著名人が身に着けている腕時計が欲しい。皆さん、そう思ったことはありませんか?

腕周りをよく注目して見ると「オシャレなデザイン」や「豪華で存在感のある時計」など、著名人の中には一流の高級腕時計を身に着けている人が多く存在していることがわかります。

そこで今回は、芸人としての顔だけでなく、芸能界屈指の腕時計愛好家としても知られるケンコバさんこと『ケンドーコバヤシ』さんの腕元にフォーカス。アメカジファッションや無骨なバイカースタイルに合わせる腕時計は、どれも精通した”趣味人”らしいラインアップで注目を集めています。ぜひ最後までお楽しみください。

1本目
【ロレックス】
『GMTマスターⅡ』
「Ref.16710」

最初にご紹介するのは、ケンコバさんが初めて購入した腕時計である【ロレックス】『GMTマスターⅡ』「Ref.16710」。

ベゼルカラーが”赤×黒”のみの展開であった前モデル「Ref.16760」に対して、当時既に生産終了していた”黒×黒”と”赤×青”を復刻させて登場しました。ロングセラーモデルということもあり、マイナーチェンジがいくつも施されていますが、中でも2005年〜2008年(シリアルD、Z、M番)に見られる”スティックダイヤル”の人気が特に高くなっています。また近年、ご自身の生まれ年と時計の製造年が一致する個体、通称”バースイヤーウォッチ”をお探しになる方が増えてきていますが、20代後半~30代前半の方々は、一生モノの一本として選んでみてはいかがでしょうか。

2本目
【チューダー】
『サブマリーナー』
「Ref.9411/0」

2本目は、独特な針の形状から、”イカ針”や”イカサブ”などの愛称でも親しまれている、ヴィンテージ『サブマリーナー』「Ref.9411/0」。

“ブルースノーフレーク”とも呼ばれているこちらは、他の【チューダー】『サブマリーナー』とは異なり、四角いインデックスの形状が特徴となっています。プラスチック製フラット風防、両方向回転ベゼル、クイックチェンジ機能やハック機能が付いた「Cal.2784」を搭載しているため、ヴィンテージモデルながらも機能性は抜群。また、リューズには本家【ロレックス】のクラウンマークが刻印されているなど、コレクター垂涎の一本となっています。

3本目
【ヴァシュロンコンスタンタン】
『オーヴァーシーズ』
「Ref.4500V/110A-B128」

3本目は、創業222周年を記念して作られた「Ref.222」を基に、1996年に誕生した『オーヴァーシーズ オートマティック』「Ref.4500V/110A-B128」。

ラグジュアリースポーツウォッチの代表格として、高級腕時計ブランドの中でも一目置かれているこちらのモデルは、同ブランドのシンボルである”マルタ十字”をベゼルに施すなど、伝統をしっかりと継承したデザインに仕上げられています。また、ブルーの文字盤にはラッカー仕上げのマットブルーと、サンレイ仕上げの鮮やかなブルーの2パターンが存在し、2019年頃を境に色味が変わっているため、一度手に取ってみて、どちらがお好みか判断してみてはいかがでしょうか。

4本目
【タグホイヤー】
『モナコ キャリバー12 クロノグラフ』
「Ref .CAW2111.FC6183」

4本目は、F1サーキットから名付けられて誕生した【タグホイヤー】『モナコ』「Ref.CAW2111.FC6183」。

『モナコ』生誕40周年を記念して、新たに自社製ムーブメント「Cal.12」を備えて登場したこちらは、ブルーのダイヤルに白のインダイヤル、赤い秒針を備えた鮮烈なコントラストが特徴で、個性的なフォルムが目を惹く一本です。1970年公開映画「栄光のルマン」で名優「スティーブ・マックイーン」が着用していたことでも有名な『モナコ』ですが、往年のファンの方であれば、是非とも手にしたいと思う魅力的な一本なのではないでしょうか。

5本目
【オーデマピゲ】
『ロイヤルオーク』
「Ref.15400ST.OO.1220ST.01」

最後にご紹介するのは、登場から早10年以上経過し、後継機が誕生した今もなお高い人気を誇っている【オーデマピゲ】『ロイヤルオーク』「Ref.15400ST.OO.1220ST.01」。

2012年に登場したこちらのモデルは、初代から続いてきた39mmケースを41mmにサイズアップしつつも、厚みは10mm以下という超薄型仕様となっていることで、非常にドレッシーな印象に仕上がっています。ムーブメントには2003年から登場した名機「Cal.3120」を搭載していますが、こちらには幅を取らず摩耗しにくい特性を持つ”スイッチングロッカー式自動巻機構”が備わっているなど、後継の「Cal.4302」には無い機構も搭載されており、現行モデルとはまた違った魅力を持つ一本です。

まとめ

以上、いかがでしたでしょうか?

前回の【著名人シリーズ】では、野性爆弾の”くっきー!”さんをご紹介しましたが、その”くっきー!”さんが師匠として崇めるケンコバさんのラインアップは、そのどれもにこだわりが詰まった素敵なコレクションでしたね。

お洒落で茶目っ気たっぷりなユーモアでお茶の間を楽しませてくれるケンコバさんの腕元に、今後も注目していきたいと思います!!

今回も、この記事がご自身のお気に入りの一本を選ぶ際の一助となれば幸いです。

では、また!

著名人シリーズ