著名人が身に着けている腕時計が欲しい。皆さん、そう思ったことはありませんか?
腕周りをよく注目して見ると「オシャレなデザイン」や「豪華で存在感のある時計」など、著名人の中には一流の高級腕時計を身に着けている人が多く存在していることがわかります。
今回は、時計愛好家としても知られるファッションデザイナー、「Fragment Design」の主宰である『藤原ヒロシ』さんの腕元にフォーカス。
パンク、スケートボード、ヒップホップといったストリートカルチャーをハイファッションと融合させ、裏原宿ブームのカリスマとしてその名を世界に広めた藤原ヒロシさん。その影響力は現在も健在で、世界中のファッション関係者から「キング・オブ・ストリート」と称されるほどの存在です。
そんな多くのファンや時計愛好家が注目する藤原ヒロシさんの愛用時計は、一体どのようなモデルなのでしょうか?ぜひ最後までお楽しみください。
1本目
【タグホイヤー】×【フラグメントデザイン】『ホイヤー02 カレラ クロノグラフ』
「Ref. CBK221A.EB0171」
最初にご紹介するのは、2018年に【タグホイヤー】『カレラ』の誕生55周年を記念して、藤原ヒロシさんの【Fragment Design】とのコラボレーションで発売された『カレラ クロノグラフ フラグメントデザイン』「Ref.CBK221A.EB0171」。
このモデルは、初期の『カレラ』が小ぶりなクロノグラフであったことから、39mmサイズでの製作がリクエストされたと言われています。ベージュのインデックスとブラッククロコのブンドストラップが、ヴィンテージの雰囲気を醸し出し、男らしさを際立たせています。また、付け替え用としてNATOベルトが付属しています。さらに、裏蓋はシースルーバック仕様となっており、シグネチャーであるツインサンダーマークと限定シリアルナンバーが刻印されています。
藤原ヒロシさんと言えば、NATOベルトで時計を楽しむスタイルでも有名ですね。このモデルは世界限定500本で、直営ブティックおよび公式サイトのみで販売されましたが、初回ロットが予約開始と同時に即完売したことは、記憶に新しいところです!
2本目
【ロレックス】『デイデイト』
「Ref.18208」
2本目は、大人の色気を醸し出す【ロレックス】『デイデイト』「Ref.18208」。
1956年に発表された当時、日付とフルスペルの曜日を表示する世界初の腕時計として登場したロレックスの最上級モデル『デイデイト』。18Kイエローゴールドブレス・ケースにオニキス文字盤、非常に出回りが少ないスムースベゼルの組み合わせの『デイデイト』は、その希少性と美しさから、多くの時計愛好家にとって憧れの一本となっています。
藤原ヒロシさんの洗練されたファッションに、大人の色気を漂わせるこの金無垢『デイデイト』のチョイスは、まさに彼の美学を象徴しています。上品さと存在感を兼ね備えたこの時計は、ストリートカルチャーとラグジュアリーを融合させた藤原ヒロシさんのスタイルをさらに引き立てていますね!
3本目
【ロレックス】『オイスターパーペチュアル』
「Ref.126000」
3本目は、キャンディピンクが目を引く【ロレックス】『オイスターパーペチュアル』「Ref.126000」。
1926年に誕生した世界初の防水腕時計「オイスター」は、【ロレックス】の名声を築き上げた礎となりました。その直系モデルである『オイスターパーペチュアル』は、クラシックなデザインと堅牢な性能を誇ります。2020年9月に発表されたニューダイヤルは全8色展開。そのうちカラフルな5色は、ラッカー仕上げの文字盤を採用し、ポップで遊び心のあるカラーリングが瞬く間に話題となりました。
藤原ヒロシさんと言えば、【ヴィンテージロレックス】のイメージが強いですが、ストリートスタイルにこのキャンディピンクを取り入れるセンスはさすがの一言です。その大胆かつ遊び心あふれる選択が、多くのファンを魅了する所以ですね!
4本目
【ロレックス】『デイトナ』
「Ref.6263」ポールニューマン
最後にご紹介するのは、通称「白ポール」と呼ばれ、コレクター垂涎のタイムピースである【ロレックス】『デイトナ』「Ref.6263」ポールニューマンの白文字盤。
1969年頃から1972年頃にかけて販売されたこのモデルは、「エキゾチックダイヤル」と呼ばれる独特なデザインの文字盤を備えています。この特徴的な文字盤は、俳優兼レーサーとして知られるポール・ニューマンが愛用していたことから、「ポールニューマンダイヤル」として後に広く知られるようになりました。その希少価値は非常に高く、現在では世界のオークションや専門のヴィンテージマーケットでしかほとんど目にすることがない、極めて貴重なモデルとなっています。
ポールニューマンを現行のボックスに入れ、「デロリアンに乗って買い物に」と添えて投稿するセンスも、藤原ヒロシさんならではの遊び心を感じさせます。時計の歴史的価値と、現代的なユーモアを組み合わせるそのスタイルもさすがの一言ですね!
まとめ
以上、いかがでしたでしょうか?
藤原ヒロシさんは、「シンプルさ」や「機能美」を重視する一方で、時計の背景や歴史を深く理解してアイテムを選ぶことで知られています。そのコレクションには、ファッションアイテムとしての魅力に加え、ストーリーや職人技術への深いリスペクトが込められていることが感じられますね!
今回も、本記事がご自身のお気に入りの一本を選ぶ際の一助となれば幸いです。
ではまた!