性と美しさを讃えたカラーリングで表現しています。また海や森林、砂漠、雲をベースにデザインされた地球は魅力溢れる仕上がりになっており、この時計を象徴しています。
ちなみに地球から月の満ち欠けが観察できるのと同じように、地球も月から見ると満ち欠けが観察できます。地球と月はどちらも満ち欠けの周期が約29.5日で同じですが、実はその順序は逆になるのです。つまり、地球から"満月"が観測できる時は、月から"新地球"が観測されることになります。そのため地球から"新月"が観測できる際にはその逆になるのです。この原理から"アースフェイズ"は"ムーンフェイズ"とは反対の半時計回りに回転する仕様となっているのです。
②UVインクによる美しい月と地球
前作に引き続き、今作でもUVインクを使うことにより、月と地球に新たな表情をもたらしています。海の部分に関しては紫外線でのみ見えるUVインク(ブルーの発光)でコーティングを施し、美しさを強調しています。
そして地球と月が向き合う神秘的なデザインを強調すべく、月のクレーターにはデジタルプリントを採用しています。文字盤には月の塵を彷彿とさせる独特の粒状の加工が施され、月のリアルな表情を演出しています。
③名作『スピードマスター』の特徴を再現
『スピードマスター』ファンにはたまらない、細かなディテールが再現されているのも忘れてはいけないポイント。タキメーターの目盛りがついたベゼルは「ドットオーバー90」をしっかりと再現。リューズが張り出した非対称的なケースや6時位置のサブダイヤルと、往年のファンには盛りだくさんの仕様となっています。
ちなみにケースバックには同シリーズおなじみのミッションステートが刻み込まれていますが、今作では月を描いています。更には、人類で初めて月面に降り立ったニール・アームストロングの足跡が刻まれているという何ともニクい演出も垣間見ることができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
太陽系の惑星をはじめ、満月や地球、スヌーピーとのコラボモデルなど、多岐にわたるコレクションをラインアップしている『ムーンスウォッチ』。今作は地球を観測できる新たな機構"アースフェイズ"を搭載した魅力的なモデルになっています。限定モデルではないので、前回の『スーパー ブルームーンフェイズ』よりは入手しやすいのでは?とも思いますが、依然として争奪戦になることが予想されます。気になる方は早めに狙ってみてはいかがでしょうか。
今回も本コラムを見て下さったことで、一人でも多くの方が高級腕時計に興味を持ってくだされば幸いです!
ではまた!