みなさま、こんばんは!
2023年6月末、【ロレックス】の兄弟ブランドとしても知られる【チューダー】から新作モデルが発表されました!!
『ぺラゴスFXD』
「Ref.M25707KN-0001」
『ぺラゴスFXD クロノ』
「Ref.M25807KN-0001」
“アリンギ・レッドブル・レーシング”とのパートナーシップを記念して、シンプルな3針モデルと、クロノグラフモデルで登場したこちらを、今回は詳しく解説していきますので、是非とも最後まで楽しんでご覧ください。
※画像は【チューダー】公式ホームページより参照しています。
【チューダー】『ペラゴスFXD』新作モデルの概要
フランス海軍の特殊部隊と【チューダー】の共同開発によって誕生した『ペラゴスFXD』。こちらのモデル名は、ケースにストラップバーが固定されたことによる、頑丈な構造であることから名付けられています(FXDは英語”fixed”の略)。
ケース素材 : ブラックカーボンコンポジット
ケース径 : 42mm(3針)、43mm(クロノグラフ)
厚さ : 12.75mm(3針)、13.6mm(クロノグラフ)
ムーブメント : MT5602(3針)、MT5813(クロノグラフ)
パワーリザーブ : 約70時間
防水性能 : 200m
税込価格 : 47万800円(3針)、65万2300円(クロノグラフ)
【チューダー】『ペラゴスFXD』新作モデルの特徴
ここからは、新作モデルの特徴を4つに分けて解説していきます。
①ヨットレースチームの船体をモチーフとしたデザイン
2022年に長期的なパートナーシップを結んだヨットレースチーム、”アリンギ・レッドブル・レーシング”のチームカラーである【ブルー】を文字盤に採用したこちらは、随所に差し色となるレッドが使用されていることで、全体のアクセントとしての役割はもちろん、”レッドブル”のロゴを連想させるデザインとなっています。他にも、インナーサークルの上部や、裏蓋に”ALINGHI RED BULL RACING”の文字があしらわれるなど、記念モデルに相応しい仕上がりとなっております。
②【チューダー】初となる異素材ケース
新作モデルのケースには、《TI(チタン)》と《SS(ステンレススチール)》を組み合わせた【チューダー】初となる異素材、《ハイテクカーボンコンポジット》が使用されています。これは、レーシングヨット「AC75」からインスピレーションを受けたモノです。
「AC75」とは、《カーボン》《TI(チタン)》《SS(ステンレススチール)》を独自混合した素材であり、水面から浮上し最高時速90kmを超えるスピードで帆走することができます。
また、ベゼルインサートにも軽量で高い耐久性を誇る《ハイテクカーボンコンポジット》を、リューズやベゼル、プッシャーには《TI(チタン)》を、ケースバックやインナーケースには《316Lステンレススチール》を採用しています。
更にベゼルは、ダイバーズウォッチに搭載されているような逆回転防止ベゼルではなく、両方向回転ベゼルを備えている為、ヨットレースで重要なレガッタ開始前のカウントダウンの追跡が容易となっています。
③高い耐久性を誇るファブリックストラップ
フランスの老舗ブランドである【ジュリアン・フォール】社は、【チューダー】とともに新たな構造のストラップを開発しました。このブルーを基調にレッドのアクセントが入ったストラップは、ケースとの相性も抜群で、ミリタリーテイストが強くなりがちなファブリックストラップをとても上手にスタイリッシュな仕上げとしました。更には、セルフグリップ着脱システム(マジックテープ)によって手首に馴染み、優れた装着感を実現しているのも魅力です。
④約70時間パワーリザーブのムーブメント搭載
3針モデルには、約70時間のパワーリザーブを誇る、マニュファクチュールムーブメント「Cal.MT5602」を搭載し、C.O.S.C.認定の日差は-2秒から+4秒と、申し分ない精度を誇っています。
クロノグラフモデルには、「Cal.MT5813」を搭載。こちらは【ブライトリング】の「01 クロノグラフ」をベースに、【チューダー】が開発した高精度調速機構を組み込み、独自の仕上げが施されたムーブメントとなっています。
まとめ
2つの新作モデルをご紹介しましたが、いかでしたでしょうか。
【チューダー】の大胆で革新的な精神を反映したかのように、新素材の採用や、”アリンギ・レッドブル・レーシング”に敬意を表したデザインが数多く盛り込まれ、スタイリッシュで見事な仕上がりとなっていたかと思います。防水性能も200mと、マリンスポーツが趣味の方はもちろん、視認性も高く日常使いにも適していますので、気になった方は、是非とも一度【チューダー】『ぺラゴスFXD』をチェックしてみてください!
今回も本コラムを見て下さったことで、一人でも多くの方が高級腕時計に興味を持ってくだされば幸いです!
ではまた!