時計業界最大の新作見本市『Watches and Wonders Geneva 2022』が2022年3月30日～4月5日の日程で開催されました。かつては『SIHH（ジュネーブ・サロン）』と呼ばれていた見本市。2022年は【ロレックス】や【パテックフィリップ】、【ヴァシュロンコンスタンタン】をはじめ、日本が世界に誇る【グランドセイコー】も初参加となり、世界中で高い注目度を集めております。
今回は『Watches and Wonders Geneva 2022』で発表された【ロレックス】の主要新作モデルにフォーカスし、ご紹介していきたいと思います！
【出典】Watches and Wonders Geneva 2022
①Air-King エアキング
【主な変更点】
▶リューズガードの装備
▶インデックス「3・6・9」へのクロマライトの塗布
▶インデックスの5分表示が「5」から「05」に変更
▶バックルの刷新(セーフティキャッチ付オイスターロッククラスプとイージーリンクの搭載)
▶キャリバーが「Cal.3131」から「Cal.3230」に変更
【出典】ロレックス
➁GMTマスターⅡ
【新作の特徴】
▶新色となるコーポレートカラーを採用したグリーン※海外では”スプライト”と呼称
▶高級時計としては珍しいレフトハンド仕様※デイト表示もムーブメントに合わせて逆
▶GMT針にも既にディスコンとなった「Ref.116710LN」同様、グリーンを採用
※定価に関しては、現在販売されている「Ref.126710BLRO」「Ref.126710BLNR」よりやや高め
——参考——
赤×青ベゼル「Ref.126710BLRO」、青×黒ベゼル「Ref.126710BLNR」
▶オイスターブレス:1,166,000円
▶ジュビリーブレス:1,189,100円
【出典】ロレックス
➂デイデイト 40 アイスブルー
【主な変更点】
▶スムースベゼルからフルーテッドベゼル仕様に
▶プラチナ素材のフルーテッドベゼルによって精悍さが増している
【出典】ロレックス
➃ヨットマスター 42 ファルコンズアイ
【新作の特徴】
▶天然鉱石”ファルコンズアイ”ダイヤルの採用
▶2019年から採用されている42mmのケース径
【出典】ロレックス
⑤ヨットマスター 42
【新作の特徴】
▶オイスターフレックスのバンドとも相性の良いイエローゴールドケース
▶針やインデックスにもケース素材同様のイエローゴールドを採用
▶2019年から採用されている42mmのケース径
【出典】ロレックス
⑥ヨットマスター 40
【新作の特徴】
▶ケース・ベゼルにピンク、ブルー、パープル、ダークブルーのサファイアとダイヤモンドをセット
▶宝飾の淡い色目によって爽やかな印象が特徴
【出典】watchprosite
⑦シードゥエラー ディープシー
【主な変更点】
▶レターの書体や太さの変更
▶デイト表示の位置（インナーサークルに寄った）と奥行きの変更
▶ケースバックの素材が「チタン」から「RLXチタン」の名称に変更
▶フリップロック付きエクステンションリンクが廃止
※左がRef.126660、右がRef.136660のダイヤル
【出典】ロレックス
⑧デイデイト 40 パヴェ・オニキス・グリーン
【新作の特徴】
▶パヴェ・オニキス・グリーンのダイヤル追加
▶パヴェ・オニキスはインデックスにバゲットダイヤ、グリーンはローマンアプライドインデックスを配している
【出典】ロレックス
⑨デイトジャスト 41 ミントグリーン
【新作の特徴】
▶通常のダイヤル以外に、人気のフルーテッドモチーフの文字盤にもミントグリーンのカラーが登場
【出典】ロレックス
⑩デイトジャスト 36 ミントグリーン
【新作の特徴】
▶ミントグリーンのコーポレートカラーを配したダイヤルが追加
【出典】ロレックス
⑪デイトジャスト 31 アズーロブルーフローラルモチーフダイヤル
【新作の特徴】
▶可愛らしさ、女性らしさを感じられるフローラルモチーフのアズーロブルー文字盤
▶ダイヤルには花柄の中に”おしべ”をイメージした24個のダイヤモンドがセット
【出典】ロレックス
まとめ
2022年の【ロレックス】新作発表を楽しみにされていた方も多かったと思いますが、皆さまはどのように受け止められましたでしょうか。
トレンドのカラーを搭載したモデルが、多く発表された印象を受けました。また、今年も大半の予想を覆し、新作発表とは至らなかった『ミルガウス』の今後が一体どうなるのか注目したいところでもあります。
ちなみに、グリーンパームモチーフのインデックスダイヤなど、『デイトジャスト』に関しては素材とサイズ、ダイヤルの組み合わせがかなり豊富にあり、全ては拾い切れておりませんので、その点はご容赦ください、、、
他にもお気付きの点があれば皆さま是非ともご教授ください！
ではまた！