*出典元:https://www.banger.jp/news/55461/

1986年『トップガン』の世界的大ヒットによりトップスターの仲間入りを果たし、ヒット作に次々と出演してきたトム・クルーズ。

巷ではプレイボーイのイメージが強いかと思いますが、まさにその通り(笑)で、数々の大物女優と浮名を流した生粋の”モテ男”です。ただ、仕事ぶりは至って真面目で、数多くこなしてきたド派手なアクションシーンでは、スタントマンを使わずに全て自分でこなしてしまう正統派アクション俳優の一面も持ち合わせています。そんな様々な顔を持つ彼が、映画の中で着用している時計とはどんな物なのでしょうか。早速見て参りましょう。

トップガン

TOP GUN(1986)

アメリカ・カリフォルニア州ミラマーの米海軍航空基地にある世界最高のエリートパイロット養成学校「トップガン」を舞台に、F14トムキャット戦闘機を駆る型破りの若手パイロットのマーヴェリック(トム・クルーズ)が、仲間たちとの苦闘や恋を通じて成長していく姿を描いた青春映画「トップガン」。

本作よりトム・クルーズをはじめ多くの出演者たちが大ブレイクを果たし、ケニー・ロギンスが歌う主題歌「Danger Zone」もヒットするなど、一大ブームを巻き起こした本作で、主人公マーヴェリック役を演じたトム・クルーズの腕元には、ポルシェデザイン7176Sの着用が確認できます。

こちらは、軍用の強化コーティングとして開発されたPVDの技術を時計全体に塗布したモデルとなっており、軍人が過酷な環境で使用するには最適なモデルとなっています。

*出典元:https://robbreport.com/style/watch-collector/top-watches-movies-timepiece-action-films-hollywood-accessories-2819291/

今年の11月頃には、伝説のパイロット”マーヴェリック”が教官としてトップガンに戻ってくる様を描いた、本作の続編(公開が延期となっていました)が公開されます。歳を重ねたトムクルーズ演じるマーヴェリックがどのような時計を着用するのか、公開が楽しみですね。

*出典元:https://theriver.jp/topgun-maverick-us-trailer/

レインマン

RAIN MAN(1988)

高級外車ディーラーに勤めるチャーリー(トム・クルーズ)は、絶縁状態にあった父の訃報を聞き、遺産目当てに帰省するが、遺産の300万ドルは全て匿名の人物に相続されることとなっていた。その人物が、今まで存在すら知らなかった自閉症の兄レイモンド(ダスティン・ホフマン)であると知った彼は、なんとか金をものにしようと兄を病院から連れ出してロスへと向かうが、、。アカデミー賞主要4部門(作品・監督・脚本・主演男優賞)の他、多数の映画賞に輝いた、バリー・レビンソン監督による感動のロード・ムービー「レインマン」。

本作では、高級外車ディーラーの役柄を重んじてか、イエローゴールドにシャンパンカラーという、とにかくゴージャスな仕様のロレックス デイデイトを着用しています。

*出典元:https://rare-watch.net/watch-info-movie-history-2/#outline__4
*出典元:https://rare-watch.net/watch-info-movie-history-2/#outline__4

お金の亡者となった荒唐無稽な役柄にマッチしている時計ですが、自閉症の兄との関わりの中で、お金より大事なモノを見つけ、最終的には時計を手放す選択をします。色々と考えさせられるストーリーではありますが、手放さないで!と思ってしまうのは時計屋としての性なのでしょうか(笑)

ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル

MISSION : IMPOSSIBLE/GHOST PROTOCOL(2011)

トム・クルーズがIMFの諜報員イーサン・ハント役を演じる人気アクションシリーズの第4弾「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」。

ロシアのクレムリンが誰かの陰謀により爆破され、IMFはその犯行に関与したと容疑を掛けられます。その容疑を晴らすべくエージェントのイーサン・ハントと彼のチームは水面下で行動を開始しますが、徐々に露になっていく核戦争をめぐる陰謀、、。果たしてイーサン達は黒幕を見つけ、世界を危機から救うことができるのか。

毎度お馴染みの激しいアクションが繰り広げられる劇中で、彼が身に着けているのは、チューダー ヘリテージ クロノグラフ 70330N。冒険的、且つ個性的なデザインとイーサン・ハントの暴虎馮河な役柄との相性が抜群な時計であると感じます。また、チューダーの時計がどんな過酷な状況にでも耐え得る、耐震性や耐久性に優れた時計ということが証明されていますね。

*出典元:https://ameblo.jp/maverick1962/entry-11084036571.html

陸・海・空ありとあらゆる場所で誰も想像つかないアクションを行い、観客を驚かせている本シリーズ作品ですが、今回の一番の見せ場はドバイのブルジュ・ハリファでのアクションシーン。何故こんなことをしているのかは、映画をご覧になってからのお楽しみとさせて頂きますが、スタント無しでトム・クルーズ本人が実際に行っているというのに度肝を抜かれます。

*出典元:https://eiga.com/movie/55154/review/

作品を追う毎にアクションシーンはスケールアップしていますが、次回作も現在撮影中ということで、今度は何処を舞台に撮影を行うのか気になるところですね。個人的にはそろそろネタ切れで宇宙を舞台にするのでは、と勘ぐっております(笑)

まとめ

いかがだったでしょうか?

プロフェッショナルで真面目な気質のトム・クルーズは、自身の好きな時計ではなく、しっかりと役柄に合わせた時計をしているように思えます。ただ、そこはやはりトム・クルーズ。どんな時計も更にカッコよく見せてしまう容姿は、他に類を見ないのではないでしょうか(笑)

*出典元:https://front-row.jp/_ct/17190397

大の親日家としても有名な彼は、これまで20回以上日本を訪れています。今後も現役続投を掲げていることもあり、次回作だけではなく、来日した際にどんな時計を着けているのか!?というところにも着目してみると面白いかもしれませんね。

ではまた!

Actor's watch