本日は【2025年度版】いま改めて欲しい!2000年代のおすすめ傑作腕時計5選をお送りいたします。
あの頃は当たり前に存在していたけれど、今ではなかなか見かけなくなったモデルたち。2000年代は、デザイン・機能・価格のバランスが絶妙な名作が豊富に登場した時代でした。現行モデルとはひと味違う個性や、時代の空気感が詰まった“あの頃の時計”を、いま改めて手にしたいと思う方も多いのではないでしょうか。
今回はそんな2000年代の中から、今の視点で改めて「欲しい」と思える傑作モデルを5本厳選してご紹介いたします。
ご興味ある時計がございましたら、この機会に是非インタレスト(再入荷希望)をご登録ください
①【オメガ】『スピードマスター プロフェッショナル 1957本限定』「Ref.311.33.42.50.01.001」
2007年にスピードマスター誕生50周年を記念して発表された、世界限定1957本の特別モデル。1957年のファーストモデルをベースにしながらも、現代的な完成度を追求した、アニバーサリーにふさわしい一本です。
ケースは42mmのステンレススチール製。伝統的なプロフェッショナルケースを採用しつつ、クラシックとモダンが見事に融合したデザインは、まさに“完成されたスピードマスター”と呼ぶにふさわしい仕上がりです。搭載ムーブメントは、コラムホイール式の手巻きクロノグラフ「Cal.3201」。裏蓋には「50th Anniversary Limited Series」の刻印とともに、シリアルナンバーが記されています。
節目の年にふさわしい造り込みと存在感を備えた、スピードマスターの歴史と本質を凝縮したような一本です
②【ロレックス】『サブマリーナー デイト』「Ref.16610LV」

鮮やかなグリーンのアルミ製ベゼルインサートとブラックダイヤルの組み合わせは、登場当時大きな話題を呼び、「グリーンサブ」の愛称で広く知られる存在となりました。ケースサイズは40mm。デザインベースは通常のサブマリーナーと共通しながらも、“マキシダイヤル”と呼ばれる大きめのインデックスと太めの針が採用されており、視認性の高さもこのモデルならではの魅力です。搭載ムーブメントは、信頼性に定評のある自動巻き「Cal.3135」。
約7年間の生産期間の中で、ベゼルインサートや文字盤の細かな仕様変更が多数存在しており、今では製造年による個体差を楽しめるモデルとして、コレクターからも高い注目を集めています。
デザイン性と話題性を兼ね備えた、2000年代を代表する一本です。
③【ロレックス】『デイトナ』「Ref.116528」
18Kイエローゴールド仕様の『デイトナ』「Ref.116528」は、2000年以降に登場した金無垢デイトナの中でも、圧倒的な存在感と華やかさを誇る一本です。中でもこちらのシャンパンダイヤルは、ケースとダイヤルカラーが絶妙にマッチし、全体に統一感と力強い印象を与えてくれます。
ケースサイズは40mm。ラグやベゼル、サイドの鏡面仕上げが光を大胆に反射し、金無垢モデルならではの圧倒的な視覚的インパクトを生み出します。スポーツモデルでありながら、ラグジュアリーな雰囲気が漂い、ドレススタイルにも合わせたくなる魅力があります。
ムーブメントには、ロレックス自社開発の自動巻きクロノグラフ「Cal.4130」を搭載。
見た瞬間に惹きつけられる強さと、長く付き合える完成度を兼ね備えた『Ref.116528』は、ステンレスでは物足りないという方にこそ、一度は腕にのせてみていただきたい、金無垢『デイトナ』の醍醐味を味わえる一本です。
④【オーデマピゲ】『ロイヤルオーク』「Ref.15300ST.OO.1220ST.02」
2005年に登場した【オーデマ ピゲ】『ロイヤルオーク』「Ref.15300ST.OO.1220ST.02」は、ラグジュアリースポーツウォッチの名作として知られるロイヤルオークの中でも、バランスの良いサイズ感と実用性を兼ね備えた一本として高い人気を誇ります。
ケースは39mmで、1972年に登場した初代ロイヤルオーク「ジャンボ」こと「Ref.5402ST」と同じサイズを踏襲。3針×デイト表示というシンプルな構成と、自社製自動巻きムーブメント「Cal.3120」の搭載により、日常使いにも適した設計となっています。
ダイヤルはマットな質感のブルーグランドタペストリー。エッジの立った八角形ベゼルや、ブレスレットの繊細な仕上げなど、ロイヤルオークらしい美しさが随所に感じられるディテールも健在です。
派手さはないものの、着けるたびに完成度の高さを実感できるモデル。今なお根強い人気を誇る、2000年代のロイヤルオークを語るうえで欠かせない一本です。
⑤【パテックフィリップ】『アクアノート』「Ref.5066/1A-001」
「Ref.5066/1A-001」は、ステンレス製のブレスレットを備えた『アクアノート』として注目を集めた一本です。カジュアルでありながら実用性にも優れたデザインは、今なお高い人気を誇ります。
ケースサイズは36mmと小ぶりで、現行モデルにはない絶妙なサイズ感が魅力。ダイヤルにはアクアノート特有のエンボス加工パターンが施され、堅牢なステンレスケースと見事に調和したデザインに仕上がっています。サファイアケースバックからは、丁寧に仕上げられた自動巻きムーブメント「Cal.330 SC」を鑑賞することができます。
現行のアクアノートとは一味違う、初期モデルならではの落ち着きと端正さを備えた本モデルは、いま改めて注目したい2000年代の隠れた傑作です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
2000年代は、現代の高級時計とはまた違った魅力が詰まった時代。大胆なデザインや完成度の高いディテールが随所に光り、今見ても惹かれるモデルばかりです。あの頃を知る方にも、当時を知らない方にも、いま改めて手に取ってほしい——そんな魅力ある一本を、ぜひ探してみてはいかがでしょうか。