みなさま、こんばんは!
2023年9月9日、老舗高級腕時計ブランド【ブランパン】と【スウォッチ】とのコラボによるダイバーズウォッチが発売されました!!
BIOCERAMIC SCUBA FIFTY FATHOMS
(バイオセラミック スキューバ フィフティファゾムズ)
コレクション
2022年は、天体をテーマにした【オメガ】×【スウォッチ】による『ムーンスウォッチ』の登場で話題となりましたが、今回は5つの海をテーマに、カジュアルかつ本格的なダイバーズウォッチとして誕生しています。そんな【ブランパン】×【スウォッチ】の新作時計について解説していきたいと思いますので、是非とも最後までお楽しみください!
【ブランパン】×【スウォッチ】のコラボ時計とは?
*出典元:https://www.swatch.com/ja-jp/bioceramic-scuba-fifty-fathoms.html
【ブランパン】と【スウォッチ】は、ともに世界最大の時計グループ”スウォッチグループ”に属していますが、今まで相まみえることの無かった両者のコラボに驚かれた方も多かったのではないでしょうか。そんな今話題の今作はどのような仕上がりとなっているのか、順を追って見ていきましょう。
特徴①名作『フィフティファゾムス』をベースモデルに採用
*出典元:https://www.swatch.com/ja-jp/bioceramic-scuba-fifty-fathoms.html
本作は、【ブランパン】のダイバーズウォッチ『フィフティファゾムス』をベースモデルに採用し、更には【スウォッチ】のダイバーズウォッチ『スキューバ』の要素を詰め込んで製作されました。ちなみに『フィフティファゾムス』は、世界で最初の本格ダイバーズウォッチと言われており、名前の”フィフティ(50)ファゾムス”は91m、300ftの防水性能を備えていることを示しています。
特徴②環境に配慮した素材を採用
*出典元:https://www.swatch.com/ja-jp/bioceramic-scuba-fifty-fathoms.html
ケースとリューズにはバイオセラミック素材を採用しており、セラミックの傷の強さと質感、プラスチックの耐衝撃性を備えています。(バイオセラミックとは、セラミックとプラスチックを合わせた素材のこと。)肌触りもソフトで心地良く、バイオ由来の素材のため、環境にも優しい理想の素材となっています。
また、『フィフティファゾムス』の特徴でもあるガラスで覆われたベゼルは、バイオ由来のガラスに傷防止コーティングを施すことで再現されており、NATOストラップも廃漁網からリサイクルされた素材で製造されているなど、各素材が環境に配慮されていることがわかります。
特徴③機械式ムーブメントへのこだわり
*出典元:https://www.swatch.com/ja-jp/bioceramic-scuba-fifty-fathoms.html
【ブランパン】と言えば、クォーツ式時計は一切作らず、機械式時計しか作らないという特徴があり、今作においても【スウォッチ】の機械式ムーブメント「システム51」を搭載するなど、その信念を受け継いでいます。
なお、こちらのムーブメントはシースルーバックから鑑賞することが可能で、それぞれの時計にはレーザーエッチングされた”ウミウシ”が描かれています。ムーブメント自体にも各モデルをモチーフとしたレーザープリントが施されており、裏側から見ても楽しめるデザイン性の高さは、【スウォッチ】ならではの遊び心と言えるでしょう。
『バイオセラミック スキューバ フィフティ ファゾムス』
のラインアップをご紹介!
ケース径 : 42.3mm
ケース厚 : 14.4mm
ムーブメント : SISTEM51
パワーリザーブ : 約90時間
防水性能 : 91m
税込価格 : 60,500円
①『アークティックオーシャン』(北極海)
*出典元:https://www.swatch.com/ja-jp/bioceramic-scuba-fifty-fathoms.html
北極海に生息する”スギノハウミウシ”のカラーを基に制作された『アークティックオーシャン』。
放射性物質を使用していないということを意味する”NO RADIATIONS”のシンボルマークを6時位置に配したこちらは、本家『フィフィティファゾムズ』でも人気のデザインとなっています。明るい印象のオレンジと、落ち着いた印象のベージュを組み合わせたことで、派手過ぎずも腕元に華やかさを与えてくれること間違いないでしょう。
②『パシフィックオーシャン』(太平洋)
*出典元:https://www.swatch.com/ja-jp/bioceramic-scuba-fifty-fathoms.html
太平洋に生息する”クロモドーリス・クーターイ”のカラーを基に制作された『パシフィックオーシャン』。
イエローとブラックを基調に、文字盤のグレーグラデーションとホワイトがアクセントになったこちらには、デイト表記が搭載されており、実用性に優れた仕様となっています。このビビットなカラーリングは腕元に遊び心と華やかさをプラスしてくれますね。
③『アトランティックオーシャン』(大西洋)
*出典元:https://www.swatch.com/ja-jp/bioceramic-scuba-fifty-fathoms.html
大西洋に生息する”アオミノウミウシ”のカラーを基に制作された『アトランティックオーシャン』。
別名”ブルードラゴン”の名でも知られる美しいウミウシで、まさに深海を表現したような鮮やかなブルーが魅力的な一本となっています。高級腕時計業界でも人気な”ブルー”を採用していますので、狙っている方も多いのではないでしょうか。
④『インディアンオーシャン』(インド洋)
*出典元:https://www.swatch.com/ja-jp/bioceramic-scuba-fifty-fathoms.html
インド洋に生息する”アカフチリュウグウウミウシ”のカラーを基に制作された『インディアンオーシャン』。
青草が生い茂っている様をイメージしたビビットなグリーンに、秒針とNATOベルトのオレンジがアクセントになった目新しい一本となっています。コーディネートのワンポイントとしてぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。
➄『アンタークティックオーシャン』(南極海)
*出典元:https://www.swatch.com/ja-jp/bioceramic-scuba-fifty-fathoms.html
南極海に生息する”ホクヨウウミウシ”のカラーを基に制作された『アンタークティックオーシャン』。
ケース内に水が入った際に色が変化して危険を知らせるというダイバーズウォッチには欠かせない機能である”ミルスペック”を6時位置に配したこちらは、本家『フィフィティファゾムズ』でも人気のデザインとなっています。クールグレーと称されるグラデーション掛かったこの美しいデザインは、どんな服装にも合う、汎用性の高い一本となっています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
世界最古の時計ブランドとして人気を博している【ブランパン】と、カジュアルウォッチの代表的存在【スウォッチ】の良さが見事に融合した新時代のコラボ時計は『ムーンスウォッチ』に続き、大きな話題となりそうですね。また、【ブランパン】のことを今作で知ったという方は、これを機に本家のコレクションや歴史的背景などもぜひ調べてみてください。今まで以上に興味が沸き、腕時計に対する愛着も変わってくるかと思います!
今回も本記事を見ていただいたことで、少しでも高級腕時計に興味を持っていただければ幸いです。
ではまた!