【アクアマン】ジェイソン・モモアの腕時計 ～Actor’s Watch #205～

 

ネイティブハワイアンの血を引く俳優、ジェイソン・モモア。10代でモデルとして活動しながら俳優業に進出すると、テレビドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』（2011-2012）のドロゴ役で大ブレイクを果たします。

彼の人気を決定づけたのは、DCコミックの人気ヒーローを演じた『アクアマン』（2018）でした。人間とアトランティス人の血を引く本作の主人公、「アクアマン」ことアーサーを演じたジェイソン・モモアは、そのワイルドなルックスで世界中の映画ファンを魅了。公開時点でDC映画史上No.1の興行成績を記録する大ヒット作となりました。

映画やテレビなどで活躍する映画人の腕時計にフォーカスする「Actor’s Watch」。第205弾の今回は、そんなジェイソン・モモアが着用した腕時計をご紹介して参ります。

 

 

カルティエ

タンク ルイ カルティエ マニュアルデイト【Ref.W1560002】

 

2019年、家族揃ってフェンディのファッションショーに招待されたジェイソン・モモア。夫婦共にシースルーのカップルスタイリングで会場を訪れた彼が着けていた腕時計は、カルティエ タンク ルイ カルティエ マニュアルデイト（Ref.W1560002）でした。

茶系のスタイリングに合わせ、腕時計も大人の「エレガント」さを演出するブラウンダイヤルをチョイス。彼の太い腕にドレッシーな革ベルトのタンクという組み合わせは、ワイルド＆エレガントな「ギャップ萌え」を狙ったものでしょう。

 

 

ロレックス

GMTマスターⅡ【Ref.16713RG】

 

続いては、べっ甲縁の眼鏡に黄色のニットで物思いに耽るジェイソン・モモア。ポリネシアンタトゥーが入った腕に着けられているのは、ロレックス GMTマスターⅡ（Ref.16713RG）と思われます。

眼鏡やニットの「ポップ」なカラーに合わせて、茶金ベゼル＆シャンパンダイヤルのカラーリングを選んだジェイソン・モモア。前述のタンクもそうですが、服や小物の色味に合わせた一本をコーディネートするのが、彼のお気に入りのようです。

 

 

A.ランゲ＆ゾーネ

サクソニア【Ref.380.027】

 

大人気カーアクション映画『ワイルド・スピード』シリーズ。現時点でのシリーズ最新作『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』（2023）に、主人公の命や財産を狙う最強の敵、ダンテ役として登場しているジェイソン・モモア。

前作で倒された麻薬王レイエスの息子として、主人公たちへの復讐を誓う凶暴極まりないサイコパス、ダンテ。劇中で彼の腕に着けられていた腕時計は、A.ランゲ＆ゾーネ サクソニア（Ref.380.027）と思われます。

全くダンテらしくない、落ち着いた「シック」な雰囲気のサクソニア。まるで、残虐非道な復讐鬼でありながら、陽気で人を食ったようなダンテの「ちぐはぐ」な性格を腕時計で表現しているかのようです。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか？

野性的でセクシーなルックスとは真逆の「エレガント」「ポップ」「シック」な腕時計を着用することが多いジェイソン・モモア。「ギャップ萌え」の演出に長けた彼の腕時計の選び方は、一般の時計愛好家の方にも良い参考となりそうです。

 

 

そんなジェイソン・モモアの気になる最新作は、全世界で２億本の販売数を誇るオープンワールドゲーム、『マインクラフト』を映画化した『マインクラフト・ザ・ムービー』（2025）。まだ詳細は公開されておりませんが、ゲームの世界に取り込まれてしまった登場人物たちが、現実の世界に戻るためにゲーム内で奮闘する映画になるようで、ジェイソン・モモアはその中のひとり「ギャレット」を演じているようです。

一見すると、ピンクのジャケットを着たロックスターのようなルックスのキャラクターですが、「ギャップ萌え」マスターのジェイソン・モモアの事ですから、ただ強いだけではない、想定外の愉快なキャラクター性を見せてくれるはずです。続報に期待しましょう！

ではまた！