本日は【2024年度版】機械式腕時計 ”インタレスト(再入荷希望)モデル” カルティエ 編をお送りいたします。
当店では、お客様より再入荷を希望する申し込み(インタレスト)を多数いただいておりますが、巷で人気と囁かれてるモデルはもちろんのこと、予想外のモデルに人気が集まることもございます。
本記事では、そんな普段はなかなか知ることの出来ない本当に人気のモデルを厳選してご紹介していきたいと思います!是非とも最後までお楽しみください!
※2024年7月時点、直近三ヶ月以内に再入荷希望のリクエストをいただいているモデルから選定しています
ご興味ある時計がございましたら、この機会に是非インタレスト(再入荷希望)をご登録ください
①ぺブルシェイプウォッチ「Ref.WGPB0003」
1972年にロンドンで誕生した『ペブルシェイプ ウォッチ』。
誕生から50周年という節目を迎えた2022年、こちらの「Ref.WGPB0003」が世界限定150本で発表されました。この傾いたスクエア型のダイヤルデザインは「ベースボール」の愛称でも知られています。ちなみに、こちらの商品が発表される前の2021年に、世界三大オークションの一つである「PHILIPPS(フィリップス)」にて、最初期に製造されたオリジナルモデルの『ペブルシェイプ ウォッチ』が403,000スイスフラン(約48,700,000円)で落札されたことは記憶に新しいのではないでしょうか。こちらは僅か6本のみの製造と言われており、まさに幻のモデル。オリジナルモデルも「Ref.WGPB0003」も出回りは全くといって良いほどございませんので、コミットだったらもしかして...という期待を込めて、リクエストをいただいているのかもしれません。
②タンク サントレ「Ref.WGTA0026」
2021年に誕生100周年を祝い、世界限定150本で登場しましたが、予約分のみで完売になったと言われている「Ref.WGTA0057」。
1921年に誕生した『タンク サントレ』は、フランス語で「湾曲」を意味し、時計を正面から見た時は直線的なフォルムでありながらも、ケースサイドから眺めると手首に馴染むような湾曲を描いているのが特徴のモデルです。湾曲したレイルウェイミニッツトラック、【カルティエ】ならではのローマンインデックス、ブルーのブレゲ針、サファイアカボションのリューズと、どれを取っても【カルティエ】の魅力が凝縮されているため、生粋のファンの方からリクエストをいただいているのでしょう。
③タンク ルイ カルティエ「Ref.W1551451」
CPCP(コレクション・プリヴェ・カルティエ・パリ)後期の2006年から2008年製造と、短命かつ希少モデルでもある「Ref.W1551451」。
ルイ・カルティエ自ら愛用した“タンク ルイ カルティエ”は、“タンク” シリーズの原点とも言えるモデルで、そのモダンなディテールは、アールデコ様式の先駆けとなりました。今回ご紹介の「Ref.W1551451」は、【カルティエ】のデザインコードでもある、戦車をモチーフにしたレクタンギュラ―ケース、レールウェイミニッツ、ローマンインデックス、そしてサファイアカボション付きのリューズが特徴となっており、ムーブメントには【ピアジェ】製手巻きムーブメント「Cal.9701MC」を搭載しています。シースルーバックからは【カルティエ】ならではの「2Cロゴ」パターン装飾が施された、見応えのあるムーブメントを鑑賞いただける点もリクエストをいただいている要因のひとつでしょう。
④トーチュ ワンプッシュクロノ XL「Ref.W1546551」
1912年、ルイ・カルティエが亀の甲羅をモチーフに創作した時計『トーチュ』。
「トーチュ」はフランス語で「亀」を意味し、ラウンド型の時計が定番であった時代にデザインされた独特のケースラインが最大の特徴です。また、リューズ操作のみで、クロノグラフのスタート、ストップ、リセットを行うことができる、ワンプッシュクロノグラフを採用しており、プッシュボタンを無くすことで、ケースの曲線美が強調されるデザインとなっています。ちなみに『トーチュ』に関しては、2024年に『プリヴェ トーチュ モノプッシャークロノグラフ』として18KYG(イエローゴールド)ケース、PT(プラチナ)ケースで各々世界限定200本で復刻を果たしたことが記憶に新しいのではないでしょうか。ディスコン(廃盤)となった今でも多数のリクエストをいただいている人気モデルです。
⑤タンク アギシェ「Ref.2817」
2005年に世界限定100本で登場した『タンク アギシェ』「Ref.2817」。
1928年に誕生した『タンク アギシェ』は、時分針がなく、デジタル時計であるかのようなデザインが特徴のモデルです。発表当初は大恐慌時代。それまで華やかな装飾を施した時計が流行していましたが、不況のため金やプラチナを含む物価が上昇するなど、資材調達の難しさがあったようです。もしかすると、シンプルさが要求された時代背景や、それまでの概念を覆したいという流れが、このモデルを生んだのかもしれません。ムーブメントには【ピアジェ】製「Cal.9752MC」を搭載しており、ジャンピングアワー機能がついております。出回りも少なく、デザイン性に優れた魅力的なモデルとなっており、リクエストを多数いただいております。
まとめ
お客様より再入荷リクエストをいただいている【カルティエ】を厳選して5本ご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。数多くリクエストをいただいているため一部モデルのみのご紹介となりましたが、こうしてまとめてみると、往年の名デザインを復刻した高級ライン、CPCP(コレクション・プリヴェ・カルティエ・パリ)およびプリヴェの人気が高いことが一目瞭然ですね。
該当モデルを所有され、売却をご検討されている方がいらっしゃいましたら、ぜひ当店コミット銀座の預かり販売・買取をご利用いただければ幸いです。