*出典元:https://www.looper.com/
映画やテレビなどで活躍する俳優の腕時計にフォーカスする「Actor’s Watch」。
第171弾の今回は、マッツ・ミケルセンの愛用時計をご紹介して参ります。
ゴールデンウィークに行なわれた、世界最大級のポップカルチャーイベント「大阪コミコン2024」。昨年末に行われた「東京コミコン2023」に続いてのゲスト出演となる名優、マッツ・ミケルセンの一挙手一投足に、イケオジ好き女子たちの熱い視線が集まりました。
出身はデンマーク。知性と野性味を兼ね備えた唯一無二の存在感から「北欧の至宝」と呼ばれ、『007』『スターウォーズ』『インディー・ジョーンズ』など、数々の超人気シリーズへの出演が続くマッツ・ミケルセン。
今回の「Actor’s Watch」は、そんな彼の腕時計コレクションをご紹介して参りましょう。
ユリスナルダン
エグゼクティブ スケルトン トゥールビヨン【Ref.1712-139】
*出典元:https://watch-media-online.com/
こちらは是枝裕和監督の『万引き家族』がパルム・ドール(最高賞)を受賞して大きな話題となった、2018年のカンヌ映画祭からのヒトコマ。主演作『残された者 -北の極地-』(2018)の発表の為に同映画祭を訪れたマッツ・ミケルセン。その腕に着けている時計は、ユリスナルダン エグゼクティブ スケルトン トゥールビヨン(Ref.1712-139)と思われます。
極限まで肉抜きされた地板と、インデックスをブリッジに用いたトリッキーな構造で、まるでムーブメントが空中にあるような浮遊感を見る者に与える、実に不思議な腕時計。この時計のせいなのか、マッツ・ミケルセンの笑顔にも、何か隠された裏側があるように思えてくるような、こないような、、、
ショパール
アルパイン イーグル XL クロノ【Ref.298609-3004】
*出典元:https:/berger.com.mx/
続いては、80歳のハリソン・フォードが「最後のインディ博士」を演じた事で話題となった『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』(2023)のロサンゼルスプレミアから。同作でインディ博士の最後の敵を演じたマッツ・ミケルセンが着用していたのは、ショパール アルパイン イーグル XL クロノ(Ref.298609-3004)と思われます。
ノーネクタイのイタリアンな着こなしに合わせ、腕時計もカジュアルなラバーベルトの現代的なクロノグラフ。『インディー・ジョーンズ』シリーズのエンタメ性やSF精神が腕時計のチョイスに現れているように思えます。
L.U.C パーペチュアル ツイン【Ref.168561-3001】
*出典元:https://www.vanityfair.fr/
続いても2023年、カンヌ映画祭で行なわれた『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』のワールドプレミアに登場したマッツ・ミケルセンが着用していた腕時計は、ショパール L.U.C パーペチュアル ツイン(Ref.168561-3001)。「L.U.C 」は、ショパールの創業者ルイ・ユリス・ショパールのイニシャルを名に持つ、「メゾンの原点」が表現されたマニュファクチュールモデルです。
SS(ステンレススチール)製ケースであることから、エレガントでありながらスポーティーな雰囲気も持つ本機は、知性と野性味を兼ね備えたマッツ・ミケルセンのイメージにまさにピッタリの腕時計ではないでしょうか。
セイコー
ワイアード コジマプロダクションコラボ【Ref.AGAT730】
*出典元:https:/m.facebook.com/
最後は、『スナッチャー』『メタルギア・ソリッド』などの作品で知られるゲームクリエイター、小島秀夫監督との2ショットから。ノーマン・リーダス、レア・セドゥなど、ハリウッドのビッグスターがキャラクターを演じている事で知られるコジマプロダクションのゲーム『デス・ストランディング』(2019)。マッツ・ミケルセンも「クリフ」というソルジャー役で登場しています。
小島監督とマッツ・ミケルセンがドヤ顔で見せびらかしているのは、クリフがゲームの中で着用している腕時計を再現した、セイコー ワイアード コジマプロダクションコラボ(Ref.AGAT730)。文字盤の4時位置には、スタジオのシンボルマークである「ルーデンス」のシルエットが描かれています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ユリスナルダンやショパールといった老舗ブランドの、少しアクティブな雰囲気を感じさせるドレスウォッチがマッツ・ミケルセンの好みなのでしょう。このあたりは、エレガンスと野性味を備えた彼の俳優としての魅力を、腕時計がそのまま表現しているかのようです。
*出典元:https://baba-yaga-not-only.tumblr.com/
そんな「北欧の至宝」マッツ・ミケルセンですが、プライベートは意外にもジャージ好きのオッサンであることがファンにはよく知られています。小島秀夫監督との2ショットでも、青のジャージがジョギング中のオッサン感を演出。まるで私の休日のゴミ出し姿を見ているかのようです。オンとオフのこのギャップが堪りません。
さて、大阪コミコンの閉幕後、マッツ・ミケルセンは大阪京橋の立ち飲み屋街に現れ、飲み食いして帰ったそう。もし次回の東京コミコンに登場する機会があれば、今度は東京の京橋にもぜひ足を運んでいただきたいものです。もしそうなれば、仕事などほったらかして野次馬しに行きますから!
ではまた!