時計業界最大の新作見本市『Watches and Wonders Geneva 2022』が2022年3月30日~4月5日の日程で開催されました。かつては『SIHH(ジュネーブ・サロン)』と呼ばれていた見本市。2022年は【ロレックス】や【パテックフィリップ】、【ヴァシュロンコンスタンタン】をはじめ、日本が世界に誇る【グランドセイコー】も初参加となり、世界中で高い注目度を集めております。

今回は『Watches and Wonders Geneva 2022』で発表された【ヴァシュロンコンスタンタン】の主要新作モデルにフォーカスし、ご紹介していきたいと思います!

【出典】Watches and Wonders Geneva 2022
【出典】ヴァシュロン・コンスタンタン

①ヒストリーク 222

【新作の特徴】

1977年に発表された、「Ref.222」の復刻モデル
オリジナルモデルに搭載されていた「Cal.1121」(ジャガー・ルクルト製「Cal.920」)から自社製ムーブメント「Cal.2455/2」に変更
オリジナルモデルとは異なり、イエローゴールドのみ発表

【出典】ヴァシュロン・コンスタンタン

➁トラディショナル・パーペチュアルカレンダー・クロノグラフ

【新作の特徴】

プラチナケース×サーモンカラー文字盤という人気の組み合わせ
レマニア製の「Cal.2320」にルーツを持つ、ジュネーブシール取得の自社製クロノグラフムーブメント「Cal.1142QP」を搭載
ブティック限定モデル

【出典】ヴァシュロン・コンスタンタン

➂オーヴァーシーズ・エクストラフラット・パーペチュアルカレンダー・スケルトン

【新作の特徴】

2021年発表のホワイトゴールド仕様に続き、ローズゴールド仕様が登場
厚さわずか4.05mmの自社製ムーブメント「Cal.1120 QPSQ/1」を搭載
レザー、ラバー、 ローズゴールドブレス3本のインターチェンジャブル・ストラップとクラスプにより、好みの時計にカスタマイズ可能

【出典】ヴァシュロン・コンスタンタン

➃オーヴァーシーズトゥールビヨン・スケルトン

【新作の特徴】

『オーヴァーシーズ トゥールビヨン』にスケルトンダイヤルが2種類(チタン・ローズゴールド)追加
ヴァシュロンコンスタンタン】初となる全てがチタンで制作されたモデル
自社製ムーブメント「Cal.2160SQ」は再設計され、全面がオープンワークに

【出典】ヴァシュロン・コンスタンタン

⑤レ・キャビノティエ ミニットリピーター・トゥールビヨン・スプリットセコンド・モノプッシャー・クロノグラフ

【新作の特徴】

ミニッツリピーター、トゥールビヨン、クロノグラフを搭載するグランドコンプリケーションウォッチ
ケース左側にミニッツリピーター用のゴングとスライドレバー、右側にはスタート・ストップ・リセット用のクロノグラフプッシャー(2時位置)と、スプリットタイム機能用のプッシャー(4時位置)が設置
完全受注生産のユニークピース

【出典】ヴァシュロン・コンスタンタン

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回の新作発表では『ヒストリーク 222』の復刻が何より話題になったと思います。

ここ1年~2年で『オーヴァーシーズ』人気が過熱しておりますが、ますます【ヴァシュロン・コンスタンタン】の動向から目が離せませんね。

他にもお気付きの点があれば皆さま是非ともお教えいただけますと幸いです!

ではまた!

新作発表