8月25日に、【オーデマピゲ】×『マシュー・ウィリアムズ』のコラボレーションモデルが発表されたことを、皆さんご存知でしょうか。
今回の【著名人シリーズ】では、【オーデマピゲ】とコラボレーションした、今話題のデザイナー『マシュー・ウィリアムズ』にフォーカスしていきたいと思います!ラグジュアリーブランド【ジバンシィ】のディレクターを務め、自身のブランド【1017 ALYX(アリクス)9SM】の創設デザイナーでもある『マシュー・ウィリアムズ』。
そんな彼の手掛けた新作『ロイヤルオーク』、そして『ロイヤルオーク オフショア』のコラボレーションモデルもご紹介しながらお送りしていきますので、ぜひ最後までお楽しみ下さい。
デザイナー『マシュー・ウィリアムズ』とは?
2020年、ラグジュアリーブランド【ジバンシィ】の新クリエイティブディレクターに、若干34歳という若さで就任した『マシュー・ウィリアムズ』。
『ジョン・ガリアーノ』、『アレクサンダー・マックイーン』、『リカルド・ティッシ』に続き、約70年もの歴史を持つビッグメゾンのコレクションを手掛けることとなった彼は、独学でキャリアを積んできた実力派として広く知られています。そんな『マシュー・ウィリアムズ』の才能は、世界的アーティスト『レディー・ガガ』や『カニエ・ウェスト』らも認めており、その革新とクラフツマンシップをベースに創造的で洗練されたデザインは、現代のファッショニスタから多くの支持を得ています。
コラボオファーが絶えない【ALYX(アリクス)】とは?
【ALYX(アリクス)】は、2015年の秋冬ウィメンズコレクションでデビューを飾りました。『マシュー・ウィリアムズ』にとって自身のブランドの立ち上げは「夢」であり、そのブランド名【ALYX】は、彼の愛娘の名前が由来だそうです。デビュー以降は、着実に知名度を高め、2016年「LVMHプライズ・ヤング・ファッション・デザイナーズ」のファイナリストに選出。2017年に拠点をイタリアに移し、同年の秋冬のコレクションからメンズウェアを展開します。2018年には、ブランド名を【1017 ALYX 9SM】に改名し、ブランド初のファッションショーをパリで開催しています。
そんな【ALYX】は、コラボレーションにも積極的に取り組んでおり、2016年に藤原ヒロシ主宰の【フラグメント】、2017年にスニーカーブランド【VANS】、2018年に【マッキントッシュ】、2019年に【ナイキラボ】【ディオール】【モンクレール】、2020年に【ステューシー】とタッグを組む等、ストリートからラグジュアリーまで幅広く協業を成功させています。
『マシュー・ウィリアムズ』待望のコラボレーションモデルとは?
2021年に高級機械式時計のカスタムブランド【マッド パリス】とのタッグのもと、『ロイヤルオーク』をカスタマイズを手掛けた『マシュー・ウィリアムズ』。
今回は待望のコラボレーションであり、【オーデマピゲ】から『ロイヤルオーク』『ロイヤルオーク オフショア』を採用した新作4モデル、そしてユニークピースが発表されました。『マシュー・ウィリアムズ』が得意とするインダストリアルな世界観を表現し、18KYG(イエローゴールド)と18KWG(ホワイトゴールド)それぞれのワントーンでデザインされたモダンなコレクションは、都会的なファッションを愛する人々に向けて表現されています。ミニマルなデザインで37mmから42mmのサイズバリエーションで揃え、『ロイヤルオーク』と『ロイヤルオーク オフショア』の2つのモデルが同じデザインで同時に発売されるというブランド初の展開にも注目です。
引用元:https://www.audemarspiguet.com/com/ja/watch/apxalyx.html
❶『ロイヤルオーク オートマティック』37mm
「Ref.15550BA.OO.1356BA.02」
❷『ロイヤルオーク クロノグラフ』41mm
「Ref.26240BA.OO.1320BA.01」
❸『ロイヤルオーク オフショア クロノグラフ』42mm
「Ref.26238BC.OO.2000BC.01」
❹『ロイヤルオーク オフショア クロノグラフ』42mm
「Ref.26238BA.OO.2000BA.01」
まとめ
以上、いかがでしたでしょうか。
”Challenge the norm(普通を塗り替える)”を意識したという今回のコラボレーションでは、『ロイヤルオーク』を象徴するタペストリーダイヤルをケースと同色のヘアライン仕上げを施し、アワーマーカーやデイトをなくしたミニマルなデザインは個人的にもツボに刺さる仕上がりでした!!
そして、新作の最後の1つ、世界でたった1点だけ製作されたユニークピースは、8月24日に東京で開催されたコラボレーション記念パーティーでオークションが行われ、なんと100万ドルで落札されたそうです!!オークションの売上金は、NGO団体「キッズ イン モーション」と「ライト トゥ プレイ」を通じ、発展途上国の子供達の教育支援や、現地のインフラ整備のために寄付されるそうです。
最後に、『ロイヤルオーク』生みの親『ジェラルド・ジェンタ』によってデザインされ、現代のファッションデザイナー『マシュー・ウィリアムズ』によってブラッシュアップされた今回のコラボレーションは、まさに時空を越えたデザイナー同士の傑作と言えますね!
今回もこの記事が、ご自身のお気に入りの一本を選ぶ際の一助となり、そして時計愛が増すひとつのキッカケとなって頂ければ幸いです。
ではまた!